「命への賛歌」イン・ザ・ハイツ ホラー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
命への賛歌
あまり注目されてなかったけど、口コミがいいので鑑賞。
ギリギリ滑り込みやったけど、映画館で見られて良かった✨
これは生への賛歌。
移民であることで差別され、厳しい環境の中でも、彼らは踊り、歌う。
愛し合い、自らの誇りを決して忘れることはない。踏みにじられても立ち上がる。
“小さな夢”を追い求め、次世代へと伝え、きっといつか花開く。
希望や力をもらえる映画。
※エンドロールの最後まで観てね❣️
物語は、パワフルな歌とダンスで始まる。ララランドの冒頭シーンが前半ずっと続く感じ。
素晴らしいけど中身のないPVで終わるのかと思いきや、後半は移民たちの苦悩をしっかり描いている。
移民の国でもあるアメリカで、今もなお根強い差別があることに、改めて驚いた。
移民一世であるアブエラ。
差別され、床を這いつくばりながら毎日毎日掃除。それでもささやかな幸せを愛し、尊厳を保つ。その生き方、高齢とは思えない朗々とした独唱シーンに胸打たれた。
あぁ、彼女のように生きたい。
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