KIN キンのレビュー・感想・評価
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1ポンド70セントの銅線集め。廃墟マニアが喜びそうなSF
ジェームズ・フランコってクズ男の役が定着してますね。どうしてこうもダメな奴なんでしょ。イーライの義兄ジミーが6年間刑務所にいたときに、用心棒代として6万ドルの借金。なんでやねん!誰から身を守ったんだ?言いがかりにしても酷過ぎる。
そんな借金のため、いい親父さんだったデニス・クエイドの会社の金を盗んでしまい、たまたま通りかかった親父さんが現場に踏み込んだ。そして銃撃戦。父は死に、クズなフランコの兄も死ぬ。そして逃亡・・・弟イーライを連れて、母の好きだったタホ湖を目指すのだ。
言ってみれば、クライム・ロードムービー+SF。少年イーライの成長物語でもあり、またもや犯罪に関わってしまうジミーの懺悔物語。そして、未来?異次元?からの追手、フランコの仲間たちとの攻防。ダンサーであるミリーとのほんわかした関係と、盛りだくさんな内容でした。
ミリー役のゾーイ・クラビッツはレニー・クラビッツの娘なんですね!今後の活躍にも期待です。で、「KIN」って何なのさ・・・
なんで?
ポニーアンドクライド的に無軌道に逃げながら、どんどん悪い方に流れていく。なんて馬鹿なんだ!追っかける方も馬鹿全開で、警察に踏み込んでまで復讐する意味って?
何にしてもこの兄弟に感情移入出来ない為残念ながらハラハラドキドキしない。
後半これってターミネーターみたいな話?と思ったが、消化不良。
すぐバンバン打ちまくるお話は好きではない。
アニメの第一話って感じ
トレイラーに魅かれてチェックインしていた作品がBD化されたので、このたび無事に観れました。
お話は全体的にご都合主義で、人種差別問題的、里親問題的なお話はみて取れますがそこまで重視していない印象でした。
個人的にダブステップみたいな音で駆動する未来銃が観たい映画だったので、後半ほど楽しめました。ただ銃を撃ってからのお話のスタートダッシュが遅く、結局アニメの1話目を観て終わったような感覚でした。
ただ、あの世界設定の続きが観たい!もっと設定の説明教えて!となるあたり、上手く掴まれた気もします。
未来銃を使う少年はその後
廃墟にて銅線ケーブルを盗んでいた少年がふとした事から未来の銃を手に入れぶっ放す話。(かなり大雑把)
少年には刑務所に行っていた兄がいて、ヘタレな上に目の前で親父を殺され、(話的に生かさないといけないのは分かるが)目の前に倒せる敵がいようとも逃げ出しちゃう所は演出が下手に見えてしまうし、もう少し練って欲しかった所。
未来銃もいつ(誤ってでもいいから)ぶっ放してくれのか?と期待はしちゃいるんだけど、中々ぶっ放しちゃくれないww
面白くなったのはホント中間から。理由はお察しの通り😓
人間側、銃を知っている未来側どちらにも追いかけられ行き着いた兄弟の結末は?
後半の設定や話が良いだけに勿体ない。
中々良く出来た映画です。
突っ込み所満載の映画です。
レーザー銃の説明がないので、ピントこない。右手に仕込まれた未来の認識プレートの意味が分からない。バカ兄貴が本当にバカ過ぎ。(実の父親が死ぬ場面に居たのに。。。。)
6万ドルの借金の説明不明。用心棒代が600万円もするものなのか?
未来から来たと言う人類? よく分からない。で、廃墟で死んだ未来人とどう違うの~🤔
ターミネーターの武器?
飽きずに見られる。
本来のストーリーではないのかだけど、
親子関係、養子縁組の兄弟関係、
アメリカ人の陽気な性格、
人種の違いによる、差別の善悪。興味深し。
実際、アメリカとかの移民国家での
白人、黒人、ヒスパニック系の人々の関係って
本心ではどうなんだろうと、いつも考えてしまう。
しかも、兄弟に、なっちゃうし。
表向き、映画とかメディアでは差別は禁断だけど、
実際、留学した人から聞くと、アジア人差別は明確にあるし、絶対あるはずなんだよなー。
その辺の実態がわからないので、少しモヤモヤしてしまう。
現代の日本は、もうコンビニ、ファーストフードなど、
店員さんは移民解禁状態だよなー。
カレーの店とか、中華とか、含めるとかなり。
キチンと日本文化に表面上は同化してくれればいいけど、
そうならば望ましいくらい。
でも、チャイナタウンとかが、無法地帯になって、
異文化地域になるのは反対だ。
今、認めてない段階で、もうこれだけの数だよ。
でも..和食系の店で、違う国の人だと少し違和感ある。
これも差別的なのかなー?
古臭いほど懐かしい
懐かしい70〜80年代SFアクション映画テイスト。
白人家庭で養子となった14歳の黒人の少年が、廃虚でバズーカー並みの破壊力があるビームライフルを拾う。
刑務所から出てきた馬鹿兄貴が、悪人に作った借金を返済するため、父の事務所に金を盗みに入ったところを父に見つかり、悪人が父を撃ち殺してしまう。
止めようとしたはずみで馬鹿兄貴は、悪人の身内を射殺してしまい、悪人たちに追われる羽目に……
ってな感じで、馬鹿な兄貴の悪事に巻き込まれた黒人少年が、逃走するロードムービー。
いつ超兵器をぶっ放すかを見守る感じのお話しでもあり。
ずっと「一番最初に死ぬべきはこの兄貴だよな」とイライラする羽目に。
欠陥的な脚本。あの武器は宣伝のためとしか思えない。
家族の問題に悩む少年が、近未来的な武器を手にして、前述した問題に向き合っていくロードムービーというのが本作の大まかな話です。
面白い発想だよね、近未来的な武器を少年が偶然、手にするって。男子の憧れ的なシチュエーションです。そこは良いのよ?予告も、それ推しだったし。
ただ主軸である家族の話と、この武器の話が大して絡まないってのが大問題。
この武器はどこから来たの?取り返しに来る奴らは誰なの?というインサートが入って期待を促すが、家族の話が結構込み入った内容なので、未来人的な奴らは最後まで主人公たちと絡まず。
だったら、なぜ、この武器がこの話に必要だったの?ってことになるよ?別に同じ威力なら既存の武器でもいいわけでしょ?グレネードランチャーでも良いわけじゃん?それをSFっぽい武器にしたんだから、話は自ずとSF的要素を多分に絡めたものにしなくちゃ意味がないですよ。
もしターミネーターで、殺し屋ロボットが来てるのに、全編サラとカイルがただイチャイチャしてるだけで、最初と最後にしかロボットが出てこなかったら、なんじゃこりゃ!ってなるでしょ?本作は、ほとんどそれ。
後半はかなり興味を引かれた
ポスターを見ただけだと宇宙人がでてくるSF作品かなとおもったが、タイムトラベル系のSF作品で個人的には好きなジャンルの為面白かった。
主人公の14歳イーライが廃墟ビルから銃のようなものを手にし、借金踏み倒したりアウトローな生き方をしている兄と共に、追手から逃げる生活を送る。その追手から守るためにその銃を使い兄を守るという話。
まぁこのストーリーだけだとあまり面白くない。とにかく兄がだらしなく、追手から逃げる際、殺されかける時に死なないでほしいといった感情移入ができない。
自分で作った借金を父親の会社からパクろうとし、父親が死んでも弟に隠し、その父親の金で女遊びやギャンブルしてるわけだからね。
この作品の面白かったところはほぼ後半。この銃は違う時間軸の物から運ばれた物であり、主人公のイーライが使うべきして送られた物だったという点。
ただまだ使うには早いのか最後は元の時間軸の人間達に回収されるわけだが、イーライが近い未来タイムトラベラーの一員てして鍵を握ることは確実でありその辺りの伏線を最後に散りばめてきた。いわば今作はその序章に過ぎないということになる。
続編があればもちろんその作品内容によっては今作がさらに深みや面白味がます可能性もあるが、単体だと若干消化不良。中盤まであの銃の存在がイマイチ分からない点と、とにかく兄の生き方や考え方に同情が芽生えないためだ。
ただ次回作があるのであれば非常に楽しみでもある。
得体のしれない武器って気持ちが上がる!
正体不明の武器を拾う少年が、ムショあがりの兄貴と逃走するって話。得体のしれない武器って、なぜか気持ちが盛り上がる。
この武器の使い方や威力がわからないまま、中盤まで話がなかなか展開しない。うー、いつ使うの?どんな威力なの?ってじりじりしてしまった。そういう意味では途中までやや退屈だった。さらには兄貴を殺された復讐でそこまですんの!?元々お前らのせいじゃん!って気持ちもあるし、ラストの説明も中途半端。実は選ばれた人間だったって結論はベタすぎかもしれない。ターミネーター的な話ってこと?
結構否定的な意見を並べてしまってるが、個人的には好きな映画。なんか面白かった。ワクワクしながら最後まで楽しんだ。SF好きな男ってこんな話好きだよね。
続編もありなのか?と期待してしまう。
撃ちまくれ!!
ストーリーは普通ですが例のガンを撃つシーンがいい。音がいい。もう話はどうでもいいからバンバン撃ってくれ〜という気持ちになりました。西部劇ですね。過剰に続きがある感じで終わります。前編ぐらいの勢いです。登場人物は全員チンピラ風ですが、最後のFBIが重厚感があって後編のキーになる感じです。
序章
相変わらず、ダメな奴はダメなことを繰り返すし、悪い奴は悪いことを繰り返すし、バカはバカのままだし、ハリウッドならではの演出で、こりゃダメかーって思わせるギリギリのところで、むむって思わせる。
物語の序章なのだが、序章の前置きが長過ぎて、次回がなくならないように祈りたい。
今作のターミーネーターの1000倍面白い。
ターミーネーター換算で比較した場合190万円の価値がこの映画にはあります(笑)
よく出来ていて当たりの部類ではあるが納得いかない点が一つだけある、なぜ立ち入り禁止おじさんは殺されたのか?そいう風に見えるけど実は死んでいないのかな?これにさえ目を瞑ればかなり面白かった。不思議な映画でもあるけどね。SF要素はおまけだった。
T-2でトレーニング
養父と二人デトロイトで暮らす14歳の少年が廃工場で近未来的な武器を拾うと共に、刑務所から出所してきた兄貴のトラブルに巻き込まれて行く話。
強盗で6年間服役している際に用心棒代としてギャングのボスに6万ドルの借金をつくった兄貴が、それを返す為にギャングと共に盗みを企て、それが元でデトロイトからタホ湖に向けて逃避行することになるストーリー。
アナログ感と若干の閉塞感がある流れに、ちょっと浮いた感のあるSF要素が断片的に差し込まれながら進行していき、期待値ばかり高まり中々話が進まない印象を受ける。
追われることに対しての緊迫感を受ける描写も出発時だけだし、あるところで急に悟りを開いちゃった感じもあるしね。
結果として物語としては面白いしドンパチもあるけれど、目新しさはないし、SFやアクションとしてのみどころと言える様なものもなくて、ドラマとしてのSFと主人公の巻き込まれを楽しむ作品という感じかな。
このシナリオ⁉
デニス・クエイドが、主人公の義理の父親だと最初、分からず見ているバカな自分がいることに後から気が付いた。デニス・クエイドと言えば、ピーター・イェーツ監督の「ヤングジェネレーション(1979)」や、そのほかには韓国映画がそのまま何食わぬ顔で作った「リバイバル 妻は二度殺される(2015)」のもとの作品「Frequency(2000)」など色々あるが、ハリウッドの俳優の中でも"正義感"という言葉がしっくりとくる俳優の一人なのだが、すみませんでした。Mr.クエイド。
それと逃げる主人公の義理の兄弟を追いかける悪党に、「スパイダーマン(2002)」で、はにかんだ時にニコッとする顔がハンサムガイのハリー・オズボーン役のジェームズ・フランコ。ある意味、凄味のある悪役をこなしている。
ストリー自体は、いろいろな映画のシナリオからインスパイヤーしてそれをパズルのように継ぎ合わして完成したものなので、自ずと面白くないわけがないような作りで、根本的なものは、日本人の好きなシュワちゃん主演の「ターミネーター(1984)」や「ローリング・サンダー(1977)」のような追跡劇となっていると思われる。
ジェームズ・キャメロンも実は、TVシリーズ「アウター・リミッツ(1963)」の“Soldier”と“Demon with a Glass Hand”をパクったとして、訴えられ、見事に敗訴をしている。
エンタメ情報サイト、dobi.comがこのように揶揄している。「ちょっとだけ“ターミネーター”、ちょっとだけ“新しい時代の到来”そして有望株と思いきや残ねェ~ン、思いっきりズッコケている。」似たサイトのRogerEbert.comはこのようにコメントをしている。「 ロードムービー、家族向けドラマ、暴力的な犯罪映画、そして突飛なSci-Fiスリラーの狭間で、まとまりに欠け、時には、収拾がつかないものが、荒削りで、現実味のないものとなってしまっている。」
デニス・クエイドやジェームズ・フランコが脇役だったので、かろうじて映画として成立しているようになったが......。しかし、ラストに出てくる女性FBI捜査官は何だったのか?疑問。
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