いのちスケッチのレビュー・感想・評価
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地域応援だけでない感動
大牟田の動物園の取組を紹介しつつ、地域を盛り上げる。その意志は十分に伝わっている。というより、職員の飼育する動物への深い愛情でそれ以上の感動を生む。小さな挑戦でも丁寧に取り組む姿勢が素晴らしいな。
ありがちに陥りそうな登場人物の愛情関係はなく、さらっとした演出に徹したのも爽やかでよいと思う。
大原梓も出てるよ
2023年6月18日
映画 #いのちスケッチ (2019年)鑑賞
国内で初めて無麻酔採血に成功するなど動物福祉に特化した動物園として世界からも注目されている大牟田市動物園を舞台にしたヒューマンドラマ
ワンヘルスも福岡発ですし、
認知症に日本一優しいのは大牟田市
福岡県出身者が多数出演してた
命を守る
中身の起伏はあまりありません。
動物たち命、環境を守る、動物たちの幸せを考えて勤務されている動物園のスタッフの方々の一面を見れたような気がします。
動物園の運営には人を寄せて収益を得なければいけないけど、そこに重点を置くと動物たちのストレスになる可能性もあって。
たくさんの動物たちを守るためには人手も必要で、、、
動物たちは言葉を発さないので、体調管理も難しい。
一匹一匹と向き合って守っているんだなぁと思いました。
動物園再生映画
面白くない。
何を主軸にしているのか分からない。
漫画家を目指す主人公。→知り合いの漫画家の卵に連載を勝ちとられる。
夢破れ地元に帰る。地元の友達に紹介され、動物園のバイトへ。
動物園を舞台にストーリーは進む。
漫画家を目指す主人公の事情。
自分はこの先どうするべきか。
動物園の事情。入園者が減り存続するかどうか。
動物の福祉、動物に寄り添ったものにしたい飼育員側。
主人公のおばあちゃんの事情。
認知症が進み、施設に入れるかどうか。
主人公がいい演技しているけど、ストーリー的には
獣医さんに引っ張られるので、主人公の立ち位置が可哀そう。
動物もライオンとモルモットしか出てこない。
動物園を舞台にする必要性がないような。
実話ならオール動物園を舞台にした話でいいのに。
おばあちゃんも施設に入るし、
認知症が改善の方向にいく終わり方ではないし
主人公だけは前向きで終わる。
人の『優しさ』が描かれた物語
全編に『優しさ』が溢れた傑作です。
大牟田の街並みに西鉄大牟田線そして、有明海の夕暮れは感動的な美しさでした。
美しく利発な獣医に藤本泉はハマり役でした。
とても良かったです。
今年のお正月はこれ!
東京でみたかった映画でしたが、見に行けませんでした。上映館を探していたところ、関内にあるシネマリンさんでした。それも初上映の日でした。私は、動物好きでしたので、
とても見て楽しめることができました。舞台挨拶で撮影の裏話なども
聞くことができて、鑑賞してよかったです。
とくに、動物の仕草や、人間模様がよく描かれていて涙をさそいました。エンディングが…。
このお正月はシネマリンさんへGOですね。
おもわず…。
恋のしずくから瀬木監督のファンになりました。過去作品も拝見しましたが、ゆっくり流れる時間を堪能しながら、知らない町を旅するようなあるいは、その町の住人になったような一時がたまりません。また、恋のしずく以上に、いのちというテーマが私にはつきささり感動をおさえることができませんでした。また、次の旅も期待しています。
ゆったりと時がながれる
ストーリーは 予想してたように、山場といった山場はないのですが、大牟田に住んでいる私にとっては、とても懐かしく見れました。
モルモットの可愛い事!
ただ 動物よりも 認知症がすすんだおばあちゃんを心配する主人公の気持ちが、痛いほど
理解出来ました。
主人公のお父さん、いつも怒っているように聞こえますが、あれは大牟田独特の喋り方です。
元炭坑地域の話し方ですよね。
夕陽の綺麗なオレンジ色に、染まった干潟、あんな美しい場所が有ったなんて驚きました。
どなたかも書いてらっしゃいましたが、ロケ地巡りもいいかもしれません。
派手なアクションとCGの映画に疲れた方、たまには、こんな ゆったりと時がながれる映画鑑賞も良いかもしれませんよ。
まさか、泣かされるとは!
舞台になった町の人間です。正直言って、まるっきり期待していませんでした。ご祝儀のつもりで見に行ったのですが。。。。
とんでもなく良かったです。
地味な内容なのに、しみじみと、監督の地方を応援してくれる気持ちが感じ取れて、とても好感持てました。
主役の俳優もとてもよかった。自然な演技で素晴らしかったです。
素直に感動しました。
この映画を見るきっかけになったのが去年から命を預からせてもらったモルモットです。
その子を育てているとモルモットで有名な動物園が福岡県大牟田市に在ると知り足を運びました。
そこでこの映画が上映されることを知り、観に行くことを決めました。
夢に挫折し、地元へ戻った主人公が友人の勧めで地元の動物園で働くことになり、その中で様々な人と再会し、新たに出会いゆっくりと人として成長していく内容です。
動物園で起こる人間模様で少しずつ変わっていく主人公の心境と環境
応援してくれていた人達との別れ
命を預かることの意味や重さ、温かさ
武田鉄矢さんのセリフの「初めてこの子が来た時の~」のくだりが在るのですが私的には心に刺さりすぎて今でもウルっとキてしまいます。
演者の方の違和感のない方言、大牟田の少し寂れてしまった風景、それでも温かい人間模様。
ホントに観て良かったと思える映画でした。
この映画に出合わせてくれたモルモットや大牟田市動物園に感謝します。
ありがとう
じわじわと来る
ありきたりの地方都市での小さなエピソードを、そのまま映し出します。主人公の活躍はなく、胸キュンのシーンもありません。遠浅の海岸風景や祭りのシーンは美しく勇壮ですが、「私の町にもあるよ」と言う程度です。国内初となる猛獣の無麻酔採血は、世界を変えたりしません。
だけど、この映画には、触れ合う人に向けるまなざしを柔らかくして、特別なことなどなにもない人生の輝きを増して、家族がいとおしくなり、故郷の町を歩きたくなる、そんな力があります。
クライマックスの無麻酔採血は、ヒロインの活躍というより、飼育員の地道な取り組みで成功に至り、大きな盛り上がりはありません。だからこそ、一つ一つのシーンが心に響きます。
「私は、いつの日かこの映画をまた見たくなるだろう」と予感させます。
素晴らしかったです
生まれてくるいのち、悲しくもなくなってしまういのち、また葛藤や別れ様々なシーンに意味が深く込められており、動物たちの元気ある姿、そして、普段はあまり見ることのない景色の壮大さに懐かしい気持ちと、ふるさとの情景を思い出すシーンがいくつもあり感動しました。
家族で見に行ったけど、長編の割にはメッセージが弱かったかなあ 「動...
家族で見に行ったけど、長編の割にはメッセージが弱かったかなあ
「動物たちとしっかり向き合った動物園」という取り組みはわかったけど、それを「麻酔なしでライオンの採血に成功した」という出来事だけでは説明が弱すぎる。他の動物園と何が違ったから廃園寸前から今のように成長できたのか、その説得力がない。なんだか主人公が描いたマンガで誤魔化された感じだな。
せっかく園長に武田鉄也という名優をもってきたんだから、もう少しカリスマ性や存在感を持たせても良かったのでは?あと奥さんが浅田美代子だと夫婦を演じる役者の実力が違いすぎて、高杢さんの下手さが目立ってしまう。高杢さんはやっぱり歌ってくださいよ。あと藤本泉が演じる獣医さんがあの場面で退職して渡米する経緯も、今ひとつストーリーに重みを出せてない。いろいろ考えて星3つ。
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