「実話である事の怖さ!」黒い司法 0%からの奇跡 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
実話である事の怖さ!
こんな冤罪が1980年代にあったなんて、憤りや悲しさ、アメリカの恐ろしさを思い知らされる。黒人を軽視する白人の奢り。この事件だけではなく、無実の罪で死刑になる黒人が大勢いた事実は悲劇としか言いようがない。
そんな無実の黒人を助けようとする弁護士のブライアンは超エリートで、高収入を得て悠々自適に暮らす事も出来るのに、信念を貫いて無実の人々を助けるために奮闘する。凄い人だ。一緒に仕事をするエバも、白人女性なのに、家族が嫌がらせを受けても負けずにブライアンと共に闘う。エバも強い女性だ。彼女のような白人がいてくれた事が救いではある。
白人警官が黒人を逮捕する際の執拗な暴力や死亡させてしまうケースをキッカケに暴動が起こったりと根深い差別は2021年になった今でも無くならない。肌の色で差別している場合ではないのに💦今の世の中、世界中で力を合わせて闘わねばならない事は沢山あるのに💦
エンドロールで実際の映像が流れたけれど、みんなよく似ていて、さすがだな〜と感心した。似た俳優を選ぶんだろうけど、俳優も本人に似せていく、凄いです。
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