「デジャブの様な」黒い司法 0%からの奇跡 Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
デジャブの様な
数々の映画で観た風景。
グリーンブックもツアーの最後の地がアラバマだった。
黒人に対する、警察官のレイシストぶりはデジャブかと思うほど同じだ。
そして描かれている時代を比べて更に驚く。
グリーンブックは1962年、黒い司法は1988年こんなにも時が流れていても状況は変わらないのか!?
きっと今のこの瞬間もそうなんだろうと、わかり切っていても愕然とする。
そんな中、弁護士ブライアンの一瞬の隙も見せない誠実な態度が心強いし、誠実さが世界を変えてくれそうな兆しを感じる。
粘ればいつしか変わる、もどかしさを抱えている人に希望を与えてくれている様だ。
オーソドックスな作品だが、シンプルに前向きな気持ちにしてくれる良い作品だった。
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