「人間は同じ過ちを繰り返す」トールキン 旅のはじまり ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
人間は同じ過ちを繰り返す
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実話ということ、トールキンが何者か知らず見た。孤児でありながらも、上流階級の学校で人生の親友たちに出会う。彼らを引きつけたのは、言葉、誌、文学。また、孤児として引き取られた家で生涯の伴侶とも出会う。互いを引きつけたのは言葉や音楽。言葉は単体では意味をなさないかもしれないが、詩となり、物語となり、音楽となり、人々の生活を実りあるものとする。しかし、戦争によって、その親友とも一生会えなくなってしまう。人は悲しい時に、文学や芸術に触れると、より一層心を癒やしてくれる。戦争と言う過ちを幾度も繰りす人類への警鐘、人々を豊かにするのは戦争ではなく、文学や芸術であること、そこから得られる友や家族との時間、ということが言いたかったのかな。もう一人の親友がどうしてしまったのか、気になった。
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