ジョーカーのレビュー・感想・評価
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予想はしてたけど観てて不快でキモイ!
子供向けマンガのイメージだったけどキングスマンの様な暴力的大人向けのマンガだったの?全編やたら喫煙とアホ笑いバカ笑いばかりのシーンばかりで正直不快!!! もう少し子供が観られる位のソフトなかんじで良かった様な?
ホアキン・フェニックスのジョーカー。
鬱々として観ていてつらかった。気分が落ち込んでいないときでよかったと思う。 アメコミだけど完全オリジナル。ストーリーに驚くようなものはなかったけど、ジョーカー誕生に納得。 後にジョーカーとなるアーサーを演じるホアキン・フェニックスの痩せさらばえた肉体が狂気に満ちていて、健康を心配したくなるほどだった。特に背中の表現が凄まじかった。やりきれなさや悲しみを肉体で語っていて圧倒された。ホアキン・フェニックスのジョーカーで続きが観たくなる。 ※バットマンはでません。
責められるべきは何か
こんなことあってはならないし、勿論許されることではない。では、アーサーはどうすればよかったのか、どうあればよかったのかと、共感せざるを得ない彼の人間臭さに酷く胸を打たれた。 今現在、普通に生きていたって、馬鹿にするされる、笑いものにするされるなんてのはほぼ日常茶飯事で、行き過ぎたそれが所謂「いじめ」だとか「ハラスメント」とかとなる。こういうことに対する世論センサーは高まる一方で、少し敏感すぎるような気もするが、外野が平気で野次を飛ばしまくっているのは今も昔もそう大差ない。むしろ現在の方が、心無いSNSでのコメント1つとっても、なんとも不寛容な社会だろうと思わざるを得ない。 模倣犯が出るとか、現実社会に悪影響だとか、その外野達が相も変わらず騒いでいるが、そういうのは正直どうでもいい。現実問題、そういうことが起こりそうだと思っていること自体すでに、この「JOKER」で描かれているゴッサムのそれと今の社会が≒になっていると思っていることの証左だ。似たような事件は常日頃ニュースから流れてくる。結果として、あの世界では「JOKER」が生まれてしまっただけだ。だから、こんなこと言う人は焦っている、そうだろう。 助けてくれる人がいなかった、能力がなかった、努力をしなかった、環境が悪かった、時代が悪かった。そういった運が無かったからだ、とか、この映画はそういう話ではない。何に、救いを求めればよかったのだろう。今の社会では、何が彼を救うことが出来るだろう。 全然話は変わるが、今現在ジャンプで連載中の「僕のヒーローアカデミア」という漫画がある。皆が『個性』と言われる特殊能力を持つ社会で、ヒーローが大正義を振りかざし、悪逆大罪を働くヴィラン共をバッタバッタとなぎ倒す。圧倒的な、友情・努力・勝利。読むたびに胸を熱くさせられる、僕も大好きな漫画だ。 これまでのバットマンシリーズでおなじみのJOKERといえば、漫画にでてくるヴィラン同様、その圧倒的な悪役インテリジェンスに裏づけされたカリスマ性が魅力だったわけだが、みんなそれぞれに(※勿論ぶっ飛んではいるが)思っているところ、目指すべきところ、なすべきことを抱えて事を成そうとしている。だからと言って許されることではないのだが、そういう意味では、正義の方向性が違うだけと言ってもいい。 では、アーサーにとっての正義は、潰されてしかるべきなのだろうか。今回の劇中最大のハイライト、階段で踊るシーン。憂悲憎悪泣喜怒快無畏楽苛笑鬱とかとかとか、色んな感情がないまぜになりながらも、全てをぶっちぎった悲しみの美しさに胸が苦しくてたまらなくなった。出生や心身、社会的にもビハインドを抱えた彼にとっての「悪」は、責められるべきは、果たしてどこなのだろう。 何度でも言うけど、「JOKER」はあくまでも「結果」だ。社会の不条理や不寛容が憎たらしくて、こんなもの全然しょうがなくないだろと考える一方で、どこかしょうがないものだと思ってしまっている自分も、歪に捩れた今の社会を構成する一端になってしまっているのだなと、鑑賞後から酷く鈍い乗り物酔いのような自問自答を続けている。
生まれたてのジョーカーとして
ジョーカーに対する知識はそこまでないですが、まず映画としては中々面白かったです。全く知らない人でも楽しめると思います。 物語の流れは、社会の理不尽に追い込まれていく一般人アーサー。それを感じながらも適応しようとするが、上手くいかず落ちていく。そしてジョーカーの誕生。 中だるみをあまり感じることなくストーリーは進み、ジョーカーになる理由、そもそもジョーカーとは何なのかが読み取れると思います。
絶望しかない
神様は見てるだけ、決して手を貸さないんだなと思った。 犯罪が増えるのではと警戒され映画の公開が云々と聞いていたが、この映画は刺さる人にはとんでもない棘を刺してくるので影響を受けてしまう人が出てくるだろうなと思うが、全く刺さらない人もいると思う。 これを観てショックを受ける人は自分に自信が無く、他人を優先してしまう優しい人で、逆に面白くなく感じた人は自己愛が強く何事も楽観的に考えれる頼もしい人ではないか? さぁ、あなたはどっち?なんつって …ネタバレしないとこんなしょーもない事しか言えないのでとにかく観てほしい。 どのシーンを切り取っても美しく悲しい。胸がずっと苦しくて息がうまく出来なかった
悲劇か喜劇かは自分次第
見方次第でコメディとしても観れる作品。 社会に出て挫折を味わった人間ならアーサーに共感できるポイントが色々とあるはず。 「僕の人生は悲劇だと思っていたが喜劇だ」と言う台詞について、自分も辛かったとき同じことを考えて吹っ切れた記憶があるのでとても共感できた。 正直、ラストの畳み掛けはカルタシスを感じて興奮したし、例の階段のダンスシーンは思わず笑顔になってアーサーの様子を堪能していた。 彼には見守りたくなるような、元気になって良かったと観客に思わせてしまう不思議な魅力がある。 久しぶりに怪作というか良作に出会えた。 公開中にもう一度観に行こうと思う。
現代情勢に一石を投じる
治安の悪さ、現代の格差社会の不満をゴッサムシティといて表してるかのようだった。救いがないというか、絶望連鎖、一度はまったら抜け出せない恐ろしさ、決断したのは本人だが、そこまでの行動で社会全体の雰囲気がそうさせてしまったと思う。ダークナイトでのジョーカーと比べるとまだまだ誕生したばかりなんだと思うが、人はどんどん変わってしまってしまうのだと思うと恐ろしいなと感じる。それにしても俳優の演技力はすごいな。
素晴らしい映画と役者
妄想癖って誰もが持ってると思うんだけど、現実とのギャップが開けば開く程、現実を力づくで変えようとなる。 当たり前に思っていることに再度目を向け感謝し、大事にせねばならないと思わされた映画だった。 小ネタ ジョーカーでのトーマス・ウェイン役がダークナイトライジングでは姑息キャラな警察幹部役
全編独り舞台な作品(10/16)
朝一番の上映会でスクリーン9が満席になるのは、珍しい。最前列中央A14席をゲットできたのは、なかなかのものでしょう。 で、バットマンは、これほど重い過去を背負った男を相手にしていたのか。これは、敵わないです。主演のホワキン・フェニックスって知らない俳優だったので、過去に演じたジャック・ニコルソンなどと比較してしまうので、不安しかなかったんですが、圧巻の演技でした。全編ほぼ、出っ放し。R15+のため、若年層は、鑑賞不可。因みにストーリーは、平坦なので、満員の観客席で寝ている人も散見されました。
解放?開放?どちらも?
何かが放たれる。何かが開かれた。そんな感想を持ちました。色々な解釈が出来るようになっていますが、どの視点から見ても解放、開放された印象を受けます。何かが吹っ切れた。自分はそう感じました。自分は3度見ましたが、自分なりの解釈を探したり、思案する事が好きな人にはぴったりの映画です。序盤は階段を上がるシーンが多かったのですが、終盤は下がるシーンが多く、そういう描写も見られ、他のところにも多くそういう対比が描かれています。そういう細かい所も見どころの一つでしょう。自分の中では何かを変える映画となりました。生涯の一作となりました。喜劇とはなんなんでしょうか、、、。
無問題!
どこかのレビューで観終わった後で暗い気持ちになると読んだので観ない方がいいのかなと考えていたのですがランキング上位が長く続くと暗い気持ちになることよりも観たい気持ちを抑えることが出来ずに観てしまい感想としては暗い気持ちにはならず役者がアカデミー賞候補になる映画は難解なイメージがありましたがそんなことはなくジョーカー誕生の流れが良く分かりバットマンを観たくなる映画でした。
ジョーカー
言わずとしれた最高の悪役ジョーカーが生まれるまでという斬新な設定だったのでワクワクしながら映画館に行きました。一人のまっとうな人間がどのようにダークサイドに落ちるかという観点からみると面白い映画だなと感じる反面、ジョーカーの映画としてみると少し物足りなさを感じました。個人的にジョーカーの一番の魅力は何を考えているか全くわからないところにあると思います。自分の命も他人の命もゴミのように扱い、手にした大金を溝に捨てる。そういった部分というのは今回のジョーカーでは最後まで見られなかったのは、少し残念でした。しかし人間味のあるジョーカーの映画としては面白かったです。
「ある男の物語」としては面白い
ジョーカーについての基礎知識に乏しく、予習もせず。 そのため、あるひとりの哀しい生い立ちの男の物語として鑑賞することになり、そういった視点では及第点以上でした。この人がこの後ジョーカーになっていくということとは切り離して観られれば、まずまず面白いと思います。 観終わってから他の方のレビューを読み、「この人が、将来あの“天才”ジョーカーになることが想像できない」という評価があることを知りました。バットマンシリーズにさほど思い入れのない私でさえ「確かに」と思うのだから、シリーズのファンの方々にとってはかなり違和感の残る作品なのかもしれません。
なんだかめちゃくちゃかっこよく見えた
バットマンを見たことないので、後々につながる伏線があったのかもしれませんが、その辺りは全くわからず完全に一本完結の作品として見ました。 (ゴッサムって街が本当にあるのかと思ったくらいw) 一言で言えばサイコパス殺人モノの映画だけど、メイクをキメて踊りながら階段を下りるシーンではバットマンを見たことないけどその世界観を感じる。ホアキン・フェニックスの醸し出す雰囲気はめちゃくちゃクール。 共演しているデニーロの若い頃の演技と重なるところがある。(タクシードライバーとキングオブコメディのオマージュだって知らなかった) 気味悪さが増すごとにカッコよくなるキモかっこいい。 アメコミらしからぬリアリティを感じる作品だったと思う。
おしゃれ
あまりにも話題なので鑑賞。 私スーサイドスクワットのハーレークイーン大好きなのですが、前知識無しだったのでハーレーの彼氏のジョーカーだとは気付いてませんでした。(笑) もったいない🤣🤣 特にインパクトあることはないけど、ずるずると辛くて、静かにゆっくりと狂気に満ちていく感じ。 余計に怖い… ちょっと退屈って思う時もあった。 前評判に期待しすぎてた。(笑) 映像とか音楽とかはすごいおしゃれ🌹 俳優さんの演技もいきいき、素晴らしい。 映像としてのクオリティ高いと思う。
アメリカのピエロと狂気。
狂気、ヴァイオレンス系アメリカ映画を観るとよく思うのですが、映画の良さは感じれても、部分部分で日本の文化には合わないなと改めて思いました。日本人がこういうシリアスな残酷さを利用した娯楽に向き合うのは製作者の意図から何かずれてしまうというか、強い違和感を感じることがあります。もちろん、お笑い系とかでもそうですが、ネガティブな表現にはインパクトが付きやすいので。大衆映画というより一つの作品という感じがしました。もう一度鑑賞すると全く別な印象になるかもしれませんが、一度目としては衝撃度が強でした。 :) PS : この違和感は、人種の坩堝文化が日本には無いことが大きいのではと後で思いました。
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