閉鎖病棟 それぞれの朝のレビュー・感想・評価
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思っていたよりも重くて哀しかった😢 精神病院じゃないけど、障害者の...
思っていたよりも重くて哀しかった😢
精神病院じゃないけど、障害者の支援施設のお手伝いに行った時の利用者さんを思い出して、そこにいる人がみんな"狂っている"わけじゃないってことを改めて思ったかな。
ただ、ハッピーエンド派なので、こんなやるせない終わり方は好きじゃない。
物語としては完璧
重いテーマですが物語としてはギリギリの人生を生きる人との絆に感動しました。ただ、実際の閉鎖病棟って?あんなふうじゃないですよ。
あの病棟は開放病棟に近いです。また、チュウさんが、任意入院でなのに、なんで閉鎖病院にいたのかもちょっと納得いかんです。管理についてちょっとでも大きい声を出したら大ごとなのに何回も問題を起こした男、なんで野放しにしとくのでしょうか?
掘り下げが足りない印象
原作を読んでいないので、現在の精神科医療の閉鎖病棟と比較はできないのですが、精神科医療の考証は足りないと感じました。それぞれの患者がどのような精神疾患で行動しているのかもはっきりしない漠然と閉鎖病棟にいる精神疾患患者とひとくくりにされている印象です。病棟内で一つの事象が起これば患者の対応は一律じゃないはずですが、そのあたりの描写もどうなのかなぁという印象。小林聡美の演技はすばらしかったですねぇ。一番安定感がありました。また人物描写もどういう思いで行動に至ったのかがわかりづらかったです。おそらくそのあたりは脚本の説得力のなさなのかなぁと。
現在の精神病院(閉鎖病棟)そのマンマ・・・驚いた。
ハッキリ言わしてもらって・・・ここにレビューされている人で実際に現場を見ている人はどの程度おられるのだろう。
非現実的だと批判的なコメントを言われている人は想像で物を言ってないかい?
本当の病院や患者がこんな感じで動いている訳ないと思われた方が居られるようだが現在の精神病院は人権が守られているし映画の感じそのものですよ。
ここまで現状を上手に描けているのが映画になるとは驚きだ。
ストーリーも演出も演技もこれ以上ないって感じで描かれている。
物凄く感動したしリアリティを感じた。
患者の心理描写もホントこのマンマよく理解している。
現在の精神病院(閉鎖病棟)の状況、患者の感じ方を知りたいなら、この映画ホントお薦めです。
原作は少し病院の体制の古い時代だそうだが・・・読んでみたいと思いました。
昭和の精神科病院
ピアサポーターです。
話は昭和の精神科病院の話なので、
原作とは若干違います。
精神障がい者への偏見とレビューで観ていたのですが、精神障がい者の閉鎖病棟の様子を描いていて、昔こんな精神科病院があったんだよという映画はそんなに偏見というのは感じなかったです。精神科病院あるあるが結構あるのをモデルにしている感じを受けました。
今はそんなことはないので、昔の精神科病院はこんな感じだったと思って観るのがいいかもしれませんが、衝撃的なシーンが多く、あまり、人にはオススメしません。
重かった。。
重いだろうな、と思いながら見にいったけどやっぱり重かった。。つらくて、苦しくて、目を背けたくなるようなシーンも多いけど、そっと希望も残る。過去のことがあんまり詳しく語られないのも、今を見ろ!というメッセージのようにも思えた。
病院と言うより障害者施設?
他の方がコメントしたように閉鎖的であまり内部を知られていない施設 原作物なら脚本 原作者はどの程度内部事情を知り事実に忠実なのだろうか疑問 死刑で死がなかったりあんなヤクザもんと知的障害のある方が一緒にいたらトラブルが起きない方が不思議だと!?
されど心
舞台は病院の患者、スタッフ、家族でそれぞれの在り方を上手く表現されていて考えさせられる。
題名を心の器に置き換えてみれば表面上に表れにくいだけに誰しもあり得る立場を、回避や受け入れて向き合う心の動きが見えてくる作品です。
ひとは独りでは生きて行けない。
常に心ある生き方を考えさせられる時間になる。
閉鎖感が無かった
病院の管理体制を問題にした映画なら間違いなく高評価なんだろうけど、そうではなさそう。
ストーリー以上にその点に目が行ってしまったことで、以降の病院外のシーンも醒めた目でずっと見てしまった。
閉鎖病棟を舞台にする意味もちょっとよくわからなかったです。
良い映画でしたが、ちょっと重かった。
『閉鎖病棟』を観てきました。娘と二人で観てきましたが、○○○シーンが2回も出てきて、年頃の娘と観ていてハラハラしました。(ごめんね、娘!!)
鶴瓶の秀丸が生きるのが下手な中年男を熱演していました。そこに綾野剛のチュウさん、女子高生役の小松菜奈の3人の人生がクロスして物語は進んでいきます。
最後のシーンは、みんなそれぞれに生き辛さを抱えながら、それでも生きていく・・・あなたならどう生きていく? と問われているようでした。
ゴーッ
閉鎖病棟というなんとなく重苦しいイメージの世界。実際に見たことは無いのだけど、あんな感じなのだろうか。意外に皆さん自由に歩き回っていて、門もなく出入りも自由。でも、その辺りが余計に「閉鎖」の意味を重くするのだろうか。閉鎖しているのは中にいる人間で、決して刑務所のように無理に閉ざしたものでは無い。そこでは、様々な事情を抱えた人々が、それぞれの人生を生きている。
鶴瓶、綾野剛、小松菜奈、他の演者も、それぞれが障害や心の傷を持った人々を演じ、良い味を出していて魅せる。一番はやはり存在感が違う鶴瓶さんですね。いつものイメージの茫洋とした感じに、どこか影がさしながらも、優しい眼差しの存在感が違う。綾野剛も、精神過敏で幻聴に悩まされ、パニックになるところやそれが落ち着いても、弱々しく不安感を抱いている青年も、地味なキャラを良く立てていた。そして、なんと言っても小松菜奈。不幸のどん底の家庭から逃げてきた高校生。死に損なって大泣きのシーン、結構印象的だ。声を上げて泣くシーンは初めて見たかも知れない。ま、美人はゴミ捨て場で寝てても美人で、ファンタジー館がでてしまったけれど。
劇中で役者たちが心乱れるシーンに低く「ゴー」っという音が流れる。これが結構効いていて、不安感を醸し出し、不安な気持ちが伝わってくる。ホラー映画では無いが、なかなかの演出だ。実は平山監督作品は、久しぶり。「しゃべれども、しゃべれども」は好きな作品だったがそれ以来。地味目のドラマを、妙に力を入れずに見れる作品に仕上げながら、きちんと物語として落とす。派手では無いけれども良い作品だと思った。
リアルを追求すると映画もつまらなくなるけど
僕の偏見かもしれないけどああいう病院にあの程度の入院患者は極々少数派のはずだ
精神科病院も養護施設ももっと重症の人がほとんどだ
最近ではタロウのバカとか昔ならカリガリ博士みたいな感じ
あれだけコミュニケーション能力があるのはリアルでは1%だしすぐに退院する
平岩紙程度なら中小企業とか家事手伝いとかいくらでもいるよ
しかしリアルを追求したら話にならない
杉作J太郎の証言では昔のテレビ番組で横山やすしが松本零士に「戦艦ヤマトが飛ぶんかい!」とくってかかったことがあったらしい
僕はそんな同じレベルでこの映画を酷評する気はない
でも死刑囚が刑の執行の失敗で精神科病院をたらい回しにされるというのはあまりにも荒唐無稽だ!ありえない!
あとレイプって好きじゃないんだ
女の人は観てて平気なのかな
僕はどちらかというと嫌だ!気持ち悪い!いたたまれない
子どもとは一緒に見れないでしょ
PG12だけじゃなくチケットを買うときにレイプシーンがあるとわかるようにしてくれるといいんだけど
事前にわかってもこの作品は観たかもしれないがわかっていたら準備はできるし覚悟はしていた
楽園とは全く違う役で片岡礼子が出演
雰囲気が全然違うので片岡礼子とは気づかなかったくらい
ヒロインの母親役だが酷い母親だ
今回はヌードなし
役者片岡礼子はとても良かった
あと余談だが小林聡美の顔がやけに白く感じた
見終わってから立ち上がるのが辛かった!
原作未読で鑑賞。最初の死刑執行場面はかってのグリーンマイルを思い出しました。精神病院の実際については知識がないので、フィクションとしてはこれもありかなという感じでした。仲良しの4人組のほのぼのとした外出場面の後のおぞましい事件からの展開はテンポも良く凄く緊迫感があって非常に良かったと思います。それぞれの出演者の熱演が光ってました。全体の印象は表題のとおり重かったです。
その中で僕の最も印象的な場面は、法廷での小松菜奈の証言と被告人席の鶴瓶の台詞無しでの表情の演技です。この場面は法廷劇の名場面として長く僕の記憶に残りそうです。何よりこの場面での小松菜奈の美しさと凛々しさは特筆ものだと思います。いっぺんで小松菜奈のファンになりました❗️
まぁ、しょせんドラマですわな
リアリティのない管理状況と偏見と無知に満ちた精神疾患の描写。大マイナスポイントだね。
「閉鎖」とかいう強い言葉を使う割には、都会のど真ん中で自宅のドアを開放するような開けっぴろげ感と、それでも問題が起こらない「はいはい、どーせドラマですもんね」というご都合主義。
観ていてイラつく。こんな連中こそが精神疾患者だ!と思っているのなら、実際どうなるか考える頭がないのか?映画と全く同じ環境に全く同じヤバい連中を同じ配置で置いてみたら、速攻で問題を起こすぞ。
ここに違和感を抱かない人は感動できるようですね。こういうのが精神疾患だと勘違いされないか心配でなりません。
医学でも、法律でも、社会規範でもなく、人のあったかい感情なのだ。
多数の人と同じ倫理や道徳を持てない人は、「心のおかしな人」とされ、社会と隔離される。その理不尽さは、理解のない家族によって生み出されることが多い。その悲劇を近代から多くの文学や映画が描いている。平山監督は、それをもっとストレートにわかりやすい材料で表現してくれた。
「心の病」とされる人の描写には賛否があるかもしれないが、平山監督が描きたかったことはそこじゃない。最後のシーンにいろんな思いが詰まっていると思った。「秀丸さん」の「生きていてもしょうがない。わしなんか生かしたら、税金の無駄や」の本心の思いから、「難儀でも生きていこう」と立ち上がる気持ちの変化は、あまりにも切なくて、泣けてきた。そして、もう生きていてもしょうがないと思う心を、生きてみようと思わせるものは、人の優しさしかないのだ。そうさせるものは結局、医学でも、法律でも、社会規範でもなく、人のあったかい感情なのだ。そう感じた。原作は確かに山本周五郎賞がよく似合う。
帚木蓬生の小説「閉鎖病棟」を読みたくなった。
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