太陽の家のレビュー・感想・評価
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【暑苦しいが情に厚い大工の棟梁、少し空回りしながらも”家族”のために奮闘する。】
偶然知り合った保険営業の池田芽衣(広末涼子)の息子を演じた”登り龍”龍生を演じた潤浩(ゆんほ というお名前にびっくり、演技にもびっくり。)の、冒頭の内向的なおどおどした姿から、大工の棟梁、川崎信吾(長渕剛)と出会い、色々な経験をして逞しくなっていく姿が観ていて、嬉しい。 長渕さんのナルシスティックなシーンには”しょうがないなあ”と思いながらも、”直球の感涙ストーリー”に思いっきりはまっていく・・。 (周囲からも、涙している音が漏れ聞こえてくる・・。) これだけ熱い漢だったら在り得るかなあ、と思わせる長渕さんのコミカル要素も絡ませた暑苦しい演技も(何度もすいません・・)、”直球の感涙ストーリー”には合っている・・。 でも、川崎家で一番熱いのは、棟梁の奥さん(飯島直子)ではないかな。一番おっかないのも、奥さんである。川崎家の”基礎”であるのは、間違いない。 瑛太が流石の演技で脇を固め、”娘”かんな(大工の娘でかんなって・・。)を演じた山口まゆさんも熱演である。 <”太陽の家”の前で、信吾が、ある理由で芽衣と別れた夫を龍生に”お前の父親だ”と伝えた時の、 ”頼りないように見えるが、頑張り屋なんだよ・・・。” という台詞を「順子」を歌っていたころの若き長渕さんの姿とダブらせてしまった私である。>
あんたは鍛え過ぎw
ちょっとチャラいけど昔気質の大工の棟梁が、建築現場の近所のシングルマザーと知り合い、大人しい8歳の息子を気にかける様になっていく話。
苗字が川崎、個人事業主なのに島津組?なんて思っていたら、主人公を育ててくれた先代への想いや、そこから来ているであろう娘や左官屋になった弟子への想い、原動力みたいなものがみえてきてアツい。
いや、ある意味超絶自己中で暑苦しい程の押し付けっぷりw
実は嫁さんが黒幕か?と感じでしまう程の一面をみせたりするところなんかはオッサン的にはツボだったりw
無茶のあるというか、無茶ばかりのストーリーもご都合主義も万歳!
人情と優しさが溢れていて感動したし面白かった。
完全に蛇足だけど…
主人公が芽衣ちゃんだったら、8歳の息子を持つシングルマザーの保険外交員が、契約欲しさに鼻の下が長そうな自宅近所の建築現場の棟梁に声かけたら、家が貰えちゃった話ってなっちゃいそうだけど、違うからねww
感動の大作です。
最近は年に30本程映画を観ます、ジャンルはヒューマンドラマからアクション、コメディ、サスペンス、ホラーなど多々。
一般的に名作と言われるものは殆ど観ました。その上で、これほど感動するものは今までに出会った事がありませんでした。
最近では1年前にフォレスト・ガンプでも感動しましたがそれを超えました。
他の映画に比べたらあまりCMで見かける事もなく、映画を観る直前までは、低予算(?)でキャストだけで満足させる映画かな?などと思ってましたが、良い意味で期待を裏切られました。
4回は涙しました。
確かに、冒頭のシーンにおいて、知り合いでもなかった長渕を簡単に家にあげるとか、ん?ってなるシーンは無くはないですが、
最後まで見切ってしまえばそんな事は全く気にならないです。それを超えるものを感じさせてくれました。
長渕さんはこれまでの映画やドラマ、歌においても、
「家族」というテーマを重視し表現される事が多い印象ですが、その一つの集大成とでも言えるのかな、と思いました。
劇場で観て良かったです。
お勧めです。
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