「唐紙って単語30年ぶり位に聞いた気がする」燃えよ剣 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
唐紙って単語30年ぶり位に聞いた気がする
函館に進駐中の土方歳三が自身の半生を語る体でみせていく史実をもとにしたフィクションの土方歳三物語。
上洛前の近藤、沖田達との様子から始まり、壬生浪士、新選組としての出来事…とみせていく。
148分となかなかの長尺ながら、取り上げられているエピソードも多く、かなり駆け足な印象で、寧ろ良くこれだけ詰め込んだなと。
ドラマとしても面白かったし、テンポも良かったけれど、登場人物も多いし話が早過ぎるしで幕末の史実を知らないと何が起きているか、何の話かところどころ迷子になりそうかなとも思えるし、やはり駆け足過ぎて一つ一つのエピソードが薄いよね。
連ドラの総集編的位置付けならばこれでも良いけどという感じかな。
ということで大河とまでは言わないけれど、1or2クール位のドラマで作ってくれませんかねぇ。
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