燃えよ剣のレビュー・感想・評価
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現在の日本一アクションスター岡田准一
なんだけど
どうも幕末の世界と対等に戦っていくにはどうすればよいのか?
という思案のしどころ感が抜けているような気がした。
新選組がバックボーンなのでわかる奴にはわかるやろう、と
監督が手を抜いたのかね。
鈴木亮平との兼ね合いも緊張感をもたらしていたが
山田涼介クンはどうみても貫禄不足。
沖田総司は美少年やったっけ?
ウーマンラッシュアワーの村本大輔はいい味をだしていて
いつもの政府批判をもう少し落としてくれたら
もっと応援できるのに惜しいですね。
それとCGさえあればなんでも出来る、っていうのも
もう少し加減できんもんかな。
70点
イオンシネマ草津 20211122
パンフ購入
どんどん昔の風景が失われていく中で京都や地方の歴史建造物をロケに...
どんどん昔の風景が失われていく中で京都や地方の歴史建造物をロケに取り入れてセットとは違うリアル感があった。農民が侍に憧れ、幕臣に成りたくて集まった腕自慢が時代の波に乗ろうとして奮闘した群像だ。しかし、実は幕府に汚れ仕事をさせられて、みずからも杓子定規な武士道を掲げて内輪で主導権争いをして粛正を繰り返す。池田屋でも幕臣はなかなか来ないのは様子見をしていたからだろう。
古くは子母沢寛の新撰組始末記の当事者達への聞き書き、最近明らかになった長倉新八の新撰組戦場日記では実際の事情や状況が述べられている。司馬遼太郎はこれらの資料から小説としての話を組み立てた。天皇に政権を移行する、外国は排除し幕府を立てるとしてもどのような政権を作るのかは問われず新撰組はとにかく討幕派であれば斬りまくるという思考停止が解りやすく、多様性のなさから袋小路に追い込まれていく。近藤は小田原の辺りで幕府から城主に祭り上げられて敗戦を繰り返していく。侍という幻想が若者達を死に追い込んでいった。時代の捨て駒であった。
んー
あんまり…うーん。…普通。
原作は大好きで青春の一冊なんですけど、アレがコレになっちゃうのか…て感じ。燃えてなかった。良さが全然出てない。土方歳三が昔話をするという手法にしたのも良くない。長過ぎるし感情移入しにくいし、恋愛要素もオマケというか軽い…柴咲コウのセリフの言い方が元々あんまり好きじゃなくて。お顔立ちは好きなんですけどね…(ファンの方には申し訳ない。良さが分からない人なのねーと思って下さい)
年齢層もやや高め。
土方歳三なんかは特に前半は違和感ありました。歩き方も想像と違いました。上州の百姓出とは言え、なんかもっと…。
ストーリーは詰め込み過ぎだと思います。
池田屋なら池田屋に絞るとか、何が描きたいのか明確にした方がいいのではないでしょうか。梟の城の方がまだ面白かったかな。
農家の出であっても、剣術に長けていれば、 乱世を生きていける。 そう感じさせる土方歳三の人生。
動画配信で映画「燃えよ剣」を見た。
劇場公開日:2021年10月15日
2021年製作/148分/G/日本
配給:東宝、アスミック・エース
岡田准一
柴咲コウ
鈴木亮平
山田涼介
尾上右近
山田裕貴
たかお鷹
坂東巳之助
安井順平
村上虹郎
谷田歩
金田哲
松下洸平
村本大輔
髙嶋政宏
柄本明
市村正親
伊藤英明
「燃えよ剣」は司馬遼太郎の歴史小説。
1966年にも映画化されている。
新選組副長・土方歳三の生涯を描いている。
農家の出であっても、剣術に長けていれば、
乱世を生きていける。
そう感じさせる土方歳三の人生。
享年34、短い一生だと思った。
新見錦、芹沢鴨の暗殺シーン、
池田屋事件のシーン、
山南敬助切腹のシーンなどとても血生臭く描写されている。
司馬遼太郎の原作だけあって、
たくさんある新選組に関する作品の中では
一番印象深い映画だったと思う。
見応えがあった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
見事な再現度
やはり長い。
岡田くんの土方歳三
キャストはいいけど
来年2023年の祇園祭は新選組と土方歳三で盛り上がりそうです
2021年版、54年ぶりの映画化
リメイクというよりほぼ初映画化みたいなものです
というのも1966年版は、多摩時代から池田屋事件直後までしか扱っていないからです
しかも原作はあってなきがごとしなのですから
本作ではお話は原作にほぼ忠実です
原作者の司馬遼太郎もご存命なら激賞されたと思います
昨今の映画には珍しくタイトルロールがあります
キャスト、スタッフが縦書きで流れていきます
その背景のパターンが不思議な模様で、和風なのですが一体何なのかわからないのです
その謎がラストシーンで解き明かされる演出がなかなかに憎いです
土方歳三役は岡田准一
冒頭に有名な写真のままの黒い洋式軍服にザンギリ頭の姿で登場して、岡田准一が土方歳三に似ていることをまず強く印象づけます
同時にそれが回想シーンの導入部として全編を牽引させていく構成が巧みでした
これにより長い上映時間に区切りがはいり集中力が維持できる効果もありました
映像も美しく、画面が明るく鮮明です
時にレンズの味が映画的な快感をもたらします
島原の揚屋の有名な角屋の二階での大宴会シーンなど現代的な味付けの演出も、さほど気にはなりませんでした
確かに古い新選組の映画に浸ってばかりいると違和感を感じます
でもこれぐらいの感覚はあって良いものと支持します
また柴咲コウのお雪も現代的なキャラクター造形ですが、これも成功していると思います
剣戟シーン、合戦シーンどれも迫力があり嘘ぽくもなくクォリティーの高いものです
唯一不満なのは、ラストの単騎突撃シーンです
原作どおりなのですが、もはや手垢にまみれた展開なのでここは捻りをいれるか見せ方を工夫して欲しかったとは思います
とはいえ司馬遼太郎の原作ファンとしては大いに満足できる作品であると思います
司馬遼太郎記念館が大阪府東大阪市にあります
大阪難波駅から近鉄奈良線の各駅停車で15分ほどの河内小坂駅から徒歩10分ほどの住宅街にあります
原作ファンは京都ばかりでなく、ぜひこちらもお立ち寄りされるべきとお勧め致します
京都では2022年の新選組展が京都文化博物館で開催が終わったばかりです
土方歳三の写真の展示もありました
壬生寺には近藤勇の胸像があるのですが、土方歳三の胸像を建てるという話が進行中だそうです
クラウドファンディングで資金を募り、新選組結成160年の2023年池田屋騒動のあった7月16日を目標に建立する計画が進んでいるそうです
資金も目標を大幅にクリアしたそうです
来年2023年の祇園祭は新選組と土方歳三で盛り上がりそうです
ラストサムライ
新選組副隊長土方歳三
歴史ものは余り得意ではないですが…
最近岡田くんの映画ヘルドックスを観賞
したので配信で観ることに。
幕末の新選組土方歳三 岡田准一に
焦点を当てた作品
…まず思ったことはエンタメ性が
頗る高いな~と感じました
画、画像、暗闇での光での演出
リアルではないです
(当時は多分暗闇です)
明るさを取り込んで美しさを…
時代劇の暗いイメージを変えている
建物も豪華、華やかさを随所に…
感想としては
台詞の間の取り方少ない
シーンが変わって直ぐ台詞
周りを映す余裕すらなく落ちつきなく
感じる(そこは惜しい~)
だから主要な人物が出てきても
あれ?ってなっちゃう
人物像が薄く感じる
唯一良かったのは松平家の
…尾上右近、話す間も絶妙だし
顔の表情素晴らしいと思った
(そこは歌舞伎役者)
もう一人柄本明かな絶妙な台詞回し
時代劇は台詞の間が重要
岡田くんは確かに剣の裁き
アクションはいい
けど台詞の滑舌が悪い
ナレーションも頭に入ってこない
アクションだけでは何処か
…深みがなく
物足りなさを感じる
何のために戦うのか。
岡田准一の土方は山本耕史の土方を超えてるかも
新撰組と言えば大河ドラマ。
おれにとっては近藤さんは香取慎吾で、土方歳三は山本耕史で、沖田総司は藤原竜也で、芹沢鴨は佐藤浩市なのよ。
小さい頃にそれを見たので、それ以外のキャストは全て外伝扱い。なんとなく違和感を覚えてしまう。
でも、今回はそんなことないかもしれん。
上述の4人はみんなハマってた。
なかでも主役の岡田准一は本家よりカッコいいかもしれん。
燃えよ剣は、原作読了済み。
でも、それは10年以上前なのでほとんど覚えてない。
大河ドラマの方しか覚えてない。
大河ドラマは新撰組といっても、あくまで近藤勇の物語だったから、たしか最終回は近藤さんが死ぬところだったはず。
燃えよ剣は土方の話なので、ちゃんと五稜郭までやりました。
それにしても岡田准一はほんとカッコいい。
そしてアクションが凄い!
たしか、いろんな格闘技を習ってるんじゃなかったっけ?
もはや、和製トムクルーズと言ってもいいかもしれんな。
あと、すごく関係ないんだが、ちょうど今、ゴールデンカムイという漫画で、実は生き残ってた土方歳三が五稜郭で再び籠城戦をしている所を読んでいる。
なんだが、複雑な気持ちになったのである。
35点
映画評価:35点
原作を読んでないです。
新撰組は少し勉強してます。
その上で感想を書いていこうと思います。
まず作品を通して、
シリアスなのかコミカルなのか、
全くわからない。
真面目に見ていいのか、
ギャグ映画として見ればいいのか、
チグハグ過ぎて混乱します。
っと言うのも、
出演者や制作者が至って真面目にこの作品を作っているのに、芸人さんがチラホラいたり、所々ボケ?みたいなシーンが多く
どういう目線で見れば良いのか
本当に困惑しました。
ギャグ映画にしては2時間半は長いので、
きっと真剣に作ったんでしょう。
次に良い点を言います。
よく見る新撰組(幕末)作品は
大体が華やかに描かれていますが、
この作品はリアルが詰まっていました。
まず、登場人物の女性がほぼオバサン。
あの時代の色街の雰囲気がリアルに出ていました。
基本的に地味な役者を中心にしていた為、
妙にリアリティあって良かったです(笑)
ただ、そのせいもあり
岡田くんが異様に浮いていた気もします。
新撰組のストーリーについても、
徳川差別(嫌い派)の構成ではあるものの
史実に近しい展開になっていたし、格好良いだけではない本当のドロドロした姿も垣間見えるので、
新撰組を知ってもらう最初の作品としては
皆さんにオススメ出来るかもしれません。
ps.それにしても源さん老けすぎぃ~
【2022.8.4観賞】
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