「マケドニアまで行かなくても灯台もと暗しヨ~(笑)」ペトルーニャに祝福を きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
マケドニアまで行かなくても灯台もと暗しヨ~(笑)
なんだかよくわかんないけど、村の習慣はもやもやしているなぁ
自分たちが何かにとらわれているとか、住民は知るつもりも無くて。
昔からの雰囲気で、女には自粛と“わきまえ”を求めるのね。
同様に雰囲気的に、男たちには“女性を支配する日常”が求められているの。
正教会の宗教者だって村社会の長(おさ)として2000年やってるし、
「眞子様問題」はずいぶんと尾を引いているけれど、皇国でも「祝福の十字架」は男系の占有物だし、
眞子様を叩いて足を引っ張るのは圧倒的に同性の女たち。
陸の孤島マケドニアと、海の孤島の日本はよくまあこんなに似ているなぁ、という鑑賞後感だった。
(そういえば、看護婦さんが土俵=男の聖地に登って大騒ぎになった事件を思い出した)。
ペトルーニャ本人が「ジェンダーフリー」とかは分かってなくて、後先考えぬ衝動的なのがとっーても愉快で、僕は好きだ。
友だちになりたいタイプ。
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