「移民の歌」イン・ザ・ハイツ 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
移民の歌
ウスナビ(アンソニー・ラモス)が子供たちに語り聞かせるという劇中劇に似たスタイルになってて、その劇中の劇がミュージカル仕立てになっています。原作ミュージカルからの映画化ということでの工夫かもしれません。カリブの島から自由の国アメリカに移住してきた彼らの祖先らが差別に苦悩してきた過去が現在まで連綿と続いている事実を語り継ぐというスタイルは、アレックス・ヘイリーが自らの一族について書いた名著「ルーツ」と似た感触がありました。大部分がミュージカルで、群舞するシーンも多く、なかなか迫力がありました。ただ、予想外に長くて、見終える頃には少し疲労しました(汗;)。
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