クイーン ヒストリー 1973-1980のレビュー・感想・評価
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『クィーンに影響を受けたバンドがでなかった』この言葉だ。
『懐かしのラヴァー・ボーイ』だ♥
大好きな曲だ。
『バイシクル・レース』『ドント・ストップ・ミー・ナウ』はどストライク。
クィーンの『JAZZ』はレコードで持っていた。もっとも、ライ・クーダーの『JAZZ』も持っていた。つまり、僕のこの頃はクィーンが好きでたまらないって言うよりも、JAZZと名の付くものが好きだった様だ。
我がオジキは『ボヘミアン・ラプソディ』が一番と言っていた。冗談で言っていたのが、コストパフォーマンスが高いって事。映画の中でその理由は語っている。
それと、コーラスだね。考えられない。くらい凄い。
ライブロックって映画では言っていたが実にそう思う。だから、ボヘミアンラプソディと言う映画を見て感動できなかった。ライブが●●加工されていた。最悪と感じた。●●は伏せ文字になるが、映画を見れば分かる。
ロックンロールの宝
元BBCのDJ、ギター専門誌、ヘビーメタル専門誌の関係者など6人の音楽業界の専門家のレビューによって、QUEENのデビューからスタジアムバンドになるまでを、シングル曲とアルバムを時系列で追いながら捉えようとするドキュメンタリー。
映像はBBCとABCのスタジオライブを中心に使い、主にフレディとブライアンのプレイの解説を挟みながらその音楽の変遷が語られる。
ギター専門誌の男性が、実際にレッドスペシャルのシグネチャーモデルとVOXのAC30のアンプを用いて実演しながら、ブライアンのギターサウンドの秘密を解き明かしていて、ギター好きにはたまらない。
華やかなステージに隠されたショービジネス故の苦悩や焦燥、不満やストレスを様々に体験しながら、その音楽を変遷させていった孤高のバンドの物語。
今や「ウィー アー ザ チャンピオンズ」が英国では本家の国歌を越える勢いで第二の国歌のように合唱され、90分のステージが全てヒット曲という唯一無二の国民的バンドになるまでがたった7年だったこと、その後40年経っても色褪せるばかりか輝きを増している巨星のような存在になっていることを思い知らされる。
『QUEENは、ロックンロールの宝さ』というレビュアーの最後の言葉は、未来まで語り継がれるに違いない。
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