劇場版 誰ガ為のアルケミストのレビュー・感想・評価
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人気ゲームを異世界転生ものにアレンジ
人気ゲームの映画化だが、ゲーム未プレイでも楽しめる作品だった。ゲームの世界に普通の女子高生が転生してしまうという筋書きになっており、流行りの異世界転生ものの要素を入れたのか、と少し冷めた見方をしていたが、その設定だから、作品内の世界観を主人公と同じ視点を観られるので、入り込みやすくなっている。世界を知らない人物が主人公なので、世界観の説明もしやすい。結果としては良い工夫だったと思う。
総監督が河森正治なので、アクションシーンは大い見応えあった。板野サーカスチックな演出も見せてくれたし、TVアニメ化ではなくいきなり映画化した意義は感じられた。スクリーンでこの世界の迫力あるバトルを見せたいという気持ちはすごく伝わってきたし、その点は成功したのではないか。ドラマに関しては、盛り上がりにやや欠けるかなと思うが、ゲームにも興味が出たし、もう少し各キャラを掘り下げたドラマを観てみたいと思った。
映画も残念、レビューも残念。
まず、一言さんお断りな映画。
これは原作ゲームをプレイしたかどうかですらなく、アニメに向いているか、さらには河森作品の様式美に対応可であるかどうかも含んだ、非常に厳しい方の「一言さんお断り」である。
この部分をサラっと受け流せない方は、冒頭の10分までで絶望すると思われる。充分に気を付けたし。
ただ、視聴者が、それらを受け入れる準備の整ったレベルだったとして、良い映画と感じるかどうかはまた別であり、そしてこの映画はかなり質の悪いものだったと言わざるを得ない。
良かった点は、声優さんと、音楽、SE辺り。
悪かった点は、その他全部。
一応、シナリオの方は、ソシャゲをオリジナル主人公・脚本で映画化しなくてはな無茶振りを考えれば、河森的な文法で頑張ったとは言える。
頑張った、けど、ダメだった。死んだ。そんな感じ。
この映画は、映画としては勿論、アニメ映画としても駄目駄目だが、強いて後に評価されるかも知れない点を挙げるとすれば以下だろう。
何の意味もなくただ★5を付けまくる悪しきレビューの撲滅および、それらアホ行為が禁止になる。
勿論、実装されるとして直ぐではないだろうが、もしその暁には、この映画が要因の一つとして再評価されるかも知れない。反面教師的な。
よくあるストーリーにタガタメキャラが出演している映画
ゲームはしたことがありますが、ストーリーが面白かったとはお世辞にも言えない内容でした。
評価出来る点としては、魔人の描き方(凄い気合い入ってましたが、それならもう少しキャラに力を入れて欲しかった)、主題歌、プロローグでしょうか。
女子高生が異世界に来るという設定も使い古されたものだし、演劇云々も異世界で戦う動機としては弱いし、主人公と周りの人達も浅い関係だなと思ってしまいました。主人公が没個性すぎるからかな?
何より、ラストの羽のはえた動物が飛んで来て服が変わって、不思議な力で勝ちましたというのは昔の女児向けのアニメかと思いました。折角の剣と魔法の世界なんだから、もっと作戦たてて皆で巨大な敵に立ち向かう手に汗握る戦いを期待していたのですが…。エドガーやリズはラスト眺めてるだけだったのでは。
ファントムも戦うのが嫌だと言ってみたり、敵に寝返ったかと思ったら味方に戻ったり、本当は色んな信念のもと戦っているキャラ達だったのに残念だと思いました。人気キャラをポッと出で出演させたり、ロギがファントムに謝ったり。
原作があるのに初心者でも見れる映画を作るのは難しいとは思いますが、ゲームの世界観をもっと大切にして欲しかったです。皆疲れ果ててて性格違うし…。
他の人も言っていますが、タガタメのキャラがただ動いてるだけで感動出来るという人向けだと思います。もっと感動する異世界転生系アニメは沢山あるし、もっとドキドキするファンタジーも沢山あります。そういうアニメとか小説を今まで全く触れてこずに生きてきたなら楽しめると思います。
色々言ってしまいましたが、タガタメのゲーム自体は大好きなので、SRPGが好きなら一度はやってみて欲しいです。キャラもストーリーも戦闘システムも本当に魅力的です。
原作ファンと河森監督ファンしか楽しめません
「原作のゲームを知らない人でも楽しめる」
とはなかなか言い難い映画です。
楽しめる要素は2点のみ。
・ゲームのキャラクターが動いていること
・ダイナミックな動きのアクションシーン
当方、原作ゲームのプレイヤーですが、
上記のこと以外ではあまり楽しめませんでした。
アクションシーンはとても素晴らしかったです。
ロボの複雑な変形や迫力ある攻撃は圧巻でしたし、
主要キャラ同士の戦闘も見ごたえがありました。
しかし、ストーリーはかなり残念なものでした。
これと言って悪い所はありませんが、良い所もありません。
どこかで何度も観たこと・読んだことのあるお話で、
この作品ならではの面白みは一切ないです。
ご都合主義もある上に、安直なお涙頂戴展開……。
お子様向けとしてならギリギリ楽しめるような内容です。
原作ゲームのプロデューサーが
「映画.comやYahoo!映画などに感想を書いて、
タガタメユーザー以外にも広めてもらえると嬉しいです!」
と言ったことで、
ゲームユーザーによる高評価なレビューが多いようですが、
私はまったくオススメしません。
(実際、5.0の評価をしている方のほとんどが、
この作品のレビューしかしていませんし……)
映画のそのものの評価としては★2くらいですが、
偏った感想が多い印象を受けましたので、
★を1つ減らさせていただきました。
後半の盛り上がりが(੭ꠥ⁾⁾´・ω・`)੭ꠥ⁾⁾
河森正治監督のアクエリオンが好きで
なおかつタガタメもプレイしてるので
これはもう劇場で見るしかないなってとこで見に行ってきました。
60席ちょっとの小さなスクリーン
最前列のど真ん中で鑑賞したので
大音量のヘッドホンをつけて鑑賞しているみたいな音響で映画の音以外の余計な雑音は一切なく
どっぷりと映画の世界に浸れました。
映画オリジナルのキャラクターが主人公で
ゲーム世界の数年後?を描いた作品
主人公のカスミが異世界からバベル大陸に召喚され何も分からない状態から物語は進んでいくので、
ゲームユーザーではなくても楽しめる作品だと思います。
ゲームユーザー以外をタガタメ世界に引き込む前半とは打って変わって、後半の対戦シーンでは、ゲームの主要キャラが総動員?って言うくらいの盛りだくさん詰め放題感(笑)
必殺技の決めゼリフ?って言うんですかね
ラスト20分はゲームしてる方なら大満足の盛り上がりタイムだと思います。
とりあえず劇場で見れて良かったと思いましたので共有です!
後半の盛り上がりが熱い
ゲームをプレイされている方は観て損はないと思います。
初めは正直、ゲーム内に出ないキャラが主人公というところに違和感というか、不安のようなものがありました。
女子高生とタガタメって世界観違くない?と思って観ていたのですが、ちゃんと観たら納得する内容でしたし、むしろそこがよかったです。
まず冒頭から迫力のあるアクションシーン。
やっぱりバトルシーンは映画館で観ると惹き込まれますね。
そしてリズやエドガーと主人公の出会い。
ここが一番びっくりしました。
ゲームと雰囲気が違って、異世界から来た主人公にエドガーは冷たいですし、女に優しいはずの彼が変わっていて驚きでした。
けれど、異世界転生もののように変に主人公に期待するのではなく、信頼出来ない初対面の相手への反応としては自然ですし、これがかえって主人公に共感できる状況になりました。
絶望的な危機感の中で期待を裏切られたら、確かに冷たくしたくもなります…。
でも、勝手に召喚しておいてひどくない?と、主人公にどんどん同情して物語は進みました。
カスミ頑張れ!の気持ちです。
そして中盤に進み、キャラとのふれあいを見ていると、エドガーを変えれたのはカスミだからだったんだろうなと思いました。
カスミはまだ異世界から来てこの世界の絶望を味わってないですし、しっかりぶつかっていける子だから、エドガーの心にも響いたんだなと。
カスミ自体はリアルで自分に期待できない環境に切なさを感じていた分、自分以上の絶望を目の当たりにして、だからこそ強くあれたのでしょう。
そういう心境の変化や葛藤がよくわかる内容でした。
この時点で既にカスミを応援したくなっていて、エドガーとの関係にもどかしさを感じていました。
(カスミの話を聞いてエドガー)
そういうモヤモヤのおかげもあり、主人公を引き立てる流れや設定がとてもお上手で、平凡な子だからこその魅力が素敵でした。
そしてそして後半の主人公たちが共闘するシーンは最高ですね!
本編ではすれ違っていた人達や、アルケミストとファントムとの関係性。
正直ここの複雑な問題を取り上げたのは素晴らしいと思います。
死んでなお兵器として呼ばれることへの怒り。
すごく悲しくて難しくて、この葛藤や悩みを描いたのは本当に心にささりました。
都合のいい設定にせずに、ちゃんと向き合ってる辺りに、キャラを大切にしている作品だということが感じ取れました。
また、ゲーム内登場キャラが攻撃するときに、ゲームでお馴染みの台詞が聴けるのが熱いですね!
ここで初めて、やっぱりタガタメの映画なんだと実感して、じわじわと込み上げてくるものがありました。
「残念でした、これにて終了です」が聴けて嬉しかったです…
そしてそして、ロギとディオスの共闘は熱すぎます!
ここにセツナさんも入ってくるとは…泣きそうでした。
しかもアルマとレベッカもチラ見せ…ありがとう!
本当にファンの期待以上をいく!
とまあ興奮が冷めきらないですが、
この辺りでしめたいと思います。
だらだらと感動のままに書いてしまいましたが
本当に充実した濃いお話となっており、
ゲームファンは特に楽しめると思います。
時間以上のボリュームが詰まっていて、とても胸熱な作品かと!
ただ一点、冒頭のザインの顔芸で
ワクワクとドキドキが笑いに変わってしまったので、そこを考えて星を1つ引かせてもらいました。
ザイン様にその顔はあかん…と思います…笑
とはいえ、全体的にクオリティが高く、
大変面白かったです!
会場特典もかなり豪華ですし!
リズとカスミ可愛いですし!
観に行かれてはどうでしょうか!
ゲームファンは是非!
ゲーム(原作)の要素が多様すぎるため
ゲームはそこが面白いのだが、映画では少し物足りない。
エドガーがメインだからか、ゲームの2章の要素が目立つ。ダークファントム以外にエネミーとして登場するのは、機械的なデザインの魔人のみ。ストーリーの設定上仕方ないのかもしれないが、銃や大砲がよく使われる。戦車?にいたってはゲームでは無かった要素である。少しゲームの世界観を壊された感すらある。(悪い言い方をすれば、F○7のパクリ。中盤エドガーのキャラは崩壊していて、クラ○ドっぽくみえてきてしまったのは私だけだろうかw)
配信当初からやってた身としては、やっぱり1章にあったような古風なファンタジー要素をもっと推してほしかった。
あと魔法が画(CG)に頼りすぎていて、ただ派手なだけな印象。(映画館にもよるだろうが、効果音がでかすぎ)
あ、ストーリーは楽しめました。概ねアニメ映画単体で見れば良好な作品。
(ここのレビュー見て映画観に行きました)
初見
知名度のあるゲームタイトルだし、ファンに支持されてるのも分かりますけどやはりこの作品はファンサービスの為の映画ですね
制作期間とかきっとそんなとれなかっただろうし予算もそんなにかかってなさそう
映画として観てみると…
ゲームありきで、登場キャラのキャラ立てもメインの3人に絞られているし、その割には主役の女の子が絵に描いたような没個性だし
それは最後まで観たら"意図してやっている"と分かりますが「なんにもできないんだから」がいわば個性の女の子が、従来の主体性を取り戻すまでの物語なんですね
その結論に至るまでの経緯を長い尺を使ってやってみせた、と
これ基本的に"異世界転移モノ"だし、背景はどちらかというとオブジェで、描き込みにもムラがあるしそこらへん映画としてジブリなどど比べるとどうしても弱い
テイストではまどマギとかスターウォーズとか入ってるし、料理を教えるあたりではドラクエビルダーズ要素もあるし
似ている単体作品としてみたらまだ「バースデーユニバース」の方が好感度のある作り方をしてるんですね
正義を共有して戦ってたわけじゃなくただ召喚されてただけだ、とかモチベーションに問いかけるセリフがあったのはいいんですけど、途中までは自分達を解放してくれたヴィランになびいていたのに、ラストでやっぱ改心というかなんというかで大団円
ファンじゃないのに観に行っちゃったのが失敗なんですが、つまらなかったわけではなく面白い要素は沢山あるのにフルスイングで三振してる印象でしょうか、少なくともこのエピソードでは一般ウケは難しそうです
観てる終盤は「そう、むしろこんな世界無に帰すがいい」とさえ思いましたもん←
ゲームプレイ大前提!
ゲームはまったくプレイしていない状態で鑑賞。
鑑賞前に「未プレイで大丈夫だろうか」と前もって調べたら「タガタメを知らなくても楽しめる!」というレビューサイトを発見。
これはと思い楽しみにしていたが脆くも希望は砕かれた。
以下はあくまでゲーム未プレイの人が見た感想なのでそのつもりで。
▼ゲームプレイ前提!
まず、各キャラクターの行動理念や立ち位置がまったくわからない。ゲームをやっていれば「彼はこういうキャラクターだ」と知っているので行動の1つ1つを自分の中で補完することができたと思われる。
しかし、未プレイだった私には急にかっこつけていたキャラが急に周りのことを考えなくなったり、
ゲームでは主人公であろう赤髪のキャラが途中から消え、そのあと何事もなく合流し、周りは誰もそれを追求したりしない。
「どうしてそのキャラがそんなことをしたの?」という疑問ばかり積み上がるが、話はどんどん進んでいく。
ゲームプレイが前提で脳内補完しろということだろうか
▼ファントムの小物感
本作はジョジョでいうところのスタンドポジションであるファントムと呼ばれる存在が反旗を翻し、人間に襲いかかる。
反旗を翻した理由は「死んでいる自分たちを勝手に蘇らせ、戦わせるだなんてふざけるな」というもの。
これは勝手な推測だが、ゲーム内で人間はファントムのことをそんな風に思ったりこき使ったりしていないのではないだろうか…。
それに作中でも青色の髪の女性ファントムが、自身を召喚した人間と師弟関係を結んでおり、お互いの心中が伝わっていてもおかしくないはず。
そんな青髪の彼女も率先して人間を駆逐しにかかる。つながりとは…。
▼力を取り戻したらきれいごとでイキる
本作の世界にはアルケミーと呼ばれる魔法の力が存在しており、人々はそれを使って様々な文明を築いてきたことがまず説明される。その後、アルケミーが謎の生命体のせいで使えなくなってしまったことにより、世界は謎の生命体によって壊滅へと追い込まれる。果たしてこのような危機的状況で人間はその生命体に抗うことができるのか…というもの。
失って初めて大切なものに気づくというのが人間の性だが、本作は失っている状態の時は疑心暗鬼になり、少し力を取り戻してから余裕が生まれたのか、そこでようやくお互いのことを思いやるという流れになっている。それってどうなんだろう…。
▼主人公という存在
また、主人公であるオリジナルキャラクターの女の子の存在が際立ってよくわからない。
情緒不安定さはこの危機的状況ならば仕方ないかと思われるが、この子じゃないとダメだという要素がまったく見えてこない。あと付けでそれっぽいことを急に挟んでくるが、流石に無理がある。
▼マクロスでやれ。これはタガタメです
河森正治氏が総監督ということもあり、これはマクロスで見たことある動きだなーというのをされた時、本当に興ざめした。これは誰ガ為のアルケミストでありマクロスじゃない。
▼台無しのラストシーン
終盤、石崎ひゅーい氏の楽曲を爆音で流しながら、とあるキャラとの別れにみんながボロボロと泣くシーンがあるが、ここまでの積み重ねで疑問の方が多いためまったくピンとこない。てか、いつの間にそんなに仲良くなっていたんだ君たちは…。
と、長々とマイナスレビューを書いたが、正直なところ私自身がゲームをプレイしていなかったせいでマイナス評価しているのかもしれない。
脳内でちゃんと補完しながら見るときっともっと違う見方ができるはず。そんなわけで個人的にはおもしろくなかったが、星は2つで。
スマホゲームアニメに一石を投じる傑作
映画オリジナルヒロインが主役のゲーム原作アニメ
冒頭で過去の偉大な英雄を召喚する力(いわゆるガチャキャラ)が失われ、なんと敵として今まで召喚してきた人々に襲いかかります
世界を救う為の最後の希望として呼ばれたのは何の特技も無い普通の女子高生カスミ
視聴者はカスミの視点で召喚されたガチャキャラ(しかも戦闘力無し)の立場を追体験します
初めは戦えないカスミに落胆する人々ですが料理が得意だったり人の気持ちを思いやれる彼女を少しずつ認めていきます
やがて敵となった英雄から知らされる事実、彼らは召喚の強制力で共に戦ってきただけ
自分の都合で死者を弄ぶ全ての生者を根絶やして無に帰したいと...
さらにこの世界を救うにはカスミの犠牲が必要な事が判明
彼女の選んだ選択とは?!
河森正治作品だけあって普通のゲームアニメでは触れないタブーにこれでもかと斬り込んでます
映画としてもテーマ、ドラマ、キャラが融合した充実の120分でした
原作知らなくてもスマホゲーを経験した事のある方なら思うところがある内容でおススメです
あまり何も求めず見に行ったが
このタガタメのアプリゲームをやめて1年経ったのだが、たまたま映画公開していたので、せっかくなので映画を観に行ってみた。
ゲームは中毒性があるものなので1年半近く行っていただろうか。
映像に関しては、そこまでうまくいくと思ってもいなかったが、
まさかの出来にびっくりでした。
えっ! アニメ映画で泣かせるような場面を作れるなんてと。
セオリー的な流れが中心ではあったが、とてもシナリオもよくキャラの登場シーンなどはドキドキでした。
ゲームを行っている人であれば確実に見るべしだし、ゲームを行っていなかったとしてもわかりやすい内容なので楽しめます。
想像してたより面白かった
サービス開始当初からゲームを遊んでた人間の感想です。
個人的にゲーム知らない人でも王道アニメだと思って鑑賞すれば見やすそうな内容にまとめられてました、ただ、最後に主人公キャラが唐突に勢揃いするので、ゲーム知らん人はビックリするかもしれません。
パッと見人間とファントムの区別つけづらいので、敵か味方か混乱するかも、ですが個人的にすごく楽しめました。
ラストでは少し涙腺にくるものもありました。
良かった。
ストーリーはありきたりだし、めちゃくちゃ面白いかと言われたらそうでもなく、少し退屈な場面もあったけれど、石崎ひゅーいさんの「Namida」が流れる場面では胸が熱くなった。
上映後にこの映画を見てよかったって思える作品だった。
とても良かったですよ
特典欲しさに期待せずに観てきたけれど、原作プレイヤーの私は勿論、未プレイの嫁さん(特典要因)もバッチリ楽しめた様子。
カスミや主人公たちやファントムの心情を短い映画の中で丁寧に描いている点が好印象。効果音も良かった。
大御所監督の底力を感じて未視聴のマクロスアクエリオンシリーズも観てみたくなりました。
良い意味でユーザーを裏切ってきた
原作アプリのユーザーです、
シナリオにはあまり期待していなかったですが、原作キャラのイメージをぶち壊すような場面も特になく、かと言ってアプリの延長線上のような物語でもなく、良い塩梅で原作と河森正治さん映画が融合していると感じました。
原作アプリをプレイしている人していない人どちらも手に汗を握ることができる程、作中に登場する古代兵器「魔人」の恐ろしくもかっこいい姿を拝めます。動いて戦い表情がみるみる変化していくキャラクター達も、静止画で展開されるアプリでは見られない魅力的な部分です。
物語に添えるだけというような原作キャラが複数人存在する為、その点においては原作を知らないユーザーは「突然出てきたコイツは誰?」となってしまうかなとは思いましたが、気になるキャラクターがいてアプリに興味を持ってもらえたら1人のユーザーとして嬉しいです。
是非1度見てほしい映画です。
劇場用アニメとしてはクオリティが今ひとつ
スマホアプリ原作の本作品
原作をそのまま映画化というよりは、原作のパーツをうまく構成し直して、一つの劇場用アニメーションに起こし直せている点が非常に評価できる。
主人公に女子高生を立てて、「外」の世界からタガタメの世界観を客観視することで世界観をうまく説明して見たり、物語におけるゴールとなる縦軸と、自身の成長譚として、ごくごく標準的な異世界ものアニメとして成立していた。
気になった点はアニメーションクオリティの低さ。主要キャラクター以外のモブや背景など、テレビシリーズ程度のクオリティのものが散見された。ラストの大規模バトルなどはさすが河森監督!というところはあったが、全体的には粗の方が目立つ。
また、原作キャラクターが多すぎるため、出演キャラの少なさ及び、個々のキャラクターのモチベーションに関わる部分が映画内で語られないため、原作ファンにはもの足りず、初見で見ると感情移入しずらいというバランスになっていた。
初見の人向けにハードルを下げて作られていたものの、そこからの引き込みはやや弱かった。
映画出演を果たしているキャラクターに思い入れがある人向けの作品かなと思いました。
想定を超えてきました。
ゲームやってます。ゲームやってる方は勿論、ゲームやってな人でも全然勧められます。冒頭に、どう言う設定なのかや、用語などの解説が入ります。
内容に関しても、今後のゲーム展開が期待でそうな感じでしたし。ユーザーも、多かれ少なかれ満足したんじゃないですかね。特典も手厚かったですし。
私見ですが、私は大変満足しました。家から映画館まで、車と電車で約2時間くらいはかかりますが。
移動時間や交通費を差し引いても、もう、2・3回は行こうと思います。
ゲームを楽しんでるユーザーの方もそうでない方も、是非映画館まで足を運んで下さい。よろしくお願いします。
p.s.レビューとかあんまり書いたことないので、ヘタだったらすみません。笑
没頭できました!
水瀬いのりという声優さんは、かわいいだけじゃなく実力もあるんですね!
私はアニメファンじゃないけど、今春のTVブロスで見かけた気がします。
正直、かわいいだけの声優かと思ってたのが堂々の演技、しかも自然で作品に没頭できました!
全39件中、1~20件目を表示