ロケットマンのレビュー・感想・評価
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良かったけど、ちょっと長くてアッサリ終わる
タロンエガートン歌うま!
#61 日本では人気がなかったE John
どうしても『ボヘミアンラプソティ』と比べてしまう。
でもリアルタイムにエルトンの曲を聴いていた私ですら半分くらいの曲を知らないから、BRほどヒットすることはありえない。
ストーリーはBRと同じように金の亡者の恋人兼マネージャーに利用されちゃったり自分を見失なっちゃったりするんだけどね。
唯一エルトンのほうがフレディより可愛そうなのは母親から"You've been not properly loved."って言われるような人生だったこと。ただの否定形よりもproperlyというところがより悲しさを感じる。
調理法はこれで良かったのかな!?
朝イチの回に観たら、胃もたれしました。今回は少し辛口に。
エルトン・ジョンというエピソードに事欠かない極上の素材を前にして、腕の立つ料理人であるハリウッドの脚本家と監督は気合いが入り過ぎたかしらね。もう少しシンプルに演出してもよかったかなと思いました( ´_ゝ`)
例えてみると、味付けがいろいろありすぎて、私は感情移入がしずらくなりました。ミュージカルシーン入れて軽妙さもあり、重いテーマは一転して重苦しく描いてみせたりね。秘話も無く、あまりに有名なエピソードばかりなのでなおさら、派手な演出は観客を物語に引っ張りこむ力強さが足らなくて、あくまで私の見方ですけど、演出に背骨が通ってない印象ですかね。甘辛しょっぱくて酸っぱくてホロ苦い・・・結局、ボヤけた味わい
食後にさっぱりしたもので、口直しが欲しくなりました。
「曲満載」
ミュージカルだが良かった
ハゲとんジャン!とからかわれていたあの頃を思い出す。
「うちの家系は代々禿げていくから」などと親戚が集まったときに笑い話をする、どこにでもある風景。そんなジョークをまさに口にしたエルトン母さん。ハゲとメガネはエルトンのキーワードとも言えるものだから、その辺りをずっと注視してみました。タロン・エガートンの歌唱力ばかりが注目されるも、時代ごとに髪の毛を抜いていってるな~と感じさせるほどの役者魂に胸を熱くしてしまいました。
今回は友人(ホモ達ではない)と一緒に鑑賞。彼は青春時代をエルトンと共に歩んできたような男なので、曲にまつわるエピソードやウンチクを語ってくれました。バーニー・トーピンとの出会いと、ホモセクシャルであると気づいたエルトンが彼にキスしようとするシーンでは、席を一つずれようかとも一瞬考えたのですが、バーニーの言葉に我に返りました。創作という仕事の繋がりと厚い友情があるからこそ拒んだ姿勢に涙ぐみ、人生にとって最も大切な親友だったのだと感動しました。
父親からは嫌われるくらいの仕打ちをされた少年時代。ロック界で成功して億万長者になっても、その薄い愛は変わらなかったところに愕然とさせられた。やがてマネージャーのジョン・リードとも不仲になり、ドラッグとアルコールに溺れていく・・・もう、ミュージシャン映画のこのパターンは飽きるくらいに観ているけど、成功すればするだけ本物の愛がなくなってゆく。まぁ、プライベートでも幸せなミュージシャンなんてほんの一握りなんでしょうね。家族愛に関してだけ言えば、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)とは真逆かもしれません。
日本でもなじみの深い「ユア・ソング」、『あの頃ペニー・レインと』(2000)でも歌われた「タイニー・ダンサー」、『幸せになるための27のドレス』(2008)でも歌われた「ベニーとジェッツ」、『キングスマン ゴールデン・サークル』でも使われた「土曜の夜は僕の生きがい」などが好きなのですが、とにかく良かった。このタロン・エガートンが全て歌ってることで芸術性は高まってるのですが、エルトン・ジョン本人の歌も聴きたくなりました。
sirを持つ人の人生がこんなだったとは知らなかった
非常にセンシティブな気持ちに
エルトンの苦悩をまったく知らなかった
劇中のエルトンの言葉にも「1975年以降は…」とあったが、確かにその頃までは私も彼の熱心なファンだった。外見がケバケバしくなり、音楽の鮮度が落ちてきて、徐々に彼から離れてしまった。
今作では、神童と呼ばれた少年期、作詞家バーニー・トーピンとの出会い、スターダムへと駆け上がった絶頂期、アルコールとドラックに溺れた低迷期、そしてそこからの脱出と、1950年代から1990年頃までを俯瞰する。
選曲については、70年代前半までの曲がほとんど。それぞれのシーンに合った曲が選ばれた感じで、時系列が無視されており違和感は否めない。
個人的には最初に買ったアルバムが「ホンキー・シャトー」で、一番好きな曲が「ロケット・マン」。なので「ロケット・マン」や「ホンキー・キャット」にはやたらテンションが上がったのだが、一般的にはマイナーな曲なのかも。
エルトン役は「キングスマン」のタロン・エガートン。カッコ良すぎるが、映画はこれでいいと思う。
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」と違ってエルトンを知らない人にはきつそうだが、彼の苦悩に満ちた半生を垣間見ることができる秀作だ。
ボヘミアンは超えられないが…👌
世代的には、正にど真ん中で、あの奇抜な衣装や彼独特の美しいロックン・ロールは、若い頃を思い出します。ただ、もっと聴きたい曲もいくつかあったなぁ。
ミュージシャンの伝記ものというと、ボヘミアン・ラプソディーとどうしても比べてしまい、壮絶な死により、真のレジェンドなったフレディーとは違い、現在もまだ生きているエルトンは、感動ドラマという点では、やや、かなわなかったかな…。
でも、スーパースター・エルトンの華やかなステージとは裏腹に、彼の生い立ちにおいては、両親から愛情を受けることができず、ゲイとして、孤独と哀愁と迷いに満ちた歩みであったことが、十分に伝わってきた。
しかし、フレディーもそうだったけど、大成功したアーティストというのは、初心を忘れ、傲慢になり、友が離れ、酒とドラッグとセックスにおぼれていくのが、常ですね。
エルトン役のタロン・エガートンは、文句無しで良かった。キングスマンの時とは全く違う役柄と共に、吹き替え無しのあの歌声は、ホントに素晴らしかった。その点では、ラミを超えていたかな。ゲイとしてのベッドシーンは、チョット生々しくて引きましたが…(笑)
改めて明日、エルトンのCDを探しにショップに行ってきたいと思います。「Your Song」を聴きたくなりました。
#ロケットマン
最高でした!
ミュージカルを土台として、
エルトン・ジョンの半生を描かれていました。
歌がどれも良くって、
わたしが1番好きなのは、
「土曜の夜は僕の生きがい」です。
ロックン・ロール?の音楽かな?
すっごいノリノリ🎵で、
聞いてすぐに好きになりました!
あとは衣装!!
びっくりしました!!
舞台衣装も私服もとても奇抜で派手で
かっこよかったです!!
サングラスとか何個あんねん!?
と思いましたね。
この映画でわたしが感じたことは、
愛が欲しい
ということです。
幼少期から大人になっても、
愛が欲しい。でも、素直になれなくて、
やっぱり、愛が欲しい
エルトン・ジョンの苦しさが
とても伝わってきました。
「ボヘミアンラプソディー」にも似たようなものがあったのですが、
有名になってからできたマネージャー兼パートナーさんは、悪い人なのかな?
どこまでも切なく、美しく、そして悲しい
「ボヘミアン・ラプソディ」と比較されてしまうのはしょうがないが、あちらが鬱屈した自己をライブエイドでのパフォーマンスで開放したのに対して、こちらはステージの上こそ、主人公の悲しさが強調される構成になっている。
彼の「鎧」である衣装が、より大きく、派手になり、彼の才能が最も輝くべきステージのスポットライトの下でファン達の喝采を浴びれば浴びるほど、彼の孤独は際立っていく。
エルトン・ジョンを演ずるタロン・エガートンは、濃いめの性描写にも果敢に挑戦していて素晴らしい。
この物語において象徴的な「Goodbye Yellow Brick Road」がいつも流れている。
彼の活躍は、一方で酷く虚しい、ドロシー達が歩いたあの「黄色のレンガ道」なのだ。
そしてタイトルの「ロケットマン」。
ラスト。
施設へ入った彼のいわば「魂の救済」のシーン。
しかし、本当の意味で彼が救われた訳ではなく、彼は自分との向き合い方、「個」のあり方を見つめ直す。
天才であったが故に、彼は地獄にさえ安住の地が与えられなかった。
彼の愛するものは手に入らない。しかし世界中で彼と彼の作品は愛され続けている。なんという皮肉。
彼がまだ健在で、映画にしっかり関わっていることにも、大きな意味がある。
どこまでも切なく、でも美しく、そして悲しい物語。
ここまでさらけ出すのは天晴
アーチストの伝記映画は、主人公が生前か後かで描き方が異なり、生前の場合はとかく美化されるとパンフにも記載されてましたが、この作品は負の側面も多いエルトンのキャリアも生々しくさらけ出す形になっております。彼自身もそれが一番の目的だと話してます。
デヴィッド・ボウイやロッド・スチュアートなどの同時代の英国ソロアーチスト達に比べ強い野心は無いのに(あくまでも私見)、下積み期間もなくトントン拍子で売れっ子になっていき、激変した生活に我を顧みることなくジェットコースターに乗り続けた様子がよく分かります。
深い絆で結ばれたバーニー・トーピンとのコンビで、長い間数多の名曲を世に出し続けた功績をこの映画で知ってほしいですね。
名曲ばかりで漏れてしまうのはしょうがないですが、Philadelphia Freedom、The One、Empty GardenやLevonも聴きたかった!
切な過ぎる goodbye yellow brick road
特筆すべきはエガートン。
ルックスは本人よりも洗練されてる故エルトンには見えないけど、歌唱はかなり特徴掴んでたし演技も存在感も圧巻でした。
曲のラインナップはもっとベタでもヨカッタかも。
但し「your song」の場面は鳥肌立ちました。
それと、あんなに切なくて悲しい「goodbye yellow brick road」は初めて聴いた。
以前から素晴らしい曲にそぐわない歌詞だと思っていたけど、ああいう背景があったんですね。
あと、、、
薄毛もセクシャリティも包み隠さずOPENにしたのは、エルトン姉さん「男前!」でしたが、ある意味エルトン姉さんの象徴ともいうべきズラ姿は、流石にNGだったのかな?
ともかく、久しぶりに見てヨカッタと素直に思えた作品でした。
エルトンの曲でミュージカル作りました
ボヘミアンラプソディのイメージがまだ残っているからどうしても比べてしまう。アーティストとして全然違うんだからと思いながら観てたら、意外と似たような話になっていたことに驚いた。やっぱり売れるとこんな感じになってしまうものなのか!
さて本作だが、個人的にはミュージカル仕立てだったのがダメだった。エルトンがダンスするなんてイメージがないから違和感がすごい。そしてストーリーに山場がないことも物足りない。曲ができてレコーディングしてツアー出てという過程が結構淡々としていた気がする。親に愛されなかった(と感じていた)悲哀はあるものの、少し話としては弱いかな。
でも、音楽はよかった。タロン・エガートンが歌うんかい!と思っていたが、違和感なかったし、むしろ素晴らしい歌唱力。この曲をデビュー前に弾いてる!みたいな楽しさもあったりして。曲にまつわるエピソードとかは足りないが、最初から最後までエルトン・ジョンの曲の素晴らしさは感じられる映画だった。PVを再現するのもボヘミアンラプソディと同じで笑えた(あのシーンは好きだし、好きな曲なんだけど)。
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