浅田家!のレビュー・感想・評価
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お兄さん、良い人!
二ノが長髪&髭面でだらしないの、目新しくて良かった。
政志はなんで刺青入れたのかな、理由が描写されてなかったけど学生時代どう過ごしてたのやら。
意外と子供や困ってる人に優しい面があり、ピッタリの仕事を開拓できたかも。
莉子ちゃんの、飾らないゆえの生意気さが好き。
お兄さんは私と似てる境遇だから、家族シーンは兄に感情移入して見てた。
倅が被災地で地域の為に頑張ってるのに、帰ってこいと呼びかける家族には違和感あったけどまぁ、普通の暮らしって家族が居ることなんだろうね。浅田家なりに息子の健康を心配してる。
最後の方で「えーっ、なんだぁ」とゆう楽しい裏切りが2つもあったので、★増やしました。
いい映画だった…
何気ないシーンで泣けてくるのは人間が描かれているからだなあと思う。
えぐくなく、どこまでも優しくしみるような映画。
この辛いご時世だから、こういう映画が特にしみました。
脇の演技陣が特に良く、あの空気感を纏うのはさすがと思いました。泣かされました。
ハンカチ必須です。
付いてきてくれる女がいる。羨ましい。
浅田政志という実在する写真家の話。ストーリーは実話では無く、映画のためのオリジナルだと思ったが、実話のようだ。
前半は政志の少年期から始まり、紆余曲折しながら写真家となり成功するまで。後半は東日本大震災が起きてから、被災者の子供の希望を実現するまでを描いている。
全体的にユーモアがあり笑いがあるので、楽しい。映像の一つ一つが写真のように芸術的で美しい。
映画では、二宮が10代、20代と髪型を変えながら演じる。20代から30歳までが1番長いのだが。ジャニーズ(美形)だからか、実年齢より大分若い役に違和感がない。
主人公政志は両親と兄の4人暮らし。父は働いてなく、看護師の母の収入だけで生活している。きっと貧しいんだろうと思ってしまう。
映画の中で年数が進むので、浅田家のテレビ等も新しくなっていく。
東日本大震災の後の街並みをどのように再現したんだろう?廃材を集めてくるのも大変そうだ。
莉子の家族写真を撮るシーンで、海側からの映像があって、あれはドローンを使ったのかな?
脳腫瘍の男の子の家族写真は感動したが、震災で娘を失った男の泣くシーンは感動しなかった。ボランティアへの悪態があるからだ。
若奈が政志を捨てずに、待ち続けたことが、男性からしたら羨ましいな。
■ざっくりストーリー
冒頭、政志の父の死から始まる。実は死んでなく、葬儀(葬式だったか?)という作品のための写真撮影であることが映画の最後でわかる。
そこから過去に遡る。政志10歳、初めてカメラを父から貰い、撮影を始める。この頃、兄、父、政志の3人が怪我をして、看護師の母の働く病院で治療する。
高校卒業後、政志は専門学校に進学する。両腕にはタトゥーを入れている。卒業作品の課題は、「最後の一枚に何を撮るか」。政志は子供の頃に怪我し病院で治療を受けたシーンを家族写真にした。この作品が優秀賞に選ばれる。
このまま成功して行くと思いきや、政志は就職もせずスロット三昧の自堕落な生活に落ちていく。政志は両親や兄のやりたかったことをコスプレして家族写真にする。父は消防士に憧れていたので、消防士の格好をして撮影する。兄はF1。母は希望通りに看護師になっているので、なりたかったものとは少し違ってヤクザの女の写真を撮った。
家族写真に自信がある政志は、その写真を持って上京し、幼なじみの若奈の家に居候する。しかし、自信のあった家族写真は出版社の目に止まらず、見かねた若菜は個展を開くことを提案する。個展を開くと、赤々舎の社長の目に止まり、写真集の出版にまで漕ぎ着ける。
写真集は売れなかったが、評価は高く、木村伊兵衛写真賞を受賞してしまう。当然のように写真集も売れ、写真集に家族写真を撮ると書いていたので、全国から撮影の依頼が舞い込んだ。
脳腫瘍の子供を持つ家族の家族写真を撮ろうとした政志は、シャターを押す際に、涙を流す。(二宮が泣くシーンを見かけると思うが、この時のシーン)。
東日本大震災が起きる。浅田は以前、家族写真を撮影した家族のことが気になり、東北へと向かう。東北に行くと、その家族には会えないが、被災地で写真を持ち主に返そうとボランティアをしている学生(小野)に出会う。小野は友人を探しに千葉から戻ってきたそうだ。(小野はその後、地元で教師になる)。政志は小野と一緒にボランティア活動を行う。
政志はボランティア活動の中で、1人の少女莉子と出会う。政志は莉子から家族写真を撮って欲しいと依頼されるも、撮影出来ないと断った。
父が脳梗塞で倒れたことをきっかけに、アイデアを思い浮かんだ政志は、莉子の家族写真を撮影した。莉子の父が写った写真が無いのは、父が常にカメラのシャッターを押していたからだ。なので、父のいない写真こそが家族写真である。
政志は若奈と結婚し、冒頭の葬式の撮影シーンに戻る。
久しぶりに笑わせて泣かせるど真ん中の日本映画の良作。観る前はキャストのイントネーションが心配でしたが杞憂でした。
①主要キャストが全て好演。芸達者ばかりが集まっているので当たり前と言えば当たり前なのだが、最初から最後まで安心して気持ちよく観ていられる。妻夫木聡は、役者としては色々な役をやりたいだろうけど、やはりこのような普通の好い人の役が一番ピッタリくる。今回はお兄ちゃんとしての受けの演技に上手さを見せた。黒木華も映画では淑やかな役の印象が強いが、今回はやや気の強いくせのある役に魅力を見せた。あくまで演技だろうが関西女の地を出している様にも思えて面白い。②浅田一家のシーンでの肩に力の入らない柔らかい空気に対して、東北のシーンはやや硬いが(題材が題材だけに仕方ないかもしれないけども)、渡辺真紀子の懐の深い演技で緩和されている。菅田将暉も『糸』よりも好演。③私個人は、写真を撮ることも撮られることも余り好きではないが、映画の最後の政志の独白にあるように、写真は家族の思い出・記憶を留める、というだけでなく家族が未来に向かって進んでいくよすがになる、という力は確かにあるように思えた。
予想以上にに涙腺が崩壊。
2ヶ月ぶりの映画館、引越し先映画館があってよかったw
久々に妻夫木くんの映画。平田満さん風吹じゅんさん好きな俳優さんばかり。
中身知らずに見に行ったんですが、浅田家の写真集は目にしたことがありました。
最初は笑うことが多く、放蕩息子の主人公(二宮)にイライラしつつ。、途中からほっこり涙を誘うシーンが多くなり。
最後まで主人公のクズっぽいところはイラッとしつつ、浅田家の女性陣すごいなって思いつつ。
写真に切り取られた家族の愛とかにほんわりしました。
冷静で丁寧
実在の写真家・浅田政志さんの実話をベースに構成された映画だという。家族によるコスプレ写真集は実在しているので,映画に出てきた写真と比べてみると実にソックリで,よくここまで寄せて撮影したものだと恐れ入ってしまう。写真の存在価値は何かと突き詰めてみれば,時を切り取って後で見返せるものと言えるのではないだろうか。最も実用的なものは遺影であろう。撮り直しがきかない写真ほど貴重なものはない。
前半は,主人公が写真家として認められるまでをコミカルに描いている。アイデアは面白いし,撮影の苦労話も丁寧に描いてある。伝わる人にしか伝わらないという商業写真の難しさもしっかり描かれている。家族写真は家族の思い出の最たるものである。だが,家族というのは馴れ合いではない。辛いこともまた家族には付き物であり、その最たるものが家族の闘病や家族との死別である。やりたい放題の次男という設定はまあいいが,家族の誰かが病気で倒れた時まで他人任せでやりたい放題でいいのだろうか?という疑問が消せなかった。
東日本大震災の後の話は,決してこの映画のメインではなく,あくまでエピソードの一つという扱いであり,大震災ネタを期待していくと少し肩透かしを食らう。泣かそうと思えばもっとあざとく撮ることもできたはずだが,東北人として物足りなさを感じるほど淡々としている。前半とのバランスを考えた結果なのかもしれないが,個人的にはもう少し泣かせて欲しかった。それでも十分泣かされたのだが。
大震災の風景はセットで再現したのだろうか?引きのアングルのは CG かも知れないが,既視感が半端なかった。基礎だけになった家の風景は,東北の太平洋岸にいくらでもあった。亡くなった人の喪失感は,一人でも大変なものなのに,それが一度に何千人も出てしまったのである。あの時の日本人として言い知れない痛みを,私は死ぬまで忘れることがないだろう。そこに踏み込むかどうかで,映画の質は大きく違ったはずであるが,この映画では当事者ではないという姿勢を貫いている。
役者は,二宮と妻夫木は流石に実力者だと思わせたが,彼らに増して素晴らしかったのが黒木華と菅田将暉である。どちらも,オーラを封印して引き立て役に徹していたのが見事で,しかしながら自分の見せ場だけはしっかりハマっていて感服させられた。風吹ジュンも演技の幅の広さに感心した。北村有起哉も出番は僅かだったが印象的であった。彼の役は当事者であるので,もっと踏み込んだ演技でも良かったのではないかと思う。
演出はいずれの場面でも客観的で,非常に冷静だったのが印象的であった。これが人によって物足りなさを覚えたりする原因かも知れないが,とにかく丁寧だったのは褒めるべきだと思う。東北人は,見ておいて損はないと思う。
(映像5+脚本3+役者5+音楽3+演出4)×4= 80 点。
コミカルさと哀愁さの融合
かなり良かったです。コミカルな中に哀愁もあり。泣けました。
役者の表情をぐっととらえるカットが多くて印象に残りました。
中野量太監督ものをもっとみたくなりました。
主演・二宮和也の演技は哀愁とコミカルさが交じっていて好きですね。
これまで何作か主演映画見ましたが今回もらしさが満載で良かった。
いまいち乗り切らん
いまいち感動に乗り切れなかった。面白くはあったけど、入り込むほどではなかった。
震災を絡めてくるのはそれなりに感動したけど、震災で水を濁された感があって納得がいかなかった。
政志がそれなりの努力をしてきたんだろうけど、はじめ認められなかったのは当然のこと。世の中舐めた生き方してたからだ。将司自体に感情移入はできなかった。
切磋して琢磨する
家族写真
イイよね!
浅田家のお父さんの人生を全肯定してる家族。
佐伯家と内海家は泣いたわ💦
あーゆうボランティアを知れて良かった。
瓦礫を片付けるおじさんを撮影してる横を通りすぎるニノ。
ちょっと長く感じたなぁー
キャリーバッグ持って波止場に来て「東京行くから!」
て コントかよ! (さめたわぁ)
そゆの ちょいちょいあって気になる😢
わざと演出してるんかな? 知らんけど。
個人的に若菜ちゃん(黒木華)注目してまう(๑'ᴗ'๑)
ほっこり♪
この映画を見ると家族に会いたくなって、家に帰って古いアルバム引っ張り出して、親とこの時はこうだったとかどうでもいい話をして懐かしく笑いあいたくなる。そんな家族の当たり前がとても愛おしい。当たり前が災害で一瞬で崩れる怖さも感じながら、家族っていいな、写真って素敵だなと感じさせてくれる作品。浅田家と親含め同世代なので余計に感情移入しやすかった。
主要キャストのみなさん、みんなよかった。このまんまこんな素敵な家族いそうだなーって。平田満と吹雪じゅんの安定感、めちゃくちゃ優しい妻夫木兄貴、素敵すぎる彼女の黒木華、素敵な人に囲まれて、適度なダメ人間の二宮くんがいい人間味出てました。
内海家の子供かわいかったなーお父さんがもういない悲しさをしっかり受け止めた上の子と無邪気な下の子、どっちもかわいい。
改めて家族を感じて、家族を大事にしたくなります。
心が暖かくなりました。
見終わった後、心が暖かくなりました。
ニノの演技は、やっぱりすごい!
いつも見てよかったと、思わされます^_^
ニノを支える、黒木華さんも最高でした。
家族愛!
最後もえっ?
是非、見に行ってください(⁎˃ᴗ˂⁎)
家族も写真も素敵!
写真家って素晴らしい。1枚の写真がその時の思いを
今につなげ、明日を生きる力になる!
主人公は品行方正ですごく真面目な人と言うわけではないけど、そこがいいんだと思う。
挫折も味わっているからこそ、いろんな人の思いも
分かるんだと思う。
笑って泣いて泣いて、でも温かい。
素敵な映画に出会えました。
とにかく、商業映画として成立させたことに、尊敬と感謝を申し上げます!
エンタメとしても、感動ものとしても、今ひとつなんですが、
しかし、誇張されたり、余計な演出をされると、より悪くなってしまうので、悩ましいところです。
実話で、こんなことが、大切であることは痛いほどわかるので、
控えめながら、笑わせて実情を伝える演出は評価できると思います。
ある意味、醒めた目で、鑑賞しましたが、観て良かった、そう思いました。
知っている人も知らない人も観て欲しい
前半のコメディと後半のシリアスな部分のバランス・コントラストが良かった。
コメディ部分にも家族愛があって時々ウルッと来た。シリアスな部分は何度も泣けた。
震災ものは、色々あったので導入部分で泣けてくる。
Fukushima50のような、事故の真ん中のヒーローの話もいいけど、一人一人の話も感動してしまう。
私も、写真ボランティアの話は知っていましたが、知っているつもりで知らなかったのだと思い知った。
これだけ温かい人がいた事を、日本人として誇りに思うし、震災を知らない世代や、世界に知って欲しいと思った。
日本にしか作れない映画らしい映画だった。
気になるところあるけど
私も写真撮るのが好きなので、共感できる部分がありました。
いろいろツッコミたくなるところもあるけど、まあ、頑張ってたかなと思います。
時々撮ってるんですが、また実家帰ったら、家族写真撮ろうと思います。
撮ろうと決めたら、寒くても、暑くても撮りたい人と写真は撮るんです。
そう、今は、その瞬間しか撮れないんです。
今度、撮れるなんてだれも保証できないです!
笑ったり泣いたり忙しい作品(笑)
二ノ宮さん目当てで観賞。
以前観たキムタクとの検事役の作品の演技が良かったので本作にも期待。
期待通りの演技で本職の歌手よりも役者さんで行けそうな感じ(笑)
彼のヘアスタイルを含めた色々な風貌が見られて二ノ宮さんのファンなら必見の作品かもしれません。
ストーリーは3.11を境目とした二部構成になってる感じ。
前半は笑い多め。後半は涙多め。
実話ベースの作品だけど、あんなファミリーが実際にいたとは驚き。
全体的に満足度は高くは無かったけど、冬場の海岸で記念写真を撮るシーンが一番感動した感じ。
お父さんの写真が無いと言うアルアル感が良かった。
被災地でのボランティア活動。
自分が出来る事なら何でも被災者の方々のお役に立てるんだなぁと思わせる感の作品。
エンドロール最後の一枚の写真。
ほのぼのしていて良かったです。
観賞中、近くの女性の方が笑ったり泣いたり鼻水をすすったり。
かなり忙しそうでした( ´∀`)
家族の暖かみ(^-^)
理想の家族(^-^)
写真のあり方が良く出てる
現代の家族にない、いや、今の日本の家族に
忘れかけた家族像を思い出された。
良い映画でした。
この苦しい世の中浅田家の様な家族になれば、
この世の中乗り越えられるような気がする(^-^)
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