「慰安婦問題は外交問題ではなく人権問題」主戦場 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
慰安婦問題は外交問題ではなく人権問題
ケントギルバートってメガネを顔から離して目を大きく見せてたタレントさん?って一瞬思ったけど、それはケントデリカットさんでしたね。デリカットさん、ごめん。
慰安婦問題は、まじめに勉強しないととは思っていたけど、誰の本をとか話を聞くといいのかわからなくて避けていました。ニュースも極力観ないようにして先入観を持たないようにしていました。なんとなく今の報道は信用できなくて。
できれば第三者的な人の解説が聞きたかったんです。
ちょっと距離がある視点から事実を包括的に調査しての概説を知りたかった。
そんな時に、いつものごとくシネマトゥデイの映画短評を眺めてたらばこの映画の短評をいくつか観まして、この主戦場がまさに求めていた第三者的な解説がなのでは?と思い、急遽見にいきました。みて良かったです。短評描いてくれた方々ありがとうございます。
わたしはずっと慰安婦問題は外交問題で国際問題で、人種差別とかそっちが根っこなんだと思っていました。
でも、未成年を含む女の子たちが無理やり性処理をさせられてたって事は、レイプなんですね。性犯罪なんですね。91年の#ME TOOなんだ。人種差別は遠からずだけど、女の子の人権の話だったんだ。性差別なんだ。2019年の人権問題と根っこは同じなんだ、と気づきました。
性犯罪の被害者を貶める行為をセカンドレイプと今はいいます。人権感覚の乏しい人がやりがちな行為ですが、国会とかでわたしはずっとセカンドレイプを見させられてたんだ。それを怒りもせず放っておいたんだと気づき、自分の無知を思い知りました。
そして最終的には現日本政権の(わたしにとっての)やばさが言語化されてわかってしまい、やばい、改憲絶対アカン!改憲派の反対派に投票しなあかん。たとえ政策が微妙でも改憲派の議席を減らすためににその敵を応援しないと!
NHK圧力に負けんなよ、とか、朝日新聞と慰安婦問題の話ついに概要がわかった(ニュース避けてたから…)、とか、テキサス親父のマネージャーの眉毛…とか。
慰安婦像はいろんなところに設置するべきなんや、過去の被害者を悼み、未来の被害者を生まないために。