「かっこいい女の人たち」パリの家族たち Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
かっこいい女の人たち
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フランス映画に出てくる女の人は、自分の意見をきちんと述べるの。そこカッコいいのね。それでちゃんとディスカッションするんだよね。そこもカッコいい。
フランスの人は「近代民主主義を作ったのは我々だ」って誇りがあるんじゃないかなって、フランス映画のそういう部分を観るといつも思うの。
そしてフランスの女優は年齢を重ねても可愛い。自分の意見をきちんと述べるのと関連あるのかも知れないけど。この映画に出てくる女優さんもみんな可愛いのね。
中でも特にジャーナリスト役のクロチルド・クロが好きだった。続いて大統領役のオドレイ・フルーロ、教授役のオリヴィア・コート。
出てくる女の人は何らかの悩みを持ってて、多分それは「女性」だから持たされてしまう悩みなのね。描きづらいところだなあと思うんだけど、踏み込んで描いてる。
色んなシーンが面白かったけど、授乳する人と同席する食事で、大学教授が自分の胸を出すのが好きだった。確かに、食事中に授乳してたりオムツを机の上に出す人と同席だったら、違和感は抱く。でも……ってところを描いてんのかな。
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