「他人のものなんてない」永遠に僕のもの Miyuさんの映画レビュー(感想・評価)
他人のものなんてない
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タロウのバカ、ホットサマーナイツ、の流れから色々と期待しすぎ、た、?
もちろん主人公のカルリートスは狂ってるし、それなりに過激なシーンもあったけれど、全体的にまったりとしていたようなスピード感が足りなかったような、不完全燃焼に終わってしまった感じ。
これでもかっていうくらいシーンに合った歌詞の音楽とカルリートスの色気がギュッと詰まったシーンなどはよかった
カルリートスのようなサイコパスがやる犯罪を理解しようとしても無駄なことはわかるが、この作品内での彼の犯罪は必然性がないように思えた。どうしてもやめられない沸き立つ感情や性的嗜好、みたいなものが見えず自由奔放すぎて、のその後の感情をもう少し見せて欲しかった。同性愛者の可能性を存分に見え隠れさせた演出も、結局彼はラモンを永遠に僕のものにしたいという願望があったのだろうか?事故後を丁寧に描きすぎていてそこも薄まってしまっていた。
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