「ハロー」残された者 北の極地 佐々木さんの映画レビュー(感想・評価)
ハロー
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映画が終わった後、しばらく席から立ち上がれない位の衝撃を受けた
全く前情報を知らずに観に行った所、良い意味で「とんでもない」物を観た気持ちになった
余計な台詞、登場人物は3人(実質2人)、盛り上げる様なイベントもほぼ無い
場所は北極の為、背景の変化は吹雪と岩ばかり
この状況で主演の彼が見せる演技、繊細な動きからこの映画を観る人にどれだけ「伝えられる」のかが軸になる為、演じる方は大変だったと思う
1人で「ただ淡々とロウソクが消えるまでは」生きていく様な彼が、1人の弱き者に触れた時、「2人助かる為に生きていく」と変化し・迷い・そして進む
「ハロー」
数少ない台詞の中で、彼の人間性に触れるものですね
良い物を観せてもらったと思いました
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