「ジョン・リードって・・・(笑)」ロケットマン るうくさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・リードって・・・(笑)
時期的監督的にも「ボヘミアン・ラプソディ」と比べしまいそうなのと、エルトン・ジョンは曲は良い曲が多いけど、キャラクター的には遠巻きにしてしまっていたので、なんとなく見始めたのだけど、意外とすごく楽しめた。
ボヘラブでは歌はフレディの声を使ったことで、パフォーマンスを見ていてやはり若干の違和感を感じたけれど、タロン・エガートン自身が歌も演奏も演じきったのがとてもしっくりくる。
ミュージカル仕立ての中で、妄想と現実が錯綜しつつそれがエルトンの内面を表しているようで、とても仕掛けがうまいなぁと思ったりも。
そしてジョン・リード。
どちらの映画でも敏腕だけど人間性がな・・・と思わせるところが共通だったりで、ある意味名前が一番記憶に残るとも言えるかも(笑)。
人気も下降気味で少し過去の人の感じもあった80年前後当時だったけれど、ちょうどI'm Still Standingの入ったアルバムからチャートに戻ってきたのを覚えている。盟友Bernie Taupinもその期間ソロ・アルバムを出していたりもしたけれど、結局再度タックを組み直せて本当に良かった。
映画を見てしみじみ思った。