空の青さを知る人よのレビュー・感想・評価
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自分を振り返るきっかけになりました
沢山の人に観てもらいたいと純粋に思う作品でした。
高校生の頃の自分に、「将来、お前になってもいい」って思われる人になれているのか正直分からない。でも、それでもそう思って貰えるように現実の事を一つ一つ頑張って行きたい。仕事、家族、恋人、仲間。何をしたらいいのか分からなくなった時に、もう一度考え直すことが出来ました。
あかねの様にずっと、好きな人を待つことが出来るのが凄く羨ましく思いました。
「井戸の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る。」
映画の中のキーワードで、はしんの、あかね、あおい皆に当てはまるとても深い言葉だと思いました。
僕の中でのメッセージは、
「まだ人生経験も少なくて、世間の厳しさや壁にぶつかっているけれど、顔を上げれば心に決めた使命や背負っていく宿命をまた見つめ直すことが出来る。世界の青さ、広さを知る事ができる。」そんなふうに捉えました。
子供じみてますでしょうか笑
まだ20ですが、あおいの学生で生きている気持ちと、大人の社会に生きるしんのすけ、あかねの気持ちの両方で感情移入してしまい心がギューッとなる作品でした。
大人の方ほど、観てもらいたいと思う映画でした。
空の青さを感じつつ、それぞれの道を進め。
まだ外の世界を知らず、外に出たくて焦る人。
外に出たはいいが、あちらこちらで壁にぶつかり喘ぐ人。
自分を取り巻き、圧迫してくる壁の存在は
消えはしない。
だから空を仰ごう。
どこにいても、どう生きていても、
空は青く、果てしない。
10〜30代の観客。"何がしかの壁にぶつかり鬱屈感に囚われている"人は必見。
きっと心に響いてくるものがあるはずです。
新海誠監督もおっしゃってますが、
長井龍雪(監督)・岡田麿里(脚本)・田中将賀(キャラクターデザイン,総作画監督)、
「超平和バスターズ」の三人には、
"この人たちにしか作れないアニメーション"が確かにある。
本作も、超平和バスターズにしか作れない
「美しさ」と「優しさ」が溢れるアニメーション映画です。
ぜひ劇場で見ていただきたい。
自分たちが生きる狭苦しい世界も、
見上げれば果てなく青い空があることを
思い出せるでしょうから。
追伸:
結局のところ、私は超平和バスターズのお三方が作るアニメが好きで好きで仕方ないのですな。
だからまともな"批評"なんかになりはしない。
ひらにご容赦いただきたく。
f^_^; m(__)m
ガンダーラのフルカバー曲欲しい
ドッペルゲンガー
入場時クリアファイルもらったよ。
いまどきのアニメって芸が細かいね。
些細な動きが自然に見えるねー
感心するわ!
青春映画やな、、、
観た後、爽やかな気持ちになった。
(空飛ぶんかーいってなったけど)
スピッツの歌聴きたくなった。。
「あの花」「ここさけ」の方が良いなぁー
特に「あの花」は 姪っ子に勧められて
映画観た後テレビ版全11話観ましたよーっ
映画よりTVアニメの方が良かった
「ここさけ」はアニメも実写も観たし
(おっさんやけどハマっとるなー)
間違いなく面白い
岡田麿里さんの超平和バスターズシリーズは全て観ているのですが、今回のはレビューにもあったように大人向けで大人が楽しめる内容になっていたと思いました。
早くに親を亡くしてあかねに育ててもらい、周りから感謝しなさいと言われると言いたくなるなる気持ちや、感謝を伝えたいけれどうまく言えないあおいの気持ちがとてもリアルで高校生くらいから大人の人がみたら共感できる人がたくさんいそうです。
おにぎりの具であかねの気持ちを表現していて、最後のツナマヨのシーンでしんのが消えるところがすごく素敵でした。
青春のもどかしさがたまらなく愛しい
映画館に青空を見に行くのはいかがでしょう?
超平和バスターズ大好きです。「とらドラ」「あの花」「ここさけ」全部好き。
超平和バスターズの映画作品の時点で、見ることは決めていたので、逆に予告編とか特番とか一切見ないで見に行きました。(特番は録画はしといたのでこのあと暇なときに見ます。)あと、面白かったので帰りにパンフも買いましたが、そっちもまだ中読んでません。
構成(はなしの構図と運び)、私は良く出来てるなと感じました。見る人によって感じ方は違うと思いますが、ちょっと不安を感じてしまった出だしもいつの間にか違和感がなくなり、そして最後まで全く飽きずに見続けられました。
キャスト、流石にポスターに書いてあることぐらいは確認してて、今回は俳優路線でいくんだなと思いました。結果これはこれでいい感じでした。(ちなみに前作の「ここさけ」は恐ろしいほどのアニメ人気実力声優オールスターで、後でパンフで全員のお名前を確認して感動しました。そんな中ほぼ独りだけ俳優畑で出演された吉田洋さんの演技にも、痺れてしまいました。)
EDクレジット見たとき、「あ、そっちだったのね」と納得してしまいました。
ちょっと「おや?」と思ったのは、他の方のレビューでも目にしましたが、背景美術ですね。「ここさけ」より水彩画タッチに寄せてあるのは作風に差をつけたのかなと思った程度ですが、ところどころ酷く”実写”が浮いちゃって惜しいなと。
最後に、今もTVでときおり、秩父も水害でかなり大変そうなことを断片的に目にします。
どこもかしこも大変だと思いますが、この作品は秩父が舞台なので、秩父の皆様が早くホッとする日常に戻られますよう、祈願いたします。
ありがとうございました。
井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る
ただのファンタジーかと思ってた。ちょっと世間を斜にみて早く東京に行きたい田舎の女子高生の話かと。各個のキャラ設定もよくあるパターンの人物相関図だし。だけどなんだろ、この「まだ間に合う」感。よく見りゃ、これはあかねの物語でもあるんじゃないかって思える。
起承転結がはっきりしてて、ラストスパートの疾走感はついつい応援するしかなくなってくる。閉じ込められてたものや気持ちが解き放たれる。そして思いは昇華し、あおいとあいみょんがシンクロする。なんとも素敵な展開じゃないか。
あ、今風が吹いた。ってことは、と涙が堪えきれないあおい。上手いなあ、そこで画面を空に向けるの。その空が、クソ青い。それを知るには、上を見なけりゃわからないんだって言われているようだよ。
今年度最高かも
あかねちゃんとしんのが同年代、という色眼鏡がついていますのであらかじめご了承下さい。
一言でいうと後半にかけてしんの、あかねに感情移入しすぎて涙が止まらなかった。
自分も昔、夢を追いかけて東京に来たけど、いまは仕事上手くいってないことも多いし、好きな人に言いたいことも
言えないことが、多かった。
でもこの映画をみて背中を押されたというか、なんか言葉に表せないけど、今からもう一度リスタートできそうな気持ちになりました。
涙が出たのも、何か詰まっていたものがあってそれを解消したいのにできない自分とリンクしたからかもしれないです。
いつも言葉に上手くまとまらないけど、
もう一度みてみたいと思います。
また、ストーリー以外も街の描写はとてもディテールにこだわっていて、秩父に一度いっただけなので、また巡礼しようと思います。
普通と言うか平凡
何か可もなく不可もないって感じですね。
『ガンダーラ』がモチーフになるかと思ったらクライマックスはあいみょんの新曲でここはあいみょんに『ガンダーラ』うたわせるべきでしょう!
後,茜と慎之介の間のメロドラマに情熱感じられない。
茜がシャクティや綾波レイみたいな聖母として描かれてるのも不満。
後,どういう理屈でしんのが神社から出られないの?
ギターの弦が切れて空中闊歩するシーンはどういう理屈なんだよ!
基本慎之介がミュージシャン崩れで夢が破れて演歌歌手のバックミュージックやってるけどそれを説教するのがしんのだから俺らの世代が如何にダメかというのを痛感しました。
深作欣二監督の『バトルロワイヤル』が今の大人社会はダメだから若い人が世の中変えるべきだと言うテーマがこの世代だとつ伝わってないんですね。
基本しんのは守護天使で茜と慎之介の恋のキューピットと解釈しようがないですよ。
超平和バスターズのその後を描いたけど青春ものとしてもメロドラマとしても中途半端で編にファンタジー設定入れたから平凡になっちゃったかな?と思います。
何か観ていて印象に残らなかったな
ありえないけど凄くリアル。
若さは世間を知らず、されど自らの可能性を信ずる
キャストの並びに疑問
キャストの並びが変じゃない?
なんで主人公のキャストが俳優女優さんのあと?
確かに物語の中心ではあるけど、
あおい→しんの→あか姉じゃない?
よく分からないな…
その他は胸が熱くなることもあったし、
しんのとしんのすけさんが出会ってしまうシーンは
なんだかジーンと涙がでたし、
吉岡里帆さんの声もとても耳には優しかった。
んーでも切なさの表現が足りないかな。
ちょっと稚拙に感じてしまった。
それも狙いなのかな?
起承転結がキチンとあって観やすい作品です。
原作 超平和バスターズ
まだまだ観たい!
みんな井の中の蛙
あの花、ここさけ好きな人にはまず間違い映画です!
普段アニメを見ない大人の人にも見て欲しい作品、メインヒロインはあおいですが、あかねの方がヒロインらしい感じがしました
。
井の中の蛙大海を知らず、、これだけだと、狭い世界しか知らない、世間や常識を知らないといったネガティブな意味ですが、されど空の青さを知る、、と続くと狭い世界にいるからこそその世界の深い所、細かい所まで知っているとうポジティブな意味に変わります。
現代で言えば、自分の専門分野には強いがそれ以外の分野はさっぱりといった感じで、一般常識がなかったり世間知らずでも野球を極めてメジャーまで行った方や、勉強もスポーツも出来ないけど将棋を極めて名人になった方や色んな人がいますよね。
自分も空の青さを知る井の中の蛙になりたい…
安定の
主人公あおいは母音のみの名前だ
母音のみの名前で真っ先に思い出すのが、池上遼一作品の『I・餓男(あいうえお)』だ。あおいとかあおとか呼ばれてる時には不思議でもないのですが、フルネームになると違和感ありありです。そんなあおいはコンブのおにぎりが大好きで、ツナマヨおにぎりが大好きな慎之介はいつも諦めてしまう。といった伏線もあります。
『心が叫びたがってるんだ』(2015)では音楽的にも興味深い仕掛けがいっぱいあり、悲壮と虹の彼方にを組み合わせる絶妙さや、DTM研なるマニアックな音楽ファンが涙する作品でした。今回はギターとベースの楽器編です!しんのは“あかねスペシャル”と名付けたギブソンのギターを大事にしていて、プロになってからはギブソンのセミアコ。また、あおいが持っていたベースギターはギブソン傘下のエピフォン製。高校生がちょっとバイトすれば買えそうな楽器です。序盤であかねの弾くベースは音と映像の運指が絶妙に合っているし、スライド、グリッサンド、ビブラートなど細かい指の描写まで・・・凄すぎる!!『けいおん』とかもかなり似せていたけど、ここまでリアルに音と合ってるアニメは初めてです。さすがにこの細かな描写はその冒頭だけでしたが、錆びた弦の描写にまでこだわりを見せたのは驚きでした。また、エンドクレジットにはギブソンやヤマハの協賛も見られるのですが、音楽関係の中に意外にも“CUBASE”という協賛がありました。知る人ぞ知るスタインバーグ社の打ち込みソフトです(持ってます)。
こうしたこだわりの描写はいくつかあったのですが、やっぱり冒頭のベースが最も良かった。ゴダイゴのガンダーラをここまでエネルギッシュに、まるでベースがメインであるかのような弾き方されると、プロの方に怒られちゃいます。プロで言えばスタンリー・クラークっぽい感じでしょうか。もはやバンドの大黒柱的存在ではありません(笑)。
ストーリー的には幽霊、生霊、タイムパラドックス無視のしんのが面白い存在で、現在の慎之介と対峙したら死ぬんじゃないの?とかいう疑問は考えないようにしましょう。生霊というよりは過去に撮った本人向けビデオメッセージのようなとらえ方にしておいた方が無難です。音楽で食っていくのは大変だというリアル感と、成功しなければプロポーズできないといったジレンマ。やっぱり青春。青い、青い、とても蒼井そらです。ゴダイゴを使った辺りも東京という聖地に行けばどんな夢でもかなうし、誰もが行きたがるという歌詞とマッチしてはいるのですが、生霊なんて言葉を使うのはGO-DIE-GOというバンド名と掛けていたのかもしれません。
空を飛ぶシーンはファンタジー。君と出会った奇跡がこの胸に・・・といった再会の奇跡が生んだものでしょうか(ミュージシャンが違うか)。いいなぁ。俺なんて、いまだに外界を知らずに映画ばかり観てる井の中の蛙だってのに・・・
追記:他のレビュアーの方より点数が低いのは、多分あおいの性格にあったのだと自己分析してみました。バンドの誘いを断っちゃダメだろうし、一人で練習するなら別にお堂に行かなくてもいいだろうとか、ベーシストとしての成長を考えると間違っていると感じたためです・・・あしからず。
また、あかねがベースを弾いて映像と音が絶妙に合ってたのは、CUBASEで編集作業が行われたのだとつくづく思います。ちょっとくらいのズレなんてPCで簡単に直せる時代ですもんね。
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