空の青さを知る人よのレビュー・感想・評価
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空の青さを知る人よ その後 考察
少し自分と重なるところもあり泣いてしまいました。
観賞後はその後について考えたくなります。
一応エピローグとしてエンドロールでその後の写真が流されますが、細かいことはわかりませんよね。
そこで小説を買ってみました。その後について気になった方は是非読んでください↓
まず、あおいは東京に上京します。エンドロールに合格発表の写真があったので大学に行ったのかもしれません。
そしてバンド「ガンダーラ」を組んでいるそうです。
ライブなどのスタッフも正嗣とチカちゃんがやってくれてるそうです。
あかねとしんのは2022年5月に結婚します(エンドロールより)が、しんのは夢を追っているので相変わらず東京で1人暮らしです。
遠距離結婚をしていますが、あおいのライブを2人で見に行くなど幸せそうです。
ちなみに2022年はあおいが成人した歳ですね。保護者としての役割を終えたあかねはしんのと結婚したと思うと感慨深いです。
3人ともバラバラに暮らしていますが、多分しょっちゅう会ってるのではないでしょうか。
井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る。
田舎で残るあかねも、上京して夢を追っているあおいも、追い続けているしんのも、みんな幸せになれてとても良いですね。
いい映画でした。
タイトルなし
若い人だけでなく大人も楽しめるかな。 あおいとしんののまっすぐなところは、歪んだ大人にはちょっと青臭くてこっぱずかしいところはあるけど、ドキッとさせられます。 天気の子もそうだけど、自分の気持ちに一直線な若者の出る映画を見て、自分がオッサンになったのを実感…
まるで別人!
しんのから慎之介へ
年を経てのメンタルや共感能力が劣化しすぎ!
若い時の記憶も無くしているのか?、あかねピンチの連絡を受けた反応は完全に別人レベル。
とはいえ、あかね姉さんがいれば、この先幸せに暮らせるだろうし、案外子供が出来たら良いお父さんになるかも(誰にもわからないが)。ここから先の人生が長く大事。
年をとることと成長。男女の縁と幸せについて考えさせられる。
ヒロインが太眉で、尖った性格。
若干切れた感じで開き直る告白(友人)シーン
が新鮮だった。
正直見に行くか迷ったが
他と違ったヒロイン像が見れ良かった。
(あいみょん:主題歌が見に行く動機だったが)
アニメはこの映画のように、もっと色々なヒロイン像があって良いと思う。
良く練られた話
冒頭のお寺のお堂でのやり取りが「もう少し台詞考えられるだろ」って練られてない感じがしたのね。それで脚本大丈夫かなあって思ったんだけど、大丈夫だった。 物語が少し進んで思ったんだけど、登場人物がみんなコミュニケーションうまくないんだよね。それで色々とみんなモヤモヤするという。これ、劇場で観てるアニメファンも大半はそうだろうから、ここで共感得るようにしてるんだなと思ったの。 キャラクターも類型的なんだよね。特に あかね は「こんな人いないよ」という聖母設定。あおい+あかね、しんの+慎之介で一つの人格になる感じにしてるのかな。 しかし、その設定で、エピソードうまく入れて、ラストに向かって盛り上げて、まとめてくるから見事。こんぶとツナマヨも効いてる。 色々と考えて作られてるなっていう作品だったよ。
オジさん視点で見る事も出来る良作です!
あの花ファンです。 新海誠作品の異常な景色描き込みを見た後で、若干絵が荒いように見えました。いえ、十分綺麗ですが(笑) 当方、41歳。慎之助目線で見ることになりました。 今の自分にとって、今の、平凡でも娘と妻に囲まれる生活は充分過ぎると思ってますが、 18の自分が見たら、やっぱり「違うだろう!!」と言われてるかも。なんて思いながら。。 良作でした。泣くなら、あの花には敵いませんが。
期待を裏切らない作品
見たいものを見せてくれた,という印象.
自分の場合は特定の誰かに強く感情移入するということはなかった.
しかし,気丈に振舞い続けてきたあかねの思い,板挟みに揺れ動くあおいの感情と,そして,一度は自暴自棄に近い状態になりながらも再び前を向くことができた慎之介と,いろいろな思いが丁寧に描かれていて,浸み込むような自然な感動が得られた.
『あの花』もそうだったと思うが,作中の不思議現象は確かに起きているものの,あくまで心理的なものの象徴として不思議なまま描かれている.この点が,余計な考察をさせることなく,見せたいもの/見たいものを観客が自然に受け取れる所以なのかもしれない.
『ここさけ』を見る機会をずっと逃しているので,その内見たい.
素晴らしく突き抜ける
テンポ良く展開が速いのですぐに引き込まれる。風景の緑が美しい。姉妹の温かい気持ちと真直ぐなあおいが気持ち良いです。 テーマとなっている音楽。音が苦と皮肉る感じも絶妙。 女子のベーシストという設定もいい感じ。 当たりの作品です。 もう1回観ようかな。 是非映画館で🎦
なんだろう
何も残らない。自分の中に。 吉岡里帆の声と口調は落ち着いていて大好きなんだけど、 途中から役ではなく吉岡里帆にしか聞こえなくなった。 思ったより独特なのかな。 吉沢亮、うまい。いい声だ。 あいみょんの歌が映画に全然合ってない。 ましてや慎之助が歌うような歌ではない。 あいみょん好きだけど。 ファンタジー的な部分が結構違和感。 テーマやメッセージ的なものは ある程度理解できたと思うけど、 なんでかな? 何も残らない。 自分は、あかねが主人公のように感じた。 ひとつのこと、自分が選んだこと、 それは妹の世話をすること。 それを懸命にやり遂げ、 その終わりに気づいて、次に向かう。 立派だと思う。 その生き方を自身に投影できると、 すごく感動するのかもしれない。 あと、あおいのベースかっこよかった。
大人同士の距離感がたまらなくリアル
観る一番印象に残った。二人とも過去の想い出にすがり、人の年齢によって刺さる箇所が違う映画だと思う。
私はあかね・しんの・みちんこに近い世代なので、彼らが現実にもがく様が自分の事のように感じた。
特にみちんこがトラブルに直面して東奔西走する様は、心当たりがありすぎて胸が苦しくなった。
二人のしんのがあかねに話す終盤のジーンズが一番好きだ。過去のしんのははっきりと好きと言うが、今のしんのは遠回しに、あかねの想いを探るように想いをつたえる。10代と大人の差が一番出ていていると思う。
「空の青さを知る人」になりたい
話題の劇場アニメだけあって、絵はとにかくきれいです。とくに実写かと見紛うほどの背景は本当にすばらしかったです。近々、埼玉に旅行に行く予定があるので、秩父にも立ち寄ってみたくなりました。これはまた聖地巡礼が盛り上がりそうな感じです。 あいみょんの歌も、作品の雰囲気がよく出ていてよかったです。普段は劇伴には意識が向かないことが多いのですが、本作ではあいみょんの歌声が心地よく響き、作品世界を豊かにしていると感じました。 設定は少々込み入っていますが、メインストーリーはシンプルで、あおいや慎之介の成長物語としてもラブストーリーとしても楽しめました。そして、その傍らに寄り添うあかねも魅力あふれるキャラとして描かれていました。 そして、なんといっても秀逸なのは「空の青さを知る人よ」というタイトル。鑑賞するまでその意味がわからず、考えもしなかったのですが、終わってみればここにすべてが詰まっていると感じました。「空の青さを知る」とは、まだ見ぬ大海に夢を馳せ、新世界に身を投じることも悪くはないが、身近なところにも大切なものやすばらしいものがあることを知る、という意味ではないかと思いました。こういう人間になりたいものです。 ただ、前半はやや間延びした印象があったり、キャラに感情移入しにくい部分があったりと、不満がないわけではありません。中でも、最も残念なのは、アニメ作品にありがちなキャスティング問題。残念ながら本作も例外ではありません。吉澤亮くん、若山詩音さんはなんとか及第点としても、吉岡里帆さんには荷が重かったように感じました。本作におけるあかねは、かなり重要な役どころなので、やはり本職に任せるべきだったでしょう。なぜ実力のある声優を起用しないのか、劇場アニメを鑑賞するたびに疑問に思います。これが大人の事情というやつなのでしょうか。
期待どおりの作品
超平和バスターズ作品は「あの花」以来2作目です。
あの花も好きだったけど、あからさまに泣かせに来てるとこもあり、今回の方が好きかな。
序盤に子供と大人、それぞれの色んな葛藤が丁寧に描かれ、終盤でそれぞれが葛藤を取り払うという感じで、終盤の爽快感が本当に良かった!
「ここさけ」も観たいと思います。
天気の子の須賀さんに共感する人はきっと好きな映画
夢を追うことの難しさに直面しくすぶっていることを自覚しつつも現実を見て生きる大人と、 向こう見ずに純粋に突き進む高校生の双方が バランス良く描かれていてどちらにも共感できる。 天気の子で帆高に心動かされた須賀さんに共感した人はきっと好きになる映画だと思う。 すっきりとしたエンディングで後味もとても良かった。
聖地巡礼が捗るな
あおいとミチンコ2人ガンダーラは魅せた、かっこいい! 序盤の街中でのベース練習場面も良かった。 物語は原作小説など無い様ですがライトノベルで充分通用する位、誰もが主人公となる青春群像劇、シンプルでライトな大幹、刺激的な構成が巧。 背景作画は実写と彩画のハイブリッド、 昨今は海外アニメーションでも試行されていて国内でも先の「薄暮」では興味惹かれたが、これは易い実写映像の手前にアニメキャラを置いただけ感強く、「心が叫びたがってるんだ。」から粗進歩無し、あと何と言っても車が酷い、アニメーターと言えはメカ・クルマ・バイク好きって印象が(勝手に)あるが、このアニメ製作者達は車嫌いなんでしょうか。 人物描写は画面中央さえ見てれば其々アップになり現在の心情を語ってくれる安心安定なカメラワークisジャパンスタンダード、 キャラの設定は鉄板ですが悪くない、 挿入歌たちはライトな青春群像劇にマッチしてるでしょう。 良い物語です、実際私も中盤以降は泣きながら観てました、ただこの脚本さん達は然程アニメに思い入れがないのでしょう、アニメーション作品を創る為の脚本とは言い難い(必要になりそうな作画は最後の大ジャンプ位、でもあれ要らんでしょ)、 声優に俳優使う位ならその俳優さんでの実写映画で良かったんじゃないでしょうか。 実写映画化されればそれも観てみたい。
個人的に合わなかった
岡田麿里(脚本)×田中将賀(作画監督)×長井龍雪(監督)からなる「超平和バスターズ」の最新作! 特に岡田麿里は、自分がここ数年で最も感動した映画「さよならの朝に約束の花をかざろう(以下、さよ朝)」を作って以来のアニメ映画なので、自然と観ようと思いました。 今回はバンドをテーマにした内容です。 自分は音楽好きですし、バンドがメインの映画は「シングストリート」等、好きな作品が多いです。 この映画は結構評判良いのですが、僕は正直好きになれませんでした。 うーん、あまり面白くなかったです。 ここからはいつものように、好きな所と嫌いなところを分けて書きます。 ①好きだった点 この映画の内容は、主に主人公の姉妹愛と初恋の相手とのやり取りがメインでしたが、主人公の姉妹愛の描写は良かったです! 正直親がいない理由は少し強引な気もしますが、それがあってか姉妹とのやり取りは結構興味深いです。 妹のあおいは思春期で不器用な部分や素直になれない部分もありつつ、それでも姉のあかりが大好きな心情は映画の中で凄く伝わってしますし、吉岡里帆演じる姉も結構良かったです。 その二人のやり取りは感動出来ました。 また、しんの役の吉沢亮は今回が初声優だったそうですが、普通に上手かったです! 影のある感じと感情的な演技はまさしく声優ボイスでした。 また、あいみょんの曲もこの映画に合っていて良かったです。 曲の良さもこの映画を持ち上げた気がします。 以上が好きだった点です。 ②嫌いだった点 まずはキャラクターです。 好きになれないキャラクターが非常に多いです。 主人公のあおいも、あまり好きになれませんでした。 常に本編における彼女の行動が右往左往していて、何がしたいのかたまに解らなくなりました。 一番嫌いだったのが、しんの。 高校生の時のしんのはまだ思春期っぽいので許せるのですが、大人になってからが本当に嫌いです。 いろいろと挫折を味わってるのは理解出来ますが、それにしても性格が悪いです。 バックバンドでリハーサルする時に主人公達に指摘したりするのですが、「注意」というよりは嫌味にしか感じないし、序盤のあかねとのやり取りはしんのをぶん殴りたくなりました。 「しんの」に関する問題点はまだありまして、 高校生のときと大人の時と同一人物に見えない事です。 高校生の時は人懐っこくて優しい感じなのに、大人の時は素っ気なくてただの嫌味なやつです。 こういう性格になった理由も一応描かれていますが、そこの描写が結構弱いので、しんのがただの嫌なやつにしか見えないです。 もう少し高校生の時の性格を少し残した方が個人的にはしんのに愛着が沸いたと思います。 あと嫌いだったのがストーリー展開です。 この映画では、「主人公の姉妹愛」と「初恋の相手とのやり取り」、「過去の自分と向き合う話」、あと「地元の音楽イベントに奔走する話」が描かれていますが、それが右往左往していてごっちゃごちゃでした。 これは「さよ朝」との比較になってしまいますが、聞いてください。 自分が「さよ朝」が大好きな理由は、いろいろな要素やキャラクターを盛り込みつつも、メインのテーマが「親子愛」に絞られていて、それが物凄く綺麗に纏められていたからです。 しかしこの映画は一応何を描きたいのかは理解出来ますが、何をメインに描きたいのかが解りづらいです。 どうせならテーマを一つに絞っても良かったのでは? そして、人の好みによる所ではありますが、肝心な音楽描写も好きではありません。 バンド活動をやるはずなのに、演奏シーンが少ないです。 演奏したとしても、何故演奏する曲がゴダイゴの「ガンダーラ」をロックアレンジしたやつなのでしょうか?(笑) 別にハードロックに合ってる曲でもありませんし、そもそもガンダーラである必要性が感じられませんし、聴いてて正直凄く恥ずかしかったです。 あと、電気入れてない状態でのエレキギターで演奏してるのに音が完全にフォークギターだったりと、突っ込み所もかなり多いです。 結局この映画で描きたかったのは、 「過去の自分と向き合う」物語にしたかったんだと思うのですが、いかんせんそのテーマを絞り込めてなかった印象です。 感動できた部分はあったので、好きな人がいるのは理解出来ますが、個人的には好きになれませんでした。
面白かった!!
見終わった後に余韻に浸りたくなる映画を久しぶりに見ました。
最後に演奏シーンが無いのか..と一瞬思いましたがあれでいいんだとすぐに感じました。
ベースの重低音が体に響いてくるのがとても心地よいため、気になっている方は映画館での鑑賞をオススメします。
かえって中年の方が刺さるかも
絵もきれいですし、ストーリー展開もよく、音楽もきれいで作品にマッチしていて、全体的に観ていて楽に観られました。 なにより、吉沢亮さん、吉岡里帆さんの演技が上手で、俳優さんのサイドワーク感がまったくなく没入できました。 主人公はあおい、ということで、あおいとシンノの関係もファンタジックな青春像として微笑ましくありました。 しかし、個人的には、シンノに喰って掛かられて刺し込まれる慎之介の立場といい、おばさんになった自分をシンノに見られたくないというあかねといい、挿入されている曲(松田聖子さんとか)といい、中高生よりは中年層の方に強く刺さるのではないでしょうか。 よくある説教モノと言われればその通りかも知れませんが、少なくとも中年の私は、こういう説教なら何度されても突き刺さってきます。 細かいことを突っ込んでると楽しみの減ってしまう、たぶん、考えるより感じる映画。 思わず帰りに、あいみょんのシングルを買って、今日も通勤の勇気づけに聴きながら電車に乗っています。
ストーリーは良いけど
あの花はとても感動したので、期待しつつ鑑賞しました。全体的な雰囲気やストーリーは良く、最後まで飽きる事なく見る事が出来ました。絵もとても良く描けていて、映画館で見れて良かったなと感じました。又、ジワっとくる部分もあり、展開や演出も秀逸だったと思います。 ただ、これは同じ事を天気の子でも感じたのですが、あまりにファンタジー感が飛びぬけている部分があり、少し興覚めしてしまったのも事実です。まあ、そういう題材なので仕方ないのかもしれませんが。私が気にしすぎだけかもしれません。自分が歳をとっただけなのか。。。
面白い!泣ける!
何も情報を入れずに観に行ったので尚更良かったです! 何が良かったって作品のネタバレ要素をPVで観ていなかった事はかなり良かったです笑 PV担当はなぜあの部分を入れてしまったのか…なければ意外性が上がったのに… 作品自体は、複雑な心の動きを良く表現出来ていて、切なさや相手に対する想いが痛いほど理解できる表現力の高さ、そして風景など描写の表現力の高さ流石です! もうとにかくストーリーが素晴らしかったです! これはDVD欲しい!
想定外に面白かったです。
台風で予定があき 近くの映画館なら出かけられたので ちょうどはじまるこの映画を観ました。 吉沢亮さんの二役の声のトーンが違いすぎて 別の人がしてるのかと思いました。 吉岡里帆さんのあかねの声をお姉さんぽくて 癒されました。 中身がどうとかよくわからず、みてたのですが、 慎之助とあかねの世代が似ていたので凄い 心打たれました。 年齢重ね現実知ってしまった経験からくる 諦めと対象に、 しんののピュアな元気な姿がリアルでした。 それも個人的にも昔を思い出して心がぐさっときたり。 あかねの世代ですが、 親亡くし、妹を育てる大変さとか、 それによる自分の希望を叶えきれず生活する リアルが共感できました。 でも最後はまた時間がたったからこそ叶えられる 前向きな一歩と、 今の時代だからか、これからってポンと背中を押してもらえるような最後だったので、 少し前向きになれました。 アニメですが30代の人にも心に響く内容でした。
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