ザ・ダート モトリー・クルー自伝のレビュー・感想・評価
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そう言えば、今日はアメリカの21世紀が始まった日だ
『80年代に入ってから最低な文化!』ってこの映画の初頭で言っているが、最低と思わないまでも、アメリカ文化がカウンター気味にダサかった事は確かだ。
僕自身が
『モトリー・クルー』を知ったのは三年前にヘビメタ狂いの知り合いから無理やり聞かされたのが始めて。感想は言わずもがなぁ。この映画を見て彼等に対する印象は変わった訳では無い。
一つだけ気が付いた事がある。
『ファッ●』とか『ア●ホール』とか言いまくっている。それが『副詞』なのか?『助詞』なのか?『助動詞』なのか?
ネイティブな白人に一度聞いてみたい。それを解説する教材はないだろうからね。
映画のストーリー展開に付いては、ありきたりだし、このバンドのどこに魅力があるのかが良く説明出来ていないし。
少なくとも『QUEEN』と同一レベルな訳がないし。うるさい音楽とは思わないが、この当時『MTV』にチチャンネルを合わせれれば、こう言ったレベルの曲は『毎週カウトダウン』していたと記憶する。そう言えば『カウントダウンTV』とかなかったっけ?
今でもあるの?
『ニッキー・シックス』は同世代。アメリカ国民であっても、アメリカが大きな戦争に客観的いられた世代かもしれない。朝鮮戦争もベトナム戦争も中東戦争もかすめてはいるが、実戦からは逃れている世代だと思う。
素晴らしかった
絵にかいたような成功とスランプ、いろいろな失敗なのだけど、ノリが軽くてとても楽しい。ハノイロックスのボーカルが交通事故で死ぬ場面は、ボージョージとシンディローパーならどっちを選ぶ?とバカ話をしている最中で、ひどい。しかし実際そうだったのだろう。
モトリー・クルーには全く興味がなかったのだが、今聞くと当時興味がなかったのもよくわかるし、今改めてその明るさや楽しさを感じる。80年代のプロレスラーの実録と非常に重なる。
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