いなくなれ、群青のレビュー・感想・評価
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えっ、現実のこの人たちはどーしてるんですか!? 捨てられた部分だけ...
えっ、現実のこの人たちはどーしてるんですか!?
捨てられた部分だけが自分探しとベターハーフ探し?
恐い。
そういう意味でミステリ。
絵は綺麗。
遺失物係のところでグレーディングしすぎ?
この映画のこのぐらいのふわふわかつストイックな揺れが好き。
「ハンディでストイックで微妙な揺れ感が欲しいはらやとカメラマンに言うと、なんでわざと周期的な揺れになるんだろう?と思ってたのだけど、これはどんなふうに撮ってるんだろう?
この感じの揺れで撮ってくれたカメラマンは今までに2人ぐらい。
そのうち1人は、ちょっとマクラにする時の座布団みたいにウレタンマットを折り曲げたのの上にカメラを乗せて揺らしてた。
この映画のカメラマンさんはどうやってるんだろう?
映画の撮影って、一度見てみたいなぁ。
奇を衒いすぎ、小難しい、鑑賞側に分かりづらい設定
小説はいつの時代も二番煎じではなく少し変わった設定であったほうが実写化される可能性が高いですよね。
実際にこの作品もそうだと思いました。
この作品は小難しく理解するのに時間がかかる、又は理解できないままラストを迎える方も少なくない作品だと感じました。
もちろん面白いと感じる人もいるとは思いますが、奇を衒いすぎた結果ラストまでの方向性を見失っているように思いました。
それを鑑賞側に「理解しろ」と言われているような感じがして個人的には苦手でした……
横浜流星さん、飯豊まりえさんといった若手ブレイクキャストで実写化した割には上映期間にそれほど話題にならなかった事も記憶しているので、実写化には不向きで小説止まりのほうが良かった作品かもしれません。
突飛な設定なうえに物事の本質が全く見えない
初鑑賞
原作未読
柳明菜監督作品初鑑賞
脚本は『映画 賭けグルイ』『映像研に手を出すな!』の高野水登
ジャンルはミステリー
タイトルは惹かれる
出演者は平均年齢が低く美男美女が多いがあまり魅力は感じない
ありがちな学園ラブストーリーかと思ったがまるで違った
魔女によって階段島に捨てられ完全に隔離された人々の話
無くしたものが見つかれば島を出ることができるらしい
突飛な設定で容易に飲み込めない世界観
わけわからん
下北沢で舞台をやるような内容
島の高校生で悲観主義の七草に横浜流星
七草の幼馴染で島で再会した真辺由宇に飯豊まりえ
七草のクラスメイトで傍観者の堀に矢作穂香
七草の少々チャラいクラスメイト佐々岡に松岡広大
七草のクラスメイトで眼鏡をかけた委員長水谷に松本妃代
バイオリンの弦を無くした島の中等部の豊川に中村里帆
七草たちの担任トクメ先生に伊藤ゆみ
郵便局員の時任に片山朋美
タクシー運転手の野中に君沢ユウキ
管理人のハルに岩井拳士朗
ナドに黒羽麻璃央
捨てられた人格ってなに?
種明かしされてもこれだけしっくりこないミステリーって珍しい
自分が頭悪いせいなのかな
映像は悪くない
今後の柳明菜に期待したい
静かに進むストーリーに惹き込まれる。
少しファンタジックな描写もあり
ストーリーも独特でしっかり入り込める作品✨
一切の前情報無しで観ると、
少し置いてけぼりをくらいましたが、
きちんと丁寧に解消してくれました‼️
美しい描写、丁寧な作り、出演陣、
本当に「観た感」が強い素敵な物語でした🎬
前半これはつまらなそうだなぁと思いながら見てたけど後半は盛り返した...
前半これはつまらなそうだなぁと思いながら見てたけど後半は盛り返した感じがする。
島の謎については中盤でしっかり説明が入るからわかりやすいし、自分自身が切り捨てた部分ということがわかるとそれぞれのキャラクターが生きてくる。
映像やセリフも独特の美しさや情緒があって良いと思う。
青春のさわやかさみたいなものも感じられるラストで、すごく面白いかと言われると微妙だけど見て損はないと思う。
台詞回しが苦手
何かに捨てられた人間が生活する階段島。出ることの出来ない島でありながら島民はそれを受け入れていて…。
同名小説の実写化作品。作品のメッセージ性は嫌いではないが、どうしてもこの手の作品に多い詩的な口調の台詞回しが実写だと苦手だと感じる作品でした。
んー
横浜流星が好きだったので、見ました。
最初はとても良かった。
なんでなんだろう、どうなっていくんだろう、魔女は誰?何がしたいんだろう?ここはどこなんだろう?なんでここに来たんだろう?という謎がたくさんあって一つ一つ解き明かして行くのかと思ったら謎がまた多くなって、、、結局ふわっとしたまま終わったような。。。
飯豊さんはすごく可愛かった。
ラノベを読んだような爽やかさとやや難解なギミック、挑戦的な青春モノ
突然何かに駆り立てられるかのように気になった本作。青春をテーマとした若者の物語が好きな私にとって、なかなか好みにあっている。
この作品で描かれるのは、階段島の謎と高校生らしい青春の甘酸っぱさ。ここに生きることが何より安泰だと捉える七草と、とことん自分の疑問を解決しようと奔走する真辺由宇。
どちらも難しい役どころではあるが、のび代を感じるふたりの心模様に気持ちが高揚する。美しくて柔らかい、空気の綺麗な青春は、ラノベを読んだような爽やかさを感じさせる。
売れっ子ふたりの前夜のような作品。10代で観るべき映画。割と敷居も低いので、もっと話題になってもいいかな…と思う一本。
難解だがモチーフとしてあり。
自分が無くしたものは何か?
ファンタジー要素を現実的に盛り込んだ映画。
ありえな〜いと言ってしまうと成立しない。
だから映画は楽しいのだ。
飯豊まりえさんの良さが作品の中で爆発している。
彼女はもっと起用されてもいい女優だと常々思っている。
横浜流星さんは、個人的に好きな俳優ではない。
やっぱりこの映画でもそんな感じ満載の演技。
彼はもっと殻を破る様なダーティーでダークな仕事をした方が数段上がる気がする。事務所の意向なのか。
知名度の低い(私の認識不足か)脇役たちが、かなり名演技で作品を引っ張ります。
彼らのこれからの出演作品に期待と待ち遠しさが入り交じりました。
この2人が無くしたもの。
このままだと永遠に結ばれない⤵️
台詞の言い回しや雰囲気がよかった
台詞の言い回しとか雰囲気とかが好きだった。
キャスティングもよかったと思う、個人的に松岡広大と矢作穂香と黒羽麻璃央が出てたのはポイント高かったし主演の2人も演技が上手でよかったと思う。
伏線もそれなりに回収されていたしそれまでの過程も悪くなかったのでOKという感じ。
まあもう1回は見ないけど、多分もともと何回も見るような話ではないよね。軽い謎解き映画だし。
何かを失った人間が集められる謎の島。 島から出るには失ったものを取...
何かを失った人間が集められる謎の島。
島から出るには失ったものを取り戻すしかない。
ただ、島民は普通に暮らしており、地獄でもなんでもないので危機感もない。
よく分からない世界だ。
私はてっきり堀が魔女だと思っていたが、結局誰が魔女なんだ。
失った自分、って誰?
階段島という島があり、そこにある高校が舞台、全員がここにやって来た理由も経緯も覚えていない。
主人公(横浜流星)は、海岸で幼馴染の女の子(飯豊まりえ)と出会う。
女の子は自分自身がこの島にやって来たことに怒っている。
この世界に入り込める人はいいかも。
ふわっとした
原作未読で鑑賞
最初から最後まで色んな事が謎だらけな作品。
謎の答えが出たような出なかったようでふわっとした気分で終わった。
でも素敵な空気感と映像美で最後まで退屈はしなかった。
あんなにはっきりと自分の意見を言える彼女が羨ましい…
原作が好きすぎて…
私は原作シリーズが大好きで、全6巻何度も読み返しています。
なので、正直実写版の予告を見た時から絶対見に行かないと思っていました。
原作を知っている分、比較してしまってガッカリしてしまうと感じたので。
けれどDVDが発売されて、レンタルショップで見つけて、もしかして映画もものすごく面白かったりしたら嬉しいなと、食わず嫌いせずに見てみる事にしました。
映画自体は映像も綺麗で、ただの恋愛映画として見たとしたら登場人物全てに物語を感じる良い作品だと思います。
でも原作と違う点があまりに多くて、やっぱり比べて見てしまいました。
キャストの皆さんの演技もすごく上手いのが分かるし、感情も伝わってくるのですが、配役がしっくりこない…
個人的には真辺はもっと目力があるというか、芯が揺らがず、凛としたイメージだったので、どこか柔らかい雰囲気を感じる飯豊まりえさんよりも、堀役の矢作さんの方が合っている気がしました。
あと、原作でもトクメ先生が大好きなので実写版で仮面を着けていないのにガッカリしました。
なのにエンドロールを見ていたらやっぱり役名はトクメ先生、となっていて仮面を着けているということが、この物語において大切な部分じゃないの?と思いました。
ナドくんに関しても、名前に関しては真辺から「ナドさん」という言葉が1度出たキリで、七草も100万回生きた猫と呼んでおらず、これでは原作を読んでいる人ならともかく映画を初めて見た人からはあまりに分かりにくすぎると感じました。
他にもハルさんのキャラが全然違う、など小説と違うものとは思いつつもあまりにも原作と違いすぎて、やっぱり残念でした。
私が細かいところを気にして見すぎたんだろうとも思うのですが、映像綺麗なのに横顔のシーンで髪が顔に引っかかっていたり、こだわっていないように感じてしまって、最後まであまり映画に入りこめず…
世界観、雰囲気は原作と同じく不思議で透き通った感じがあるのですが、そもそも原作自体、理論的で集中して読まないと理解が難しいところがあるのに、そこが映像じゃなく語りになっていたり、分かりにくかったり、全体的に雰囲気だけで、肝心の内容が曖昧になっていると思いました。
これだったらわざわざ実写にしないでもいいんじゃない?と正直感じます。
大好きな作品だったからこそ、もっともっと丁寧に映像化して欲しかったし、小説がもつ言葉や雰囲気を映像で全部表現出来ていたらとても凄い映画だったと思うので、残念です。
とにかく映像美
なんと言っても映像美。青のフィルターがかかったような感じ。そして、どこですか?あの山のシーンは!すっごく素敵すぎた。
約束しよう。私たちは必ずまた出会うんだよ
この言葉が素敵すぎた。まりえちゃん、流星くんらが持つそれぞれの芯をしっかりと映像に収めているなと感じた。
最後のセリフを是非味わって欲しい‼️
私は原作が好きです。
原作シリーズは文庫で全6巻、そのうち、4巻まで読んでます。話としては、第1作目だけでもひとつの完結した物語として十分に読み応えがあります。
私は物心ついてからずーっと、他人との関わり方における問題のほとんどが、自己の自意識に起因しているのだということにある時、気がつきました。そういう私にはとてもしっくりくる内容なのです。
(自意識とか自己の内面を描く小説・映画はたくさんあって、最近では原作、映画とも強く印象に残る出色の出来だったのが『勝手にふるえてろ』でした。)
この映画の前半は、原作を読んでいない人にとっては、なかなかその世界観についていけないまま進行します。
ファンタジー色が強いくせに、セリフは理屈っぽい原作の雰囲気をどう受け入れてもらうかに腐心しているのは伝わるけれど、原作を知らない方には正直言って、状況も登場人物のキャラクター設定も腑に落ちないままだったのではないでしょうか。
しかしながら主人公二人の他、委員長とか堀の人物像が、ストーリーや映像やセリフを通じて何となく分かりかけてきた頃には、真辺由宇の存在がなぜ〝キケン〟なのか、真辺との関係性が生まれることによる変化は、初めは危険なのに、いつのまにか相手を強くする作用として働いていることに気がつき、映画の世界にどっぷり浸かってしまいます。
階段島とは何か。
魔女は誰なのか。
魔女は何の目的でこの島を作ったのか。
最後まで謎は明かされないので、不満な方もいらっしゃるかもしれませんが、思春期や青年期にあれこれと自分の内面と格闘してきた経験のある人にとっては、とても懐かしい痛さと眩しさとに包まれる映画です。
〝どうしても好きになれない自分〟との付き合い方は、もうとっくに慣れた、と思いこんでいる大人の人たちにとっても、鮮烈で清々しくて、気持ちのいい作品だと思います。
七草と真辺の関係性をもう少し具体的にイメージしたい方のために、原作から一部引用します。
真辺の真っ直ぐな発言に対する七草の言葉。
『違うよ、真辺。あらゆる言葉は、誰かを傷つける可能性を持っている。明るい言葉でも愛に満ちた言葉でも、どんな時にも間違いのない言葉なんてないよ』
『でも君はちょっと極端なんだ。正しいことの正しさを信じ過ぎている』
もうひとり、気になる堀さんについての七草の見方。
『きっとあの子は、そういうことに敏感なのだ。つまりは、人間関係が持つ強制力について。』
原作でも、映画でも、最後の真辺のふたつの言葉が私は一番好きです。ここには書きません。ぜひ、原作か映画で確かめてください‼️
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