「黒と白とサックスブルー」黒い司法 0%からの奇跡 あささんの映画レビュー(感想・評価)
黒と白とサックスブルー
舞台は1980年、アラバマ州
ハーバード大学卒のエリート黒人青年が立証不可能な冤罪に強い信念と精神で挑む実話。
傍聴席に座っている気分になりハラハラドキドキ、涙なしでは見れない。
正義とは何か、決して綺麗事ではうまくいかない。だけど「最終的には強い信念と情熱が勝つ」そう信じたい。
力強く、優しく、元気をもらえるそんな映画だ。
死刑囚一人一人に家族のように寄り添い、一緒に感情を共有していた弁護士ブライアン。
絶望の淵にいる死刑囚を救ったブライアンはアメリカのヒーローだ。
この映画のタイトルやエンドロールのカラーがシンプルな黒と白。ブライアンがよく着ているサックスブルーのシャツが似合っていた。
ブライアン(マイケルBジョーダン)の美しい瞳とスーツ姿に鍛えた身体にはため息が出る。
重く悲しいけど小さな光と希望が見える物語に、時折流れるゴスペルに癒され泣ける。ストーリーだけでなく映像、音楽、ファッションにも注目してほしい。
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