ジョーカーのレビュー・感想・評価
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なぜこんなに高評価が多いのか?
時間の無駄と言い切れるほどつまらない映画でした・・グロいし今の時代にしては結構過激な演出もあり、好きな方は好きなのかも。
でも内容もストーリー性全てにおいてつまらない映画でした。
悲しい人だなぁ。 不幸に不幸が重なり転落。 よくある事。 そこに職...
悲しい人だなぁ。
不幸に不幸が重なり転落。
よくある事。
そこに職業柄おどけてしまう性格が加わり余計に悲しい。
辿り着いた最高のジョークがさつ◯ん。
かなりクレイジー。
ただ、ジョーカーという人間を作り出したのは周りの人間、社会なんだろうなと思う所もある。
そこもまた悲しい。
彼が悪いのか、悪なのかは難しい。
やや重い…?
とても興味深く、あっという間に時間が過ぎた作品。
最初から最後まで、面白かった。
個人的には、ダークナイトはよく知らなくて、単体の「ジョーカー」という作品として鑑賞。
逆に、それが良かったのかなとも思えるくらい、ひとつの作品として完成度は高い。
やや重いテーマではあるし、映像自体も暗く、好き嫌いは別れるかとは思う。
ただ、変な話とてもリアル。現実にジョーカーの世界で起こったことが起こらないという保証はなく、現代ではいつ起こってもむしろ不思議ではないと。
現代社会の課題を浮き彫りにするストーリーだった。
「正義」とは何か。
自分が信じている「正義」は本当に正義なのか。
社会が「正義」とするものは本当に正義なのか。
いま一度、自分の中で問いかける。
しかしながら、完璧な「正義」とはあり得ないのだろうなと。
演技が素晴らしい!
脚本、映像、音楽すべてが良かったです。
何よりホアキン・フェニックスの演技が素晴らしい!
アーサー、妄想の中のアーサー、ジョーカー、と同じ人であり違う人のような演じ分け。
特に階段のダンスと、ロバート・デ・ニーロとのテレビショーの場面が素晴しかったです。
ダンスの場面はジョーカーの解放されたようなダンスと笑顔が印象的であり、映像としてもとてもかっこよかったです。
テレビショーの場面はホアキン・フェニックスとロバート・デ・ニーロ2人の圧巻の演技で、それが現実に起こっているかのような臨場感と緊迫感でした。
5回も観てしまった。
予告編を何度みたことか。
映画観る前も後も、何回でもみれるこの予告編。
映画として今まで観た映画で一番映画館でみるべき映画だと思います。
この露出の感じ。色が好き。サウンド。作曲者が賞とれて嬉しい!絶対映画館!
すべてのバランスが良い。
色々な見方がありますね。
個々が思うことはそれぞれでいいと思います。
ただ、こんな映画だった!と言い切る映画ではないかと。
この映画を観た同じ家族でも色んな見方があり、『自分はこうだと思った』という感想を聞いて色々考えたりするのも楽しい。
希望ゆえの絶望。悪のカリスマ誕生に至る、衝撃の物語。
【賛否両論チェック】
賛:心優しかった主人公が、掴みかけた希望に裏切られるうちに、少しずつ絶望へと沈み行き変わってしまう様が、観ていて胸が痛くなるよう。
否:世界観としてはかなりダークなので、観た後で気が滅入ってしまいそう。惨殺シーンの描写もあり。
勿論本作単体でも充分没入出来ますが、バットマンシリーズの知識なんかがあると、いろんなところが繋がるので、さらに楽しめると思います。
自身の病気と寝たきりの母を抱え、社会からつまはじきにされながらも、心優しく生きてきた主人公・アーサー。やはり本作で1番気になってしまうのは、そんな彼がどうして“悪のカリスマ”と呼ばれるまでに、無慈悲な悪へと染まってしまったのかということだと思います。
夢を追ってもがき続けるうちに、ふとしたきっかけからアーサーの下へは様々な希望が舞い込んできますが、その度に運命が残酷なまでに彼を絶望のどん底へと叩き落としていく様に、絶望を連れてくるのは希望だと改めて突きつけられるようです。そして優しかったはずのアーサーが、運命に固執し裏切られるうちに、次第に変わっていってしまう姿は、観ていて痛々しいまでに生々しさを感じさせます。
グロシーンもありますが、悪のカリスマが誕生する狂気の瞬間を、是非ご覧になってみて下さい。
不幸を人のせいにし過ぎ
暴力シーン痛いシーン有り
不運と悪意にまみれた可哀想な人生だが解決方法は間違っている
不満、承認欲求、愛情、非存在感、不当な扱い
同じ感情を抱く人が沢山いると思うが、ピエロの群衆のような人達、富裕層への暴動による復讐では陳腐過ぎる
確かに環境が彼を狂気に走らせたのかもしれないが、他人のせいにしてばかりのかれは、本当にやりたいことは妄想に逃げる
現実でチャレンジする事なく狂気に走った彼に共感は出来ない
金も学もコネもない底辺の人間がのし上がるなら、暴力に訴えるのが最適だと言う至極簡単な節理を肯定し、悪のカリスマであるジョーカーの看板を掲げてカタルシスに至ってしまったのは薄ら寒い話だ
これに感化されて学のない連中の変なデモが増えるのか?
今までの不遇を全部人のせいにして、暴力で人生一発逆転、悪のカリスマピエロジョーカーの出来上がり
中学で不良だった奴が暴力団に入った。くらい普通の流れ。ジョーカーになる前と後での落差がもっと欲しかった。
自身のメンタルが弱っている時に観るべからず
バットマンシリーズは未鑑賞だけど本作品があまりに話題になっているので興味本位で観賞。バットマンに詳しく無くてジョーカーを何となく認識している程度の私でも楽しめた。
自身のメンタルが弱っているとジョーカーに感情移入し過ぎて危険だなあ思うくらい心がゆさぶられた。ホアキン・フェニックスの熱演は最高だった。
後で知ってびっくりしたのが、ハングオーバーシリーズの監督が作ったのね…振り幅凄すぎ
つまらない
高評価に騙されてiTunesでレンタルではなく購入してしまった。
なに?このつまらない映画。
面白いと言わないとおかしい的なレビューもあるけどつまらないものをつまらないと思って何が悪いのでしょうか?
本当に最近はレビューも全くあてにならない。
旧作の100円レンタルになってから観ればよかった…
いじめと笑い
年間3万人も死ぬような腐った社会を作っておいて、いざ、追い詰められた奴が暴れると「犯人の自己責任だ」「下らない負け犬の逆恨みだ」で済ます政治家、富裕層
弱者の味方を謳いながら、弱者をピエロ呼ばわりする市長候補、莫大な報酬を受け取りながら、弱者へのわずかな援助はためらいもなく切り捨てる行政
ゴッサムとこの国の現実は少し変わらない
人が人を虐げ、苦しんでいる様を見て笑う、というのはどういうメカニズムだろう
わからないけど、自分の中にもそういう気持ちは、ある。人間はそういうやり方でしか笑えないのかもしれない
すべてを我慢しないでジョーカーのように生きてみたい、という誘惑も感じた
笑いは間であるというのは、よく聞く言説だ
作中にもいろいろな間が出てきた
善と悪の間、富裕と貧乏の間、妄想と現実の間、生と死の間、虐げられるものと虐げられるものの間
笑いとは、そうした現実と自分とを相対化して、こわばりをほぐしてくれる作用であるし、人生を笑い飛ばさずに生きていくことは、不可能だ
しかし、漂流するように、すべての価値を距離化していい訳じゃない。それが、アーサーにとっては、父であり、母だった。
その一線を越えてしまったとき時、底辺で踏みつけられていたピエロがゲームの外のジョーカーになる。それはもう、人としての規範を逸脱していた
貧困問題を扱った、単なる社会批評ではなく、もっと広い、何のために生きているんだろう、という原理的な問いを突きつけられた気がした
もしかしたら、生まれたこと自体が間違っていたのか、とも思った
ホアキン・フェニクスの演技に感激しました。
ピエロで底辺で暮らしている主人公が、テレビの番組に出れることになりロバート・デニーロ演じる司会者に立ち向かう。主人公の悲しみや苦しみを良い形ではないがバットマンに変わる行いをホアン・フェニクスが上手に演じていて素晴らしい作品ですね!
これは深い人間の映画
とても良かった。ホアキンフェニックスの演技力がとても高かった。ジョーカーはあくまで人間であり彼の狂気に満ちてはいるが非常に魅力的であり共感させる部分も有るキャラ像がとても印象的だった。彼のなんとも表現し難い得体のしれなさが作り出す狂気に満ちた彼の世界は本当に印象深くとても考えさせられた。最後にこれが現代の格差社会を非常に象徴するようなデモ、いかにもアメリカを暗に語ってるような深い映画だった。
面白くて危うい映画
すごいクオリティ高いし面白い!
けどものすごく危うい。
「自分の正当性を得るために、ジョーカー自らが作った映画」みたいにすら見える。
「表現の不自由展」の件で、世の中には「その作品の本当のメッセージは何か」みたいなことには微塵も興味がなく、ただルックだけでアリかナシかを判断するような人が大勢いることがよく分かった。
そういう人がこの映画を見たら「自分もジョーカーになれるかも」って思う可能性は大いにあると思う。
そしてもし「ジョーカーを見て決意した」って理由で何かの事件が起こったら、制作者は作品が現実世界に拡張したことを喜ぶ気すらする。
でも私は「正しくてつまらない」と「ダメだけど面白い」ならどうしても後者が好きなので、観てよかったし肯定します。抗えないレベルのカタルシスがある。
でも例えば「我が闘争」の思想をふんだんに入れ込んで、めちゃくちゃ面白い超大作エンタメ映画が作られたとしたら…って考えると…。
人を惹き付けるエンターテインメントは悪用されるリスクを背負っているということは忘れてはいけないと思う。
それとこの作品、共感性羞恥のある人にはわりとしんどい描写が多いです。私はわりとしんどかった。
すごい難しい
・・・難しい映画だと思いました。
ホアキンさんの演技は見事で圧倒されました。
今まで分からなかった悪の誕生過程に視点を置き、心優しい気弱な男が苦悩から狂気にとらわれ、祭り上げられた道化に落ちていく演技に賞賛が集まるのもわかる。素晴らしい構成に演技、カメラワーク。
けれど作品を見ての感想となると、メッセージとテーマがわずかにずれつつ観客に考えろ、と投げつけられたので…すごい悩んでしまいます。
娯楽として手放しに楽しめる作品ではなく、息苦しさと後味の悪さがざらざらと残って…すごい難しい映画だと思いました。
パーフェクト
高い評価を得ている理由はよくわかる。シナリオはもちろん、ホアキンフェニックスの演技、カメラワーク、全てにおいてレベルが高い。細かな意見は言わないが、気分転換や共感を求めて観る映画ではない。
この映画はジャンルがちがう。ある種芸術として見なければならない。残忍な場面とか、暗い映画だとか、評価しない意見もあるが、これはそういう感覚で見る映画ではないだろう。
何も考えてないで楽しい気分で劇場を出たい人は寅さんを見るべき。
ただただ美しかった
ホアキン・フェニックスの身体の説得力。色彩感。笑いたくないのに笑うことに抗えない哀しさ。ジョーカーがコメディアン志望だなんてこれまたとんでもない皮肉。冒頭の1シーンですぐにこの映画面白い…と悟りました。ロバート・デ・ニーロも良き役であった。
JOKERの狂気 アメリカ社会の闇
追い込まれていく主人公、カウンセリングが打ち切られ、クスリが打ち切られ。ちょっとしたミスから、生きがいであった仕事も失ってしまう。自分の生い立ちの不幸を知ることで、唯一の肉親である母への愛も断ち切ってしまう。そこで彼が出会ったのが、テレビの司会者ロバートデニーロ。
ああ、ここに行き着いたんだと、見ていて思ってしまった。ずいぶん前になるけど、どういう訳か、学校の芸術鑑賞会で見せられた、タクシードライバー(マジか?)何が何だかよく分からないまま、最後まで見たタクシードライバー。多分PTSDを患ったベトナム帰還兵は、日常になじめず不眠症に悩む。街を浄化するためには、政治家を暗殺するしかない?だったかな。そんな内容だったと思う。
どちらの作品にも共通する、社会からの疎外感、漠然とした社会への不満。今アメリカで、共産主義への憧れが広がっていると聞く。寄りによって・・共産主義とは??!!と思っていたが、この作品がアメリカの社会を何らかの形で反映されているとしたら、ある意味アメリカの闇は、この作品以上に深いのかもしれない。
JOKERは、バットマンの作品の中で、バットマンの敵としてのJOKERとなることで完結するが、現実のアメリカ社会には、バットマンのようなわかりやすいヒーローはいない。トランプはその役目を果たせるとも思えない。
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