劇場公開日 2019年11月8日

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「高評価が気になり観賞」映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ nnetmさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0高評価が気になり観賞

2019年11月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

萌える

良し悪し、両方についての感想です。

前半のメンバー紹介は、始まりの期待感もあいまって楽しく良いのですが
中盤に、お馴染みの童話や昔話が、ヒネリ無く次から次へと目まぐるしく出てくるので、子どもウケはしそうですが、大人の自分としては、正直時間をやり過ごしていました。

しかし後半に、ふろしきというキャラがいるだけあり、とっちらかった絵本のお話の数々が伏線で、最後は見事に回収。
脚本家の一人勝ちでした。
これで涙腺を刺激される訳です。

途中、赤鬼(さえカワイイ)が、映画版ジャイアンに見えて来たり、とにかく全ての絵が可愛らしく、アニメは苦手な自分が
『若おかみは小学生』以来、アニメ映画で涙ぐんでしまいました。

一つ気になったのは、俳優さんの吹き替えやナレーションは、当たり外れがあるなと、また感じてしまった事です。
マルチに何でもこなす井ノ原さん。イメージ的には悪くはないのですが、映画に合う声質かと言えば、今回は??でした。

俳優さんなら例えば
ソツなく何でもこなせる松山ケンイチさん
ゆったり癒し系声の斎藤工さん
可愛い系声なら千葉雄大さん
ジャニーズなら語りが上手い風間俊介さん
のような方々に、ナレーターを務めていただいたら、少しは違和感が少なかったかと思いました。

お笑い芸人やタレント・俳優さんの声を使う映画が年々増えていますが、やはり何だかんだで、プロの声優さんが一番違和感なく安心して見られるなと、個人的にですが改めて感じました。

全映画館が泣いた、と迄は行かず、劇場の体感で1/3程の方が涙していた気がします。
気づかないように涙されていた方が多ければ、半分以上だったかもしれません。

ハロウィンのバカ騒ぎより、地味ハロウィンのすみっこ感が好きなタイプとしては、後半からエンドロール迄は特に観て損はありませんでした。

迷っている方がいたら是非。
大人の方は、夜やレイトショー上映等がオススメです。

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nnetm