「好きで、好きで、苦しくて、幸せ」窮鼠はチーズの夢を見る kayaさんの映画レビュー(感想・評価)
好きで、好きで、苦しくて、幸せ
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綺麗な恋愛映画を観た。
もっとはやく別れてあげればよかった
くるしそうだったからね。
この言葉が恭一の
今ヶ瀬を想う気持ちをあらわした
そして
ほんとうに人を愛したら
そうするしかない
方法なんだと思った。
好きな人が
自分のせいで
辛そうにしている姿を
見たくない。
少なくとも別れたら
直視しなくてすむ。
今ヶ瀬だって
なんとなく気持ちをごまかしながら
笑って
生きられるのかもしれない。
笑えるかな。
ほんとうに、笑えるかな。
映画のラストで
今ヶ瀬が消える。
泣きながら
消える。
消えたのかな。
想いを募らせ待つ人同士は
惹き合うから。
恋愛で
超え難い障壁は
誰しもあり得る。
ただ
ふたりでいられたら楽しい。
ふたりでいられるから幸せ。
単純に思えたらいい。
日付が変わった瞬間に
誕生日を祝うワインを貰い
飲むと減っちゃう
と
幸せがもったいなくて
いつまでもとっておきたくて。
ふたりで
ポテチを食べながら
テレビを観て
髪をさわり
すこし照れてるシーンに
泣いてしまった。
しあわせが続きますように
しあわせが続きますように
と祈りながら観た。
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