ファイティング・ファミリーのレビュー・感想・評価
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イギリス映画らしい渋いドラマ
プロレスという題材に、メインビジュアルにドウェイン・ジョンソンがデカデカと載っているために、派手なハリウッド映画かと思ったが、1つの家族の絆と夢を追いかけた、泥臭さももじった渋めのドラマで、イギリス映画の十八番の階級社会の下の人々の悲哀をユーモア混じりに描いた人間ドラマだ。
一家でプロレス興行をする家族は、地元の悪ガキたちにプロレスを教えて、小さな興行で糊口をしのいでいる。放っておけばヤクの売人になってしまいそうな若者たちに生きる糧を提供しているのだ。そんな家族の長女と長男はともにWWEのテストを受けるが、長女だけ合格し、家族思いの長女は複雑な想いを抱えながら単身渡米する。
プロレスは虚構だが、本物じゃないと見てもらえないというドウェイン・ジョンソンの言葉が印象的だ。虚構のプロレスで本当の自分を見つけようとあがく彼女の姿は多くの人が応援するだろう。プロレスシーンも本格的で素晴らしかった。
家族愛
ぷろれすには全く興味ないですが、めちゃよかった。
フローレンス・ピューがほんといいのとこういうサクセスストーリーは好きです。
周りを味方につける魅力ってのがほんと大事だと思いました。あと兄役のザックがいい味といいところを演じていたのがとても光った。
フローレンス・ピューが魅力満点
イギリスのプロレス命一家の娘が
アメリカのプロレスで一夜にしてスターになった
実話をベースにした物語。
今をときめくフローレンス・ピューが主人公の女性レスラーを演じてます。
あの「ミッドサマー」より前にこんな素晴らしい演技をしてたとは。
フローレンス・ピューの魅力満点の映画です。
家族みんないい奴ばっかりだし
練習生もみんないい奴ばっかり。
なかでも盲目の練習生が良かったです。
イギリスのプロレス一家
主人公(フローレンス・ピュー)はプロレス一家で育ち、兄と喧嘩しているうちにレスラーになっていった。
アメリカのWWEに誘われるが、採用されたのは主人公だけで、兄は落ちてしまった。
養成所に入るが、時として自分を見失うこともあった。
ドウェイン・ジョンソンが本人役でゲスト出演するが、なんといってもフローレンス・ピューのオーラには参ってしまった。
小畑千代って知っているかな?
小畑千代は、クラッシュギャルズやビューティペアよりも前の日本女子プロレスラーの先駆者で、1968年に女子世界王座を獲得した日本人である。当時TVでタイトルマッチが放映され観た記憶がある。得意技は吊り天井ロメロ・スペシャル。
以前、全米には主要なプロレス団体が3つあった。ミネアポリスのAWA 、ニューヨークを中心とした WWWF、全米をカバーするNWA。
WWWFは、WWFに改称し、後にWWEとなりケーブルTVと組んで勢力を拡大し、衰退したNWAに変わり全米一の団体となった。
「アイアンクロー」は兄弟がNWA世界ヘビー級チャンピオンを目指す話だが、本作はイギリスの片田舎で家族プロレスをしていた少女が、夢だったWWEの女子世界王座を奪取した実話に基づく話である。
「アイアンクロー」のレビューをきっかけに、レビュアーの方々の強力推しに速攻アマゾンに発注した。だってF.ピューが主演なんだもん。(親の介護等で一番映画館に行ってなかった頃なので劇場で観ていない)
今日は公開初日の「プリシラ」に行こうと思っていたが、DVDが到着したので「ファイティング・ファミリー」をDVDで鑑賞。
イギリス北部で家族でプロレスを興行しているナイト一家。娘のサラヤ(フローレンス・ピュー)は小さい頃からリングで兄と対戦している(ミクストマッチ)。リングネームはブリトニー、しかしペイジに変える。
ロンドンのWWEスマックダウンの会場で行なわれたトライアウトに兄妹で参加し、会場に来たスーパースターの「ザ・ロック」ドウェイン・ジョンソン(本人)と対面し助言を求める。「プロレスは脚色された世界だが、ファンはウソを見抜く。自分を出せ!」
興奮した二人はトライアウトを受けるが、妹だけが合格する。
妹は渡米してWWEの新人育成施設NXTに入るが、トレーニングのハードさ、アメリカ人の仲間とも打ち解けられずホームシック等で心が折れそうになる。兄に電話しても合格出来なかった兄は妹の電話に出ない。
故郷のクリスマスの特別興行に参加するため帰国した妹の辞めたいと言う弱気に、兄は試合でツームストン・パイルドライバーをお見舞いしてKOする。「お前は夢を捨てた!」
父親は悩む娘に「親の望みでも自分が嫌ならしなくていい」(ここが「アイアンクロー」と違う所だ)
ペイジは、アメリカのNXTに戻り、辞めない事をコーチ(ビンス・ボーンがいい味を出している)に告げ仲間とも打ち解けトレーニングに励みNXTの試合デビューを飾る。
レッスルマニア(WWEのイベント)の試合会場でペイジは抜擢されチャンピオンに挑戦する機会を得る。
試合前、落ち着かないペイジは兄に電話する。兄は電話で「自分を出せ」と応援し、妹は試合に向かう。
チャンピオンAJリー優勢のうちに試合は進むが(さすがにトップロープからのブレーンバスターを食うのはピューのダブルか)、最後に兄の得意技ザックアタックを決め、千載一遇のチャンスをものにして、ペイジはチャンピオンベルトを掴む。生中継を見る故郷の家のTVの前は、もう大騒ぎだ。
ペイジは、WWE初登場で最年少のディーバス・チャンピオンとなったのだ。(記録では2017.4.7の事だ)
「ファイティング・ファミリー」は、家族でともに戦うプロレス家族の兄妹愛、家族愛の実話であった。
DVD特典映像によれば、
フローレンス・ピューは、実際に4週間NXTでトレーニングしてから撮影に臨んだ。
兄嫁の家族を囲んで食事をするシーンがあるが、嫁の父親役が監督のスティーブン・マーチャント。
ドウェイン・ジョンソンは、ぺイジのドキュメンタリー(ラストのクレジットに一部が映る)を見て、この映画を製作し、自ら出演もしている。
ペイジのタイトルマッチの撮影は、RAWの試合会場で試合終了後、約2万人の観客に残ってもらい、1時間で撮影された。
日本では女子プロレスは色物と見られていた(昔はキャバレーとかで試合をした事もあった)が、小畑千代の世界戦中継が高視聴率を取った事から女子プロレスも注目され、赤城マリ子、ビューティペアの登場で女性ファンも黄色い声援を送るようになった。
WWEでもペイジの活躍により女子プロレスの放送枠が拡大したと言われている。
どこでもパイオニアが道を開くのである。
アイアンクローとは違う迫り方で、プロレスの本気を描く
アイアンクローきっかけで、フォロワーさんに紹介されて鑑賞。出会いに感謝したくなる一作だった。
黄色に赤文字というポスターをみると、強烈なB級映画の香りがプンプン漂っているのだが、心配ご無用。
観ているうちに、自分の心の中がオセロのように次々と気持ち良くひっくり返され、じんわりと感動が込み上げてくる作品に仕上がっている。
ストーリーは、「アメリカのプロレス団体WWEで、一夜にしてスターの座を掴んだ女性ファイター、ペイジの実話をもとに、プロレスを通して固い絆でむすばれた家族を描いたヒューマンドラマ」という解説文通りだが、一つ一つのエピソードの描き方と、その背景の見せ方がとにかく上手い!
こちらが監督の演出や脚本の意図通りに主人公たちに感情移入していくと、次第に見事な切り返しが次々と炸裂してくる。その展開は、まさにプロレス自体が持っている物語性や、スピード感や、ダイナミックさと重なるかのようだ。
アイアンクローは、「圧倒的な父とそれに憧れる息子たちのストーリー」だったが、こちらは「プロレスに救われた家族が、共にプロレスを生業にして生きていくストーリー」。
だから、WWE参戦は、家族の夢であり悲願なのだが、何よりも優先されるのは「家族であり続けること」なので致命的な悲劇は起こらない。
そして、アイアンクローとは違ったアプローチで、プロレスという競技そのものの本気さを、余すところなくきっちり描き出しているところも好感が持てる。
本人役で、ドゥエイン・ジョンソンが出演しているのだが、自分は、まず最初の彼のセリフに泣かされた。
またこの映画は、イギリス映画っぽい、フラモンティとかキンキーブーツとかに連なる、労働者階級の人々の生活を温かく笑いと共に描き出す作品という側面もあって、そういった点も自分にはツボだった。
アイアンクロー公開中のこの機会に、ぜひこちらも鑑賞をおすすめしたい。
お宝映画に、勝手に認定します。
すごーく面白かったです。
騙されたと思って是非ご覧ください。
実在の女子プロレスラー・サラヤ・ジェイド・ベヴィスの実話を元にしています。
プロレス一家に育ったイギリスの少女サラヤがトライアウトで見出され、
遂には夢のww eのチャンピオン、AJ・リーと戦うチャンスを掴むのだった。
ドウェイン・ジョンソンが本人役で出演しています。
出番はほんの2〜3シーン。10分未満なんですよ。
けど、その10分未満が最高の10分未満(笑)
お釣りがくるほど最高の働きをして、スターの輝きと、スターである事の
素晴らしさを教えてくれます。
まぁ、スポ根映画そのものですが、気持ちよさは抜群。
ペイジ(サラヤのリングネームね!!)の家族も凄いです。
お父さんは8年間服役。
お兄さんも服役中。
びっくりしますね。
主演のペイジ役のフローレンス・ピュー。
聞き覚えあるでしょ!!
「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」のエイミー。
「ミッドサマー」でも主役で印象的でしたね。
ぜんぜんフローレンス・ビューと気が付きませんでした。
どちらかと言うと「ヒール役」的なメイクで、身体を張ったプロレス技は
迫力たっぷりです。
「アイアンクロー」を観て、思い出しました。
お勧めです。
こんなにいい映画だったんだね
プロレスは好きだけど、WWEのことはよく知らない。映画は好きだけど、この作品のことは知らなかった。こんなにプロレスがスクリーンにマッチするなんて。
それぞれのキャストは素晴らしいし、後半にかけての盛り上げ方も良かった。
クレジット時の実際の映像には泣けたよ。
笑いあり、涙あり、下ネタありの泣けるコメディ映画
ドウェインジョンソンさん出演とのことで鑑賞しました。
「プロレスって台本あるんでしょ」劇中でも出てきたように私もこう思っていました。ここまで深く考えさせられ背中を押してくれるようなストーリーがあるスポーツだとは思っていませんでした。期待以上の映画でした。
プロレスを知らないかつ興味がなかった自分でも少しプロレスに興味を持つほど楽しめました。
夢や目標に向かって進んでいる人にはたまらない映画だと思います。とてつもないくらい感情移入すると思います。「夢は必ず叶うわけではないが、夢は追いかけないと叶わない」この言葉がぴったしだと思いました。
劇中自分は兄のほうに感情移入してしました。選ばれなかった兄と選ばれた妹。
・選ばれたのけどレベルが違いすぎる現実に周りは美人なモデルやチアリーダー。ひとりぼっちになってプロへの厳しさを知る
・昔からの夢でいろんな努力も積み重ねてきた。なのに妹だけが選ばれヤケを起こす。やってはいけないことだとわかっているのに怒りと嫉妬で抑えられない
どっちの気持ちも痛いほど伝わります。なんてつらい現実なんでしょうか
ラストは感動で涙でした…これが実話とはかなり驚きです。叶わないかもしれないけれども夢に向かってつき進もうと思いました。笑いあり、感動あり、下ネタありの泣けるコメディ映画です。ぜひ夢に向かって突き進んでいる方にお勧めしたいです。
外からは見えないもの
ビンス・ボーンでてるのかってことで見てみたら掘り出し物だった。
癖の強いプロレスを題材にはしているけど、基本的にはファミリーもの。
そんでなりたい自分になるためのあれやこれや。
僕としては兄の方に共感することが多くって、
その分、彼を応援しながら見てたような感じになっちゃった。
ここまで派手じゃなくても、突拍子もないチャンスって急にくることがあると思う。
そんな時に良い結果を生むのはやっぱり普段からの積み重ねだし、
けっきょくは自分の気持ちの強さなんだろう。
努力は報われるなんて思わないけど、努力してなきゃ何者にもなれない。
それにしてもビンス・ボーン好きだなあ。
観終わったあと、元気が出ました❗️
プロレス界の最高峰WWEの頂点に辿り着くまでを、家族愛、地域社会と絡めて表現したノンフィクション感動映画です🎬
単純な話しなんだけど、1人残らず人生に背負うものがあり、一生懸命生きている。
そんな姿が本当にグッときて、クライマックスシーンは感涙。
観終わったあと、元気が出ました❗️
ありがとう😊
黒髪のフリーーク🖤 ペイジーーー、ぴゅー!
Yes, coach!ピューの良さ全開!かっこいい!燃えました、萌えました、毛振り姿も決まってました!
色白で黒髪でパンクで英国訛り英語の国イギリスから来た娘 と、金髪で小麦色の肌にキラキラ真っ白でバッチリ矯正済みの歯のアメリカとの対決でもありました。でも、いろんな人ー居場所がない、障害がある、刑務所にいた、死のうと思った、子ども抱えて生きなくちゃーにプロレスは喜びと生きてく強さを与えてくれるんだと思いました。
実話とはすごいし、ザ・ロックも本人!今まで見たピュー出演の映画の中で一番いい子で家族と仲間に恵まれている役でした。内気で悩むし緊張もする、兄頼み、でもオーラがあって強い意志の持ち主を素晴らしく演じていました。この映画でのアクション経験が「ブラック・ウィドウ」に繋がったのだと思いました。
これからのピュー、ますます楽しみ!
家族の話だね。
ローラボールダィアリーズとか、思い出すね。
若草物語のフローレンスビューがいいね。
プロレス一家の1番下の妹がWWEに選ばれて
兄は、拗ねるやね。
しかし、ショービズの世界は、いろんな目的で
みな稼ぎにきている
厳しい世界なんだ。
自分を信じてやるしかないな!
ラストは、泣いてまいました。
硬い絆の家族愛が涙を誘う。
日本でも中邑真輔選手の大活躍で脚光浴びる世界一のショーマンシップ、アメリカ『WWE』で一夜にしてスターの座を掴んだシンデレラ女性ファイター、『ペイジ』の実話の物語。物語に惚れ込んで本人役で自ら志願出演した世界のスーパースター、『ザ・ロック』こと、『ドウェイン・ジョンソン』。2019年見逃していた映画をコロナ巣籠鑑賞。女性レスラーで魅せて上り詰められるのは元モデルか元NFLチアリーダーと言われる中で外国人かつ見目麗しいとは言えないハンディキャップを凌駕して上り詰めたヒーローの物語。硬い絆の家族愛が涙を誘う。
実話
泣けたぴえん
普通に良い話
スポーツに家族に絆
レスラー口は悪いがユーモアのセンスがキレキレで羨ましい
コーチがセックステープと呼ばれる所以が秀逸らぶ
私的にはペイジ兄の苦悩が痛い程理解出来て沁みた
人にあって自分にない才能
その事実を受け入れるのはとても苦しいよね
でもそれを乗り越えて一回りも二回りも人は大きくなるのだ!
これぞ“プロレス”映画
今や世界最大のプロレス団体WWEのトップレスラーだった「ロック様」ことドウェイン・ジョンソンが女子レスラー・ペイジのドキュメンタリーに感銘を受け企画、WWEが全面協力したサクセスストーリー。ロック様を始め、登場するレスラーやWWE関連の映像も全部本物だし、役者の人たちもしっかりトレーニングを受けてるようで、ちゃんとプロレスしてるのが嬉しい。
プロレスファンとしては、プロレス系の映画での、試合シーンにどうしても違和感があったけど、この作品はそんなストレスがないので物語に入り込むことが出来た。
これが実話とはビックリ!
お気軽に観れると思ってたけど、ちょっと違ってた。
そして実話に基づいた作品との事で胸が熱くなります。
イギリスで小さななプロレス興行をしている家族が本家アメリカの女子プロに臨むサクセスストーリー。
前半はB級作品を臭わせるんだけど徐々にのめり込んで行った感じ。
米軍の軍隊訓練を彷彿させるスポ根的な内容も良かった。
家族愛や友情を上手く表現してた作品。
そして、あのドウェイン・ジョンソンさんを脇役で使うという贅沢さ!
エンドロールで出て来る本人達。
キャストの皆さんと似ていて、そのキャスティングも良かった!
ペイジ役のフローレンス・ピューさん。
髪の色はブロンズより黒髪の方がお似合い( ´∀`)
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