スノー・ロワイヤルのレビュー・感想・評価
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オッサンを愛でる作品
この作品はかなり笑えるように作ってあります。
主人公の「はじめてのさつじん」も途中息を取り戻し慌てて絞め殺すシーンなどはお茶目で可愛いさすらかんじる。
敵にもこういった萌えポイントが多く人がいる死にまくっているにさわやかな余韻すらあります。
確かにこの後どうするんだ?とか主人公は絶対豚箱行きだろとか、子供は幸せになれないだろうなとかあるけど、自分としてはお茶目なオッサンが多く見れて満足です。
1番笑ったのは棺桶を担いで昇降機に乗ってるけど明らかに定員オーバーで登っていかない場面を長回しで撮ってる所かな
“Wind River” × “Fargo” 復讐ブラックコメディ
監督の過去作を自らリメイクした本作。
元となったノルウェー版は観ておりません。
一人息子が殺され、妻にも愛想を尽かされ、自殺まで考えていた無口な除雪作業員が、息子は巻き添えを食らっただけと知り復讐を果たしていく話ですが、全編を通して悲観的、同情的視線は全くと言っていいほどありません。「はい、また死にました☆」と軽〜く流れていき、ブラックユーモアたっぷりです。
誰一人として、「いい人」は登場しません(^_^;)。強いて言えば、いじめっ子にやり返さず、嘘もつかないVikingの息子Ryan君のみでしょうか。主人公Nelsは”Citizen of the Year”として表彰されるも見ての通りだし、Nelsの妻は、息子の本性を知らなかったのかと、自分のことは棚に上げて夫を一方的に責めているし(寄り添わない夫もどうかと思いますが)、検死官らは非情だし、女性警官は少し狡猾だし、男性警官は怠慢だし、ホテルのフロント女性は偽善だし、Nelsの義姉は無礼だし………。
一方でカルテルのボスや(元)構成員達も完全なワルではなく、息子を愛して止まなかったり、弟を命懸けで守ったり、恋人想いであったり(^^)、人間味がありました。
Nels、Viking、White Bull、彼ら全員が息子と生き別れてしまいますが、NelsとRyan君は実の親子では築けなかった関係を短時間で作り上げたようでした。年齢的にはおじいちゃんと孫ですけど。その後Ryan君はどこへ行ったのかしら。ママの所か。
コカインが粉雪となっていくのが良かったです。悪事は全て大雪と冷たい川の底へ。
Oscar Wildeの言葉から始まり、何のこっちゃという感じでしたが、なるほど、行く先々で幸せをもたらす人は、登場したとすればRyan君で、いない方がマシな輩はその他大勢のようでした☆(^_^;)。
町の平和を乱す者は雪と共にかき消して、今日も除雪車は走るのでした。
重機ファンはちょっと興奮するかも?
それにしてもCoxman兄弟、似てなさすぎ。
"Some cause happiness wherever they go; others, whenever they go." ~ Oscar Wilde
リーアム・ニーソン!
雪の中でのバイオレンスアクションという感じでしょうか?個人的には途中から話の展開が微妙にズレていくような違和感を感じました。最後までスカッと感は余り無かったのがちょっと残念かも。
復讐すごろく
前半は復讐すごろくがさくさく進んで、キルアンド滝リバース!の繰り返しが可笑しいです。
中盤からは敵対組織、お兄ちゃん、ポンコツ殺し屋w、子供を誘拐、ともうはちゃめちゃ。
ラストに激突死するアバランチ、が誰だか分からなかくてもやもや。どなかたか教えてください
いまいちノリが悪いブラックコメディ。
リーアムニーソンが復讐に燃えてるのはいつも通りですが、いつものリーアム無双ではなく、限りなく一般人。
メインはむしろ周りの連中が勝手に巻き起こすブラックな報復合戦。リーアムはあくまでトリガー。
しかしこの報復合戦が要素詰め込みすぎでいまいちテンポが良くなく、たまにクスッと笑える、というレベルに留まってしまっています。
リーアムニーソンの立ち位置も中盤からなんだかあやふやだし、除雪作業員の設定もあんまり活きてません。
まぁそれなりに面白くはあったのですが、わざわざリーアムニーソン使ってリメイクするならもうちょっとシンプルにするか、逆にコメディ部分を思いっきり強くするかした方が良かったんじゃないかなと。
退屈はしないがハラハラドキドキする訳でも複雑な謎解きがある訳でもな...
退屈はしないがハラハラドキドキする訳でも複雑な謎解きがある訳でもない。リーアムニーソンが出ていなければただのB級映画。
奇妙なバイオレンスアクション
息子を殺された男の怒りの復讐劇、と思いきや、実はブラックコメディなのかという、奇妙なバイオレンスアクション作品でした。
最初は確かにシリアスな雰囲気だったと思うのですが、復讐相手のマフィア達がトンチンカンで、いつの間にかブラックコメディにシフトしてるような。
とは言え、人物描写やバイオレンス描写はしっかりしており、先住民差別や観光客依存経済といった社会派目線もシニカルにまじえ、滑稽さがありながらも親父の悲哀も感じさせます。
最期、息子を亡くした親父同士、静かに胸を打つエンディングかと思いきや、最期の最期でなんじゃそりゃ!、完全にブラックコメディだろ!、と笑ってしましました。
誰か死ぬ度に出る十字架マークと名前のテロップも、恐らく死者の宗教によって十字架マークではなかったりもして、成る程と思っていましたが、敵のボスの時は何?、ピースマーク?、と、よく分かりませんでした。
検索してみると、反核、平和のピースマークの他に、都市伝説的に反キリストの逆十字架のマークという意味もあるとかないとか。
ということは、他の死者は追悼の意味の十字架等のマークで、ボスだけは地獄に堕ちろみたいな意味なのか?
それとも、冒頭の言葉から、ボスがこの世を去ることで平和で幸福になるという意味なのか?
それとも無神論者の平和主義者だったという意味なのか?
と、勝手に色々と考えてしまいましたが、ぱっと見ただけで、ピースマークだったという自信もないのですが。
自分が知らないだけで、何かの宗教や団体のシンボルマークだったりするのでしょうか。
ブラックジョークあふれる良い作品
ナメてた相手が実は殺人マシーンでしたモノの
いつものリーアムニーソン映画かと思いきや、
いやいや、なかなかの変化球ではないか。
素敵な裏切りで、とても気に入りました。
作品のトーンは至ってシリアス。
だけど、起きていることは、
現実離れしていて、
そのギャップがたまらんのです。
テンポはいいし、
人はたくさん死ぬし、
ユーモアあるし、
俳優陣の演技も素晴らしい!
これは愛すべき良作。
リーアムニーソンが好きなら、
絶対に観るべきよ。
予想を裏切る面白さです
「96時間」のように頑張るパパさんでありながら全く違うキャラのリーアム・ニーソンでした
サスペンスアクションと思いきや、これはコメディ?と思うくらい何回も笑えました
退場する度にその人の名前が出てきたり、あんなエンドクレジットは好きです
「あ〜面白かった!」と思いながら映画館から帰れました
そんなにキレて無いですよ
息子を殺され復讐を誓う父親が犯罪組織の抗争に巻き込まれていく姿を描いた作品。
もっと難しく犯人を見つけ出すのかと期待していたら、どんどん組織のボスまで簡単にたどり着いてしまうし、途中から組織同士の抗争が加わってきて、主人公のキレ方がボヤケテしまって中途半端な印象の映画でした。
タランティーノぽい
全体的に話の感じがタランティーノの作品のようでした。
色々な立場の人間が勘違いして無駄な血を流して行く展開。
セリフの流れがタランティーノ映画のようで。
ダラダラしたセリフ回しの展開は少し苦手なんだが気楽に見れました。
人が死ぬ後のクレジット、モーテル、ラストのオチは笑った。
リーアムニーソンは相変わらず強い、家族がやられるとすごいパワーを発揮するね。
除雪作業員があんなに銃を使いこなせるなんてね
狩りの話を息子としてたって言う補足もあるからそれはありか
リーアムニーソンってだけで元秘密諜報員的なのを想像しちゃうのがファンってもの。
皆さん、この映画は笑って貰って結構です
お馴染みリーアム・ニーソンの血だらけ映画だと思ったらコメディで、いや待てよこれはバイオレンスだと身構えたらやっぱりコメディだ、いやまてまてこれはと‥繰り返してたら終わってました。
御覧になる時はバイオレンス映画!いやコメディ映画!と両極端では無くバイオレンスコメディ映画として御覧下さい。
多分、私の様な気持ちにはならずに済みます。
バトルロワイヤルならぬスノーロワイヤル❗
星🌟🌟🌟🌟はっきり言って良くできたB級映画❗主人公を演じるリーアム・ニーソンが息子の仇を打つ過程が短絡的過ぎますがそれなりに面白いし宿敵バイキングの息子役の子役の男の子が上手いので観ていて飽きはしなかったです❗また仇討で相手を躊躇なく殺す所は良い意味でB級ぽくて良かったです❗
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