「おジャ魔女を見ていた子供」魔女見習いをさがして 0k0さんの映画レビュー(感想・評価)
おジャ魔女を見ていた子供
おジャ魔女はリアルタイムで途中まで見てました。だから作中で「どれみ達は魔女の道を選ばなかった」的なことをさらりと聞いて「そうなの?!」となってた。
でもあの呪文は今でも自然に言えるし初期なら歌もうたえる。それくらいのおジャ魔女度。
主人公たちがおジャ魔女を観てたこちら側の子だったからか、すんなり入ってきました。
OPや最後にどれみ達が出てきたところは「やった〜!」と舞い上がってました。私はどれみ達が観たかったんだよ…
●気になったところ
・レイカ(絵描き)。お父さん、死期が近いのだろうけれど、だからこそせめてお互い納得の上別れてほしかったなぁ。あれは自己完結だ。
・大宮くん(おんぷ推し)。いるいるこんな子…(遠い目)となってました。君が今まで人と上手く付き合えなかったのはその数々の失敗の改善点をしっかり見ていないからでは…?と思ってしまった。SNS炎上の内容は不明ですが、顔隠してるからって他人も写った写真を無断であげるのは擁護出来ない…
諸々好青年で声も三浦翔平だっただけに残念…
・レイカも矢部(ミレの後輩)も挨拶ちゃんとしよ…と思った。レイカは病室の件。お父さんのことで目一杯なのは分かるけれど、こちらは冷静に観てしまってるのでなかなか名乗らないの怖いな…魔法玉が…とか言って事前に接触してるし。矢部は仕事辞めるのは勝手だけど重い…!と思ってしまった。
最後、魔女見習い達が箒を出す為に胸元のタップを押した時の音がおもちゃの音で感動しました。そうだよ、私たちおもちゃで本物の魔女になれたんだよ…
大人になってしまったのは寂しいですが、過去を振り返る良い機会を与えてもらった気がします。
映画は微妙にリアルで微妙にファンタジーでした。
どれみ達があまり出てこなくて寂しかったですが、大人になったどれみ達を観てしまうのも違う気がするので、これで正解だったなと思います。