劇場公開日 2021年10月15日

燃えよ剣のレビュー・感想・評価

全367件中、281~300件目を表示

3.0うーん

2021年10月17日
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鑑賞方法:映画館

いまいち

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コンブ

4.0【司馬遼太郎の幕末】

2021年10月17日
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司馬遼太郎さんの幕末小説で、残念ながら命を落とした主人公の多くは、もし、生きていたら日本は違った国になっていたのではないかと思わせてくれる。ずっと後の、あのバカな大本営を中心にした太平洋戦争だってなかったような気になるのだ。

司馬遼太郎さんの描いた歴史上の人物で云えば、人気の高い坂本龍馬がその筆頭だと思うが、この土方歳三もそのひとりだろう。

高杉晋作や大村益次郎もそうだ。西郷隆盛は征韓論云々で明治政府に陥れられたと考えているし、まだ公開されていないが「峠」の河井継之助は、商才が群を抜き、藩の窮状を救いながらも、筋の通らない会津戦争の不正義に抵抗して命を落としたことは残念だ。

近年の研究で、維新の雄藩の薩長土肥のうち、土肥は戊辰戦争には反対だったことが判っているし、薩摩も先走る長州の暴走を抑えるために初めから参戦しなくてはならなかったと云う背景もあったと推察されていて、だから、無血開城が達成されたのだ。会津戦争は、そのガス抜きだった。

この映画「燃えよ剣」は、原作に忠実というより、どちらかと云えば、前半部分に重きを置いた作品のように思える。

映画では概要に止まったが、大政奉還の後の、近藤勇とのやり取りや、戊辰戦争から会津戦争、箱館戦争に至る過程にも様々なドラマはあったし、土方歳三が剣にこだわらずに、近代戦も取り入れ、よく凌いだ姿は、カタルシスを呼び覚ます。

当時の日本は攘夷が多くの人の気持ちを迷わせ、判断を狂わせ、対立しなくても良い対立を生み出したりしていた。

土方歳三は、初めからそのリスクを理解し、日本の行く末を合理的に案じたのだと思う。

司馬遼太郎さんの小説には少ししか登場しないが、佐久間象山は、夷狄の術を持って、それを制すれば良いのだと説いていた。

坂本龍馬や勝麟太郎は、それに賛同していたと思うが、攘夷が頭から離れない連中が、日本をおかしな方向に導いてしまったのではないかと強く思う。

土方歳三の機知に富んだ発想や、組織力、筋目の通し方は、日本になくてはならないものだったと思うし、高杉晋作も、大村益次郎も、西郷隆盛も、河井継之助も、それは同様だ。

この作品は、こうした土方歳三を様々な角度から親しみを持てる人物として描いていると思う。沖田総司も、雪も、斎藤一も、山崎も同様だ。

歴史から客観的に学ぶものは尚多いと思う。

僕は司馬遼太郎作品を全て読んでいるわけではありませんが、西大谷の司馬遼太郎さんのお墓参りに行ったこともある、所謂、ミーハーです😁

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ワンコ

4.0筋を通し、夢に死ぬ…侍土方の生き様!

2021年10月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、VOD

興奮

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しゅうへい

3.0高密度

2021年10月17日
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土方歳三の一生を描く歴史映画。ただそれだけ、と言いたくなるような超駆け足で人の生き死にを詰め込んだ超高密度な映画。この映画がたったの150分で収まっていた?5時間は観ていたような気がするのだが…

何を語ればいいのかまったくわからない。とにかく、土方は「ばらがき」で、新選組が好きで、己の信じる士道を尊び、それゆえに敵対者を決して許さずに斬ってきた。そんなの映画を観るまでもなく知ってるって?しかし個々のエピソードを語るにはエピソード数が多すぎるのだ。とにかく人が出てきては死ぬ。その繰り返しだったように思う。
面白かったかどうかで言えば面白かった。幕末の動乱が土方の目線から語られ、大まかな話の流れも理解できた。だが、やはり登場人物が多かったため、原作を読むか新選組について多少の知識を持っていないと少々厳しい。

イメージとしては、シンゴジラであった早口で自衛隊の出動許可を論じるシーンがずっと続くような感じ。エンドクレジットが流れた瞬間、思ったことは「やっと終わった。疲れた」だった。

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サブレ

3.0歴史に疎いので。。。すみません

2021年10月17日
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描きたかった期間が長かったから何でしょうが、主要出来事を回想でポンポン詰め込んでいたので、登場人物が多すぎて誰がどんな人??って大してわからないままw
池田屋辺りからこれねってなっていったがきっと無知でも解るようにして頂くには、疲れるけどもっと長くしなきゃ駄目なんでしょうねw

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asgy213

4.0「人でなし」慶喜

2021年10月17日
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司馬の短編「王城の護衛者」を思い出させるシーンがあった。
会津は維新後にも影響するほどの、とてつもない貧乏くじを引かされた。
実際の容保も、あんな誠実過ぎる武家貴族だったのだろう。尾上右近の演技がはまっていた。
新撰組もそうだけど、外様の中途参加の方が、プロパーよりも組織に尽力するという。それを感じさせる脚本の妙は評価されていい。

「人でなし」慶喜は司馬史観に忠実。ただ、「青天を衝け」を観ていると、違和感があるかも。
前作の「関ヶ原」同様、近時の歴史認識に照らして、司馬作品の映画化には古さを感じさせるおそれがある。作品の面白さはよく分かっている一方で、やはり史実は気になってしまう。

岡田准一と柴咲コウの主演は、まさに正統派美男美女の取り合わせ。華やかな映画スターを大画面で見られて幸せだった。
戦場も様々なヴァリエーションで描かれており、黒ずくめの新制服や古寺を上手く使った背景美術など、萌えるのに必要なディテールが十分に担保されていた。

幕末史の素養があれば、上記を楽しみつつ色々想うところも出てきて、退屈はしないのだろう。他方、わかりやすい面白さがある作品ではないので、評価は別れるとも思う。
今後発表される興業収入が気になる。

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おかずはるさめ

3.0しばらく新撰組に浸れるわ✨

2021年10月17日
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コウズィ

4.0新選組の事が学べる

2021年10月17日
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悲しい

興奮

新選組副長・土方歳三を通して新撰組の成り立ちから箱館での壊滅までを描いた、司馬遼太郎の歴史小説を原作にした作品。
土方歳三、近藤勇、沖田総司らが武州多摩の同郷だったことや、芹沢鴨のハチャメチャぶり、池田屋事件の背景や坂本龍馬が殺された事を新選組からみるなど、すごく勉強になった。
土方歳三役の岡田准一が素晴らしかったのはもちろんだが、沖田総司役の山田涼介が光ってた。
長さを感じさせない素晴らしい作品だった。

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りあの

2.0時代劇映画は難しい

2021年10月17日
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時代劇映画は難しい。
結末やおおよそのあらすじは分かっているうえに、歴史好きでないと細かなところの面白さは分からない。
本作は更に内容詰め詰めのダイジェスト版的な感じだったので、だいぶ予習をしていかないとついていくのが難しい映画でした。好みは二手に分かれると思います。

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tigerdrver

3.5観て損はない原田眞人時代劇

2021年10月17日
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原田眞人監督による司馬遼太郎時代劇シリーズ。三部作でもやるつもりか。
しかしよく戊辰戦争までやったな、やる気になったな、と思う。エンドロールまでギチギチに詰まっていてとにかく詰め込むんだ、という意欲を感じる。

もう何度も映像化はあるので司馬遼太郎の、というより原田眞人時代劇の土方歳三映画。原田眞人としてのシーンの演出を楽しめるかどうかがすべて。個人的にはいつも楽しんでる。やっぱりスタイルのあるものは好きなので。そして大河ドラマなどの有名人合戦に比べてキャスティングが良かったと思う。特に金田、村本はハマってたな。
関東の田舎で育った野暮な剣に生きる若造が、やがて日本の歴史の大転換に暗殺集団として表舞台に立って散ってくまで、となればこのくらい忙しなくなるだろう。なんせどこかを落としてもあーだこーだ言われるだろうし。でも個人的にはせっかくお金を使うんだったらあと10分でも20分でも使って間を作ってでもやりゃいいのに、と思う。もったいない。それでも充分楽しめた。
実際の建物でいろいろ撮影されたのだろうけど、何故か建物の老朽化が気になってしまった。これからももっと日本の時代劇が見れますように、、と。

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ONI

2.5新撰組ダイジェスト

2021年10月17日
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隣の席のおじさんは途中で帰っていきました。何か気に食わなかったのかな?
司馬遼太郎が好きな人には良いシーンをゆっくり感情移入して鑑賞できず、ちょっと残念かもしれない忙しさ。
なかなかの詰め込みようでした。新撰組の姿をダイジェストにして、倍速で全部追いかけました!という映画の仕上がり。
柴崎コウがお雪さんと言う史実にない人物を演じているのは素敵だったし、ウーマンラッシュアワー村本が山崎烝をやりたい放題に演じて、早口でまくし立てているところが面白くてほっこりしました。
あとは、山田涼介の沖田総司は意外なキャスティングだったけど、なかなか可愛らしかったかな。
山田裕貴のオドオドした徳川慶喜も良かった。
他にも豪華キャストすぎて役者さんの魅力がそこかしこに溢れてました。
まあ、好きな俳優を愛でるには良かったかもしれません。感情移入とか感動を求めても無理!
なんせ、池田屋事件でカルメンのハバネラをかけちゃうような監督のセンスです。
なんでやねーん!はい、皆さんご一緒に!なんでやねーん!
攘夷派の新撰組の見せ場のシーンに何故スペインテイストが必要?
作品としては残念でございました。

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momo

4.0見応えある作品

2021年10月17日
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原作はかなり前に読みました。
要点は抑えられていて、合間合間を語りにすることで、補足もできていた。

人物と役者もよくマッチしていて、迫力もあり、引き込まれた。

まぁちょっと端折りすぎていて、本読んでいたり、知識がないと置いていかれるところもあるので、そこは説明があっても良かったかな。

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TKO

4.0私は美しい映画で良かったと思いますよ。

2021年10月17日
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泣ける

興奮

人間は弱い生き物だから、損得に流されたり、情に流されたり、他人に流されたり、何より自分自身に流されて、人の一生なんて、常に流されっぱなしなのに・・・

彼は全く流されず、生き続ける(生き残る)ことに汲々せず、今(居間)を活き切ることに誠心している姿は何より美しいですし、個人的には彼は永遠の理想像でもあります。

批判的なコメントも多いですが、作り手側から作品を観るだけではないのが映画であると思いますし、この作品には十分魂が籠もってます。生き様が美しい、それにつきます。

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ちゆう

4.0時代の生き様を痛感

2021年10月17日
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ハンバーグ

4.5【幕末の動乱期、裂帛の気合と、ブレない鋼の精神で時代を変えようとした土方歳三の人生を、原田眞人監督が壮大なスケールで、自らの解釈を大胆に取り入れ描き出した作品。】

2021年10月17日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.5難解だけど。

2021年10月17日
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頑張って作ってる。

幕末、歴史好きにも、そうじゃない人にも楽しんでもらいたい、という配慮が随所に見られた。

多少説明調になるのは仕方ないけど、一本の映画としてちゃんと成立してる。

ちょうど大河も似たような時期で幕府側視点やってるし、公開時期としてもいい感じ。

随分前に撮っていたみたいだけど、コロナだなんだであっためてる間に出演者の誰かがやらかさなくて本当に良かった。

はんにゃもウーマンも悪くない。

ここでの評価は低めに感じたので、応援の意味で、いつもの相対的評価に+0.5。

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ヒビノミライ

5.0観て良かった!

2021年10月17日
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久々な映画館。新撰組ファンなので、ワクワクしながら観に行った。全体的に駆け足感は感じられたが、監督がパンフレットにて、前後編にしたかったができなかったとあり、仕方ないと思った。それでも、2時間半にまとめようと、様々な努力が見られたり、リスペクトも感じられたり、これはこれで良いと思った。演者は申し分なく芹沢はいい味を出していた。意外な人も出ていたが面白さを感じられた。個人的に沖田総司に興味があったが、儚さ、あどけなさ、そして土方近藤への敬愛から、非道にも徹する理想の沖田総司だったと思う。原作ファンには、物足りなさもあったかもしれないが、満足であった。池田屋のシーンはまた観てみたい。

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RAIN

3.0新選組のやった事は学べるが

2021年10月17日
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大河の新選組!で概要は知っていたので、今回の映画でそのエピソード待ちという構えで観ていました。
新選組の足跡をたどるという点では目的を果たしていたと思うのですが、どうして百姓が士道にそこまでこだわり、命を賭けるのか、その動機が今ひとつ伝わって来ませんでした。そんな中で「斬らなくていい者まで斬った」とか「女の一人や二人斬ったってしょうがねえよ」とか言われてしまうと義も何もあったもんじゃねえなと思ってしまいます。
戦争映画やこういう歴史映画ではこういう展開になりがちですが、これだけ映像化されている新選組を今描くならそこを掘り下げて欲しかったです。

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ガゾーサ

4.0【ネタバレあり】鑑賞直後の率直な感想

2021年10月17日
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とりのももにく(情熱の青いたこ焼き編)

2.0典型的な詰め込み映画。

2021年10月17日
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原作を読んだのは30年くらい前かな。殺戮集団の新撰組は嫌いだったんだけど、別の視点から見てみようと読んだら、土方歳三の大ファンになった。皆んなそれぞれの正義があるんだなってね。
で、この映画なんだけど、2時間半もあったのに、物足りなかった印象。小説の最初から最後まで詰め込んでいるので、一つ一つのエピソードの説明が全て不親切。幕末の事をガッチリ知ってないと、何故こんな事になっているのか謎だと思う。それに土方の統率力や人間的魅力の表現が足りなかった。記憶に全く残っていない恋バナって必要だったのかなぁ。残念でした。

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涼介
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