凍える追跡

なぜ子供が誘拐されたのか、主人公の職業は何なのか、なぜ離婚したのかなど、描かれないまま、父親が誘拐されたの息子を助け出すアクションになっていく。いまいち。

タイトルの直訳は"我が息子"。正にその通りの映画。そもそもなぜ？とか誰が悪いのか？とか突っ込みたいところは多いがそういう説明を一切省いて85分に主題をまとめた、というところなのだろう。

離婚した妻に養育される子が行方不明に。その子を探す父親のお話。

WOWOWのレビューを見て、雪山に分け入り自然と闘いながら息子を探す展開を想像しましたが、まったく違いました。
誘拐犯を探し息子を助け出すストーリーなわけですが、妻、妻の恋人等との絡みに時間を使い過ぎて、肝心のメインストーリーが疎かになった印象です。
また、誘拐犯の素性や目的なども明示されおらず、主人公の仕事の絡みも回収されていないはずで、尻切れな感が否めません。
妻の恋人の気持ち悪さが、唯一印象に残った、そんな作品です。

何故誘拐したんだろう…
彼らは誰だったんだろう…
理由
そんなことはどうでもよくて
家族について考える映画なのか…
謎。