「勇気と冷静さと知恵」ホテル・ムンバイ ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
勇気と冷静さと知恵
日本人として平和に慣れ、テロが現実的な話として身近にはない恵まれた私には、もしかしたら見えていない部分があるかもしれない。
でも人為的なことであろうが自然災害だろうが事故だろうが、有事の際にいかに勇気と冷静さと知恵が大切かを考えるキッカケを貰った。
様々な人をモチーフにしたアルジュンの、出だしからのひた向きな働くことへの思いも、現在の日本ならパワハラだと一蹴かもしれない。実際親指とんでもないことになってた。その辺からしてもう生きるパワー違う。
ザーラの、これまた日本人だと理解しがたいシッター頼みな母親像も、途中の穏やかに戦うシーンで見る目が変わる。
様々な面で秀逸な良作。
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