ジョーカーのレビュー・感想・評価
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悲劇と喜劇の中で産声を上げたキング
スゴい映画を観たあとは、言葉と疲労感と余韻が混同するもので、このJOKERという物語はまさにそれに等しい作品である。
ハンマーで頭を殴られたかのような衝撃とホアキンのJOKERはこの世の何処かに存在してるかのような、迫真と怪演なる演技は終始、観ている者の心臓をえぐり出され見せつけられる禍々しさを感じた。
狂気に満ちどこか美しく滑稽、そして切ないJOKERの姿はロバート・デニーロが演じた「タクシードライバー」のトラビスを彷彿とさせ、本作の元ネタとされたこれまたスコセッシ監督の「キング・オブ・コメディ」からのオマージュもとあるシーンで至る所で見かけ、大道芸人で孤独な男アーサーとコメディアンのパプキンに共通する笑顔と妄想。キャラクターとしては対比してる双方の描かれ方も本作の監督で「ハングオーバー」でコメディを得意としてたトッド・フィリップス監督ならでは、タクシードライバーで有名な額に手で銃の形作りバーンとする仕草もある種、この映画でJOKERへと変貌する引き金となっている部分も非常に興味深かく、今作でたまたまなのか?出演して、コメディ番組のテレビショーで司会役を務めるロバート・デニーロとスコセッシへの恋文の様な沢山の敬意と愛を感じざる得なかった(笑)
·····がそれだけに留まらず。
JOKERというキャラクターを現代社会でリアルに蔓延し誰しもが持ち合わせる。弱さや孤独、苦しみ、貧困、差別、未来への不安等。社会の抱える闇へ落とし込み浸透させ訴えかける力は生半可ではなかく確信に迫り鬼気迫るものさえも感じさせられた。その点ではダークナイトのヒース・レジャーが演じたJOKERと重なり、バットマンという物語があることも根底に描かれている点でホアキン・フェニックスはジャック・ニコルソンやヒース・レジャーという名優たちが演じてきたJOKERの歴史の1ページに加わったことは間違いなく、新たなJOKERへの新たなる解釈から土台となった作品「キングオブコメディ」「タクシードライバー」「バットマン」「ダークナイト」全ての要素を上手く融合させ、新生キングJOKERを誕生させたトッド・フィリップス監督に心から賞賛を贈りたい!
この作品を観たものは、幾度となく想像を何倍も超えてくる波のように凄まじい衝撃と衝動の連続に胸が張り裂け、高鳴るような痛みをリアルに感じ。社会の闇に埋没し悲劇と喜劇の混沌とした世界で産声を上げたキングJOKER誕生の瞬間を目撃することとなるだろう!
「JOKER/ジョーカー」を試写会にて鑑賞 2019年9月1...
「JOKER/ジョーカー」を試写会にて鑑賞
2019年9月19日
初めて語られるジョーカー誕生の物語
人間味あふれる主人公アーサー
彼の使命は人をハッピーにする事
どんな人生が彼をここまで狂わせてしまったのか...
孤独な男が狂人ジョーカーになるまでを描く軌跡
現代に通ずる社会の闇
この腐った社会の産物ジョーカー
すぐ隣でジョーカーは生まれているかもしれない...
ヒーローかヴィランかそんな定義をぶち壊す
妥協無しの暴力描写
ダークナイト以来の背筋が凍るほどの恐怖。
観客が現実社会の闇に呑まれてしまいそうなほど心締め付けられる彼の笑顔の仮面の下に隠れる辛く心苦しい物語...
彼の人生を目の当たりにし心打ち拉がれる
暗く、感動的でありながらとても人間的なこの映画。ホアキン・フェニックスによる素晴らしいパフォーマンスで、すべての人に勇気を与える。アメリカン・ニューシネマの影響を色濃く受け映画オマージュにコミック世界をも感じさせるこの映画だからこその物語
史上最高の演技と最高の物語
最高ジョーカーここに誕生
映画史をも変えるほど強烈な最高ジョーカー誕生の瞬間を見逃すな!
“HAHAHAHAHAAHA!!!”
“PUT ON A HAPPY FACE”
10/4(金)日米同時公開
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タイトルなし
オリジナルジョーカー
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