「辛い」ホテル・ムンバイ さやかさんの映画レビュー(感想・評価)
辛い
わー!とか、うー!とか唸りたくなります。
泣きたくなるし(というか映画館で号泣だし、煩いし。私)考えさせられる映画でした。
元々イスラム教徒のお姉さん、彼女が存命だったから明かされることもあったんだなぁと。
えーっと、何を聞いても辛い。
うわーってなります。 別に彼らの味方をするとかじゃないけど、それこそ、洗脳されて実行していた少年たちは多分正直使い捨ての駒だったんだろう。その中で、テロ実行中に家族に電話するシーンがあったんだけど、本当に本当に彼らの味方をするわけではないんだけど、彼らには彼らの正義があったんだろうなと。この行為を肯定するつもりはないけど、トイレがウォシュレットで驚くとか、今私たちも当たり前のことが、未来の話のように語られているシーンを観て、おもうところはありますよね。と。
正直、そういう当時のうやっともやっとかついろいろな感情を持った様子を、それを伝えてくれた、イスラム教徒のお金持ちのお姉さん。
結局ご主人殺されたし、守ってくれた偉そうな(実際偉いおじさん)や、人質たちを見張る彼の発言行動なども、ご存命の方の当時の記憶とかあるんだなと思うと辛い。
正直、多分実行犯の彼ら。少年たち。家にお金もらえる。あいつら敵だしおっけーっとか言われて実行したのかな。
え、だって彼も辛いよ。家族のためにとか。
本当にこういう世の中よくない。
正直、なんで今のこの世にそういうことが起きるのだろうとおもうと、辛いです。
でも新興国はいまだにそういう考えの方も多いし、安全だと、そりゃ誤解するよね。
ニューデリーには特殊部隊いるけど、ムンバイには居ないから放置とか、知らんしそんなの、なってみて、マジか!そうなの?バカなの?頭大丈夫?って思うのは、何故か金を払ってる市民なんだよね。世知辛い。
や、特殊訓令積んでない人が言っても無駄だしわかるけど、や、でもそういうことでもないし、辛い。
15:17パリ行きは同じ実話を元にしてても、正直見所ないしよーわからんな感じでしたが、ムンバイは要所要所辛い。
逃げる事はがわるいわけじゃないけど、逃げた人、それを見守る料理長。
お客さまを売れなくて殺されるフロント従業員のお姉さんら,当時の誇りを持って働いてた方に敬意を称します。
ありがとうございました。