「キャラ映画としてはギリ及第点、ギャグ映画としては及第点以下」Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム lilyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0キャラ映画としてはギリ及第点、ギャグ映画としては及第点以下

2019年6月18日
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アニメ化されたFate作品はすべて視聴済

プリズマ☆イリヤ版カーニバルファンタズムといった位置付けの本作だが、メイン3人の出番は後半のみで麻婆とワカメがメイン、その脇を桜やバゼットなどのサブキャラが固めるといった作品だった。
そのためイリヤや美遊たちのドタバタギャグを見れると思った私は少々残念でした。

無理に良い点を絞り出すとすれば、ドライ以降出番のない同級生4人やカレン、タイガなどのサブキャラにもちゃんと出番があったことと元ネタではクールキャラ?な言峰綺麗やバゼットがギャグキャラになっていたのは見ていて面白かった笑
(缶蹴り編のアゾットネタやタイガの中の人ネタなどちょこちょこ笑いどころはあった)

悪かった点はあげるとキリがないが、特にひどかったのはワカメの射精ネタ連呼と同級生4人と凛たちのゴレンジャイパロ
プリズマイリヤ本編のネタにしても寒すぎる上にそれが何回も続くので見ているコチラが完全にシラケてしまうし、カニファンの型月キャラたちが本編ではあり得ないほどに好き勝手に動いてキャラ崩壊するほどのはっちゃけた感じもなく、二次創作の同人誌であるようなネタのオンパレードで祭りというより学園祭で素人のやる盛り上がりにかけたコントといった印象を受けた。

お金を払って見た以上コレは面白かったのだと思い込みたいが、もし友人に誘われたとしてもこの映画をリピートすることは絶対にないと思う。

赤こまいぬ