グリンゴ 最強の悪運男のレビュー・感想・評価
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悪運?幸運?
親友だと思ったボスに騙され、首にされそうに、妻も寝盗られ、挙げ句、殺されそうになり、マフィアにも追われ…と散々な目にあうが、結局周りは勝手に死んでいき、身分を隠しつつ、大金も手に入れハッピーエンド。正直者が最後は勝つ。ラストの畳み掛けは小気味いい。傲慢でズルくも間抜けなジョエル・エドガートンははまり役、シャーリーズ・セロンはご愛嬌、アマンダ・セイフライドはちょい役だった。潜入捜査官のユル・バスケスが渋かった。
けっこうよかった
社長の弟が凄腕のナイスガイでかっこいい。主人公は小心者なのだけどキャラがぼやっとしていてもうちょっと応援したくなる感じだとよりよかった。シャーリーズ・セロンが美人だという以外は本当に最悪で彼女に惹かれる男どもが本当に見る目がなくて、気の毒になる。怖いだけだし圧がすごいし、全く癒される部分がなく苛まれるばっかりで、どう考えても無理。
【”ニンジンかバナナか・・・” あんな軽佻浮薄な社長の下で働くのは嫌だ!】
冒頭から、リチャード(ジョエル・エドガートン)とエレーン(シャーリーズ・セロン)は(二人は共同経営者らしい・・)の軽佻浮薄ぶりが繰り広げられる。
それにしても、ハロルド(デヴィッド・オイェロウォ)の序盤の情けない顔がいかにも”鞄持ち”って感じで、洋画でこういう演技、表情をする人って珍しいなあ、と思いながら鑑賞。
軽佻浮薄な二人の”経営状態が宜しくない”製薬会社経営者が考えたのは、ドラッグをメキシコで製造して、タイミングを観て逆輸入・・というおそまつな裏ビジネス。
で、巻き込まれる哀れなハロルド君。おっかない、メキシコマフィア。
(ビートルズが好きなのは分かるけど、意にそぐわないアンサーをした人へのあの対応はどうなのよ・・ボス・・。(不謹慎だが、少しだけ笑った・・))
劇中、”重要な役:見掛けは端役ですが・・”で出て来るサニー(アマンダ・セイフライド)がとても良い人で、
彼女が言う”この世が悪いんじゃない。悪い人がいるだけ・・。”というセリフや、
ハロルド君が”ハロルドって名前は良くあるし、有名な人はいない・・”という言葉に対し、サニーが”ハリー(ハロルド)っていう名前で成功した人は沢山いるよ・・・。ハリーポッターは全部読んだし。”という言葉がラストシーンで効いてくる流れも中々に良い。
更にハロルドの傍に居た人が意外な任務を帯びていたり、(これは、読めなかった・・)、リチャードのお兄さんミッチ(元傭兵で今はボランティア?)が良い味出してたり(ユダとペテロの話とかね)、ストーリーも序盤のモタモタ感から急速に面白くなってくる。
<勧善懲悪物語かと思ったら(いや、ほぼそうなんですがね。)、
エレーンだけは実にしたたかで
”あのTVに出演した際のしおらし気な姿・・”
全ての罪を”哀れなリチャード”に被せ、自らはトップの地位をキープする姿に ”シャーリーズ姉さん、制作に関わったから?。おっかないなあ。”
と少しだけ邪推してしまいましたよ。>
■蛇足 鑑賞前、あるレビュアーの方と、”奥さんがいかにおっかないか”の遣り取りをさせて頂いていた事も少しだけ思いだした作品。だって、ハロルドの奥さん、酷くない?ハロルド君、一生懸命働いているのに・・。(その方にしか分からない蛇足です・・。)
最後に誰が勝つぅ~🎵
敵か?味方か?スッゴい悪い奴とスッゴくいい奴が絡まって転がって・・先を読むのが楽しかったぁ!
目的達成の為なら何でもアリなビッチっぷりが見事にハマってる流石のシャリーズ・セロン!実に気持ち良かった👏👏
公開間近なスキャンダルへの期待も上がりますねぇ
最悪の運持ち男のハロルドだけど生命力はハンパない奴だし、ラストの笑顔がたまらなく良かった!
よく分からないままメキシコに旅に出てドタバタに巻き込まれるサニー役
アマンダ・セイフライドの存在にとにかく
癒されました🍀
中々、楽しめる作品だと思うのですが
ちょっと扱いが薄い気が・・上映館が少ないし
もう上映終了💧💧みたいだし・・
悪くないんだけど(期待しすぎたかも)
偽装誘拐を企てた黒人青年を描いたクライム・サスペンス。
少し笑えてハチャメチャな感じの展開。それなりに面白いんだけど、今ひとつハマることができなかった。
まず序盤の設定説明がわかりづらかった。社長と主人公ハロルドの関係や、なぜメキシコに社長2人も出張しないといけないのか、部下との関係など、なんとなくの理解のまま話がどんどん進んでいくことに戸惑った。
そして展開に無理がある感じがしてしまった。ハロルドの奥さんと社長が不倫?しかも結構マジなやつ?そこまで魅力的な女性には思えなかったんだけど。社長の兄貴もやたらとフットワーク軽すぎるし優秀すぎる。あの運び屋のカップルもあまり意味のある存在に思えなかった。
ただ、シャーリーズ・セロンの演技は印象に残った。この人の演技の幅ったらすごいな!
君がゴリラで、バナナが俺で。
The Invisible Gorilla の浮気問題ですよ。やっぱりゴリラは君でしょ?僕はバナナだと思ってたけどニンジンだった。じゃ無いなぁ。君が被験者で、ゴリラは俺?バスケ選手が俺で、君はボールか。いや俺と浮気相手がバスケ選手?ニンジンの出番は無いの?バナナは、ってかんけーねーか。ってもう、マジで訳わからんw
止まりそうで止まらないルーレット。って言うか、ひっくり返すのが楽しくってたまらないお好み焼き状態?えーっと、もう数えるのがめんどくさくなるシライ君のひねり技。などなど的に、「絶体絶命のピンチに真横から現れる救世主」の連続。これがコメディ。ミッチがピックアップトラックに吹っ飛ばされた場面は、おったまげ。歩行者保護性能ゼロなスチールバンパー。死ぬって、普通w
メキシコの麻薬マフィア、元傭兵がシリアス感を漂わせてるけど、滑稽さをベースにしてるから、最後はこいつらからどうやって逃れるのか?に期待感が高まります。麻薬捜査局は合理性があって、逆に意外。いや、まとも過ぎてw
高跳び先はケイマンですかね。ミッチの口座もちゃっかり頂いてたりしますよね。Sunnyもほとぼり冷めたら、早く行きなよ。日当たりの良い場所で暮らすべき名前ですもんね。
楽しかった。とっても。
悪い事が続いても生きてりゃ良いことある
キノフィルムズにて試写会鑑賞。
予告で見て期待してた通り終始笑い要素満載のコメディ映画。他の作品と比較することはあまり好ましくないかもしれないが、同じくS.セロン出演の今月初旬に公開されたロングショットよりも下ネタ要素が少なく笑い要素が多いような気がした。
とにかく楽しいと言った作品。
内容はというと主人公のハロルドが友人のリチャードに裏切られ会社を首になる事を事前に知る。同時に奥さんから離婚も突きつけられる。のちにその相手がリチャードと知る。
復讐を誓うハロルドは自らがメキシコで誘拐事件の被害にあったと装い会社から身代金としてお金を巻き上げようとするが、保険の関係でハロルドは死んでくれた方が会社の利益となる事がわかり、リチャードが兄にハロルドに殺しの依頼をする。
またハロルドの会社は違法薬物の売買を裏で取引しており、その取引先のマフィアからも命も狙われる。
とにかくやることなす事が裏目に出てなにをしても最悪な状況に追い込まれる。
それでものらりくらり事を交わし最後はメキシコでバーを開き幸せを掴み、悪者達はしっかり制裁を受けるハッピーエンドの作品。
ハロルドの哀愁がとにかく笑える。ここまで悲劇が続くと映画と言えども笑ってしまう。コメディ映画のため多少強引な展開はあるがそれでも面白い。
ハロルド程じゃないにしても人生なにやってもうまくいかない時期って確かにある。でもそんな時期が過ぎると気づかない間に幸せが待ってたりする。
幸せほど気づきにくく不幸ほど記憶に残り、あれこれ深く考え穴にハマってしまうが、ハロルドのように辛い事が続いても不幸なんかも笑って、のらりくらり生きていくことも人生の一部なんだと感じた。
まぁそんな深く見るような作品ではないかも知れないけど、約2時間あっという間で終始楽しく鑑賞できる作品だったと思う。
amazon studios と STXfilmsの共同配給
スペイン語で"よそ者"を意味する題名の「グリンゴ」。特にアメリカ・コケージョンに向けて使われる、いわゆる逆差別的意味合いがあるのだが?それもそのはずで、アメリカ人観光客の特徴として、お土産屋さんに来るのは、よいが、見るだけ見て、しかも服などをきれいにたたんで整理していたものを散らかすだけ散らかし、何も買わずに立ち去る....?! どのアメリカ人も同じようなことをするので、不思議な人たちなのだが、一説には、アメリカの製品が世界一と考えているので、ほかの国の物は買わないと聞く。
だいぶ横道をそれたが、このストリー、主人公の黒人ビジネスマンが、メキシコで彼が偶然というか、恣意的にというか、会ってしまう犯罪組織のボスやDEA職員や地元のメキシコ人など、しかも同じ会社の上司によってトラブルに巻き込まれ、命さえ危うくなる。その上、信じている者の裏切りから私生活も散々なこととなる。
この映画、クライムものに加えコメディの要素のあるものに作り上げようとしているが、一見面白そうなシナリオなのだが、そのストリー展開自体が遅く、彼のさんざんな物語が、ただ単に暗いものとしか感じられない、つまらならないものになってしまっている。しかし、ここに登場するメキシコ人たちは、ステレオタイプのどうしようもない人たちなのだが、メキシコの人たちはこのいい加減な映画を観て怒らないのか?
Rolling Stone誌の記者がこのように言っている。「この映画は、毒々しい毒を吐くのか、それともまるっきり平凡なものにするのか、見分けがつかない。」、またReelViewsによると「全体的な追跡映画と何か特別なものに特化しようとしたが、目を見張るアイデアや要素を映画製作者自ら投げ捨てていて、いらいらした気分で、映画館を後にした。」と...このように評論家からのあからさまな不支持だけでなく、一般の視聴者からも支持を受けていない映画なんて、面白いはずがない。お金持ちの日本人だけ見るかもしれない.....。
差別主義国出身で母親がいくら正当防衛であっても人殺しで、ホワイトプアーと呼ばれる人たちの一人で、これまた差別主義国出身でただしこの前、インタビューを聞いているとハワイで生まれたらしいのだが、その人ニコール・キッドマンの誕生日にモロッコで盛大に祝ったそうだが、ユニセフの大使なら少しは寄付しろ!と言いたいのだが..........!
そんなくだらないことはさて置いて、この映画、すでにamazon.comではプライムビデオで配信されていて、しかもデバイス環境がそろっていれば、4K UHDで視聴可能なものをわざわざ車の燃料代や電車代を払って、そんなエネルギーを使わなくても高画質な映像は手に入れることができるものとなっている。しかも英語字幕付きで、こんな映画に......。
amazon.NIPPONは、月々500円? 安かろう悪かろうを地でいっている。あほくさ~ッ!
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