劇場公開日 2020年1月31日

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「【へうげもの達の可笑しみ溢れる”歪み”の姿 と今作を観るに至る顛末及び心優しきレビュアーの方々に感謝を込めて・・。】」嘘八百 京町ロワイヤル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【へうげもの達の可笑しみ溢れる”歪み”の姿 と今作を観るに至る顛末及び心優しきレビュアーの方々に感謝を込めて・・。】

2020年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

幸せ

 映画は月に数本観るが、当たり前だが基本的に観たいものから見る。
 自分で事前にある程度リサーチしてから鑑賞する。

 で、今作である。

 舞台は愛する京都、テーマは前作に引き続き骨董を題材にしたコン・ゲーム。だが、如何せん前作の記憶が曖昧である・・。面白い映画ならば、かなり細部まで覚えている自信がある。
 が、記憶が曖昧なのである。

 で、閲覧するのは、本映画サイトの信頼できるレビュアーの方々のコメントである。

 この映画サイトを牽引されている”酒の神”はこのように宣っておられた。
 ”前作の内容を事前確認すべし・・”

 慌てて、本棚から資料を引っ張りだし、キャラクター相関図及びSTORYに目を通す。
 少し、内容を思い出す。

 が、不安要素が出て来る・・。
 私が、常々レビューを拝読させていただいている方の評点が、いつもより低い。

 予想であるが、この方は映画の事前リサーチを私以上にしっかりやられているのではと思っている。(で、平均点は高得点。)
 (この方のレビューは時に流麗な文章で内容を語り、時に弁舌鋭く現代の矛盾極まる社会状況に切り込む。私はその該博振りに舌を巻くとともに、この方のレベルのレビューをいつか書きたいものだと思っている。そして、時折情報までも与えて下さる。)

ーこの映画サイトのレビュアーの方々の多くは優しい。名も知らぬ、私に時折お勧め映画を教えてくれたり、情報をくれたりする。他にも色々助けてくれる・・・。ー

 ・ある菩薩様は、NHKの山田孝之出演の素晴らしいドキュメンタリーシリーズを教えてくれた。
 ・ある心優しき方は、酔った勢いで我が家の出来事を記したら、お祝いしてくれた。
 ・ある猫好きの方のレビューの”枕”は絶品である。私は、重くてシビアな会議の前に時折この方のレビューを拝読し、リラックスしている。(最近では、寅さんのレビューで”試写会に集まった方々の姿を”貧乏人の行列だ!!””と記した部分と、英国貴族の物語のレビューがお気に入りである・・。)
 ・ある方とは、音楽の嗜好が似ている。
 ・ある方は映画の中に登場する、車、戦車、武器について、信じ難きハイレベルの解析をされ、教えてくれる。

 だが、いつもこの方々に頼っていてはいけない・・。
 自分の直感で鑑賞することを決める。(至極、当たり前である・・。)

<結論>
 日曜日の13:00開始というほど良き時間帯であったからかもしれないが、場内は上映中、穏やかな笑いがそこかしこから漏れていた。私の後ろの年配のご夫婦は時折、かなり豪快に笑っていた。

 私もあちこちでくすりと笑い、楽しんだ。
 ・“土竜”の人達の”芸達者振り”
 ・野田夫婦の可笑しき遣り取り
 ・渉成園の茶室を使用しての、ロケ
 (羨ましい。あそこは、庭しか入れないのだ、一般人は。)
 ・贋作を作る過程なども、楽しく拝見。

 で、あのどんでん返し、のどんでん返し。

  決して派手な作品ではないが、堪能した。

<まさかの続編であったが、このレベルをキープしていただけるならば、シリーズ化を是非、関係者の方々、ご検討頂きたい。
 小品で、軽いタッチの可笑しみあるコンゲームは邦画では貴重だと思います。>

<勝手にご登場いただいたレビュアーの方々、申し訳ありません。
 そして、いつも有難うございます。この場を借りてお礼を申し上げます。>

NOBU
Bacchusさんのコメント
2020年2月7日

チケット1枚=1本と数えて、昨年の劇場鑑賞本数は562本でした。
週末暇な変態に好き勝手させるとこうなります
(・∀・)
こちらこそよろしくお願いしま~す!

Bacchus
Bacchusさんのコメント
2020年2月3日

NO PROBLEMです。
というよりもWELCOMEですよー
(・∀・)

いやー…コンゲームとしてみたら本当面白かったですよね。
茶碗の出来栄えというよりも理屈でゴリ押しした感じがしてちょっとモノ足りなく感じてしまいましたが、考えたら前作と同じことやっても仕方ないんですよね。

Bacchus