ジョーカーのレビュー・感想・評価
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「バットマン」を恥ずかしながら観ていないが、その分純粋に楽しめた。...
「バットマン」を恥ずかしながら観ていないが、その分純粋に楽しめた。
アーサーの動きも映像も秀逸で、ひきこまれた。
他の方のレビューを読んで、たしかにこれどこから妄想なんだろう、と…観終わってからもそれを考えてワクワクできています。
世間が知っているジョーカーの人となり(設定)を知らず、なんというか「出会ったら距離取るだろうなぁ、理解できないし、単純に怖い」と思った。気の毒ではあるんだけど…。
それにしてもホアキン・フェニックスすごい。
嫌いになれない悪役
暗い雰囲気で始終主人公が可哀想。
素敵な彼女が支えてくれるじゃない!と思って観てたからこそ、彼の妄想の事実は衝撃的にショックだった。
大好きな母親さえも自分を愛してないと知ってしまって、仕事もカウンセラーも何もかも上手くいかなくなって壊れてしまった。
嫌いになれないのは、無差別に人を殺すわけではないこと。
ダークナイトの子どもの頃が出てきたのもすごい。
2人の関係は既に始まってたんだね。
ダークナイト全部観たくなった。
「救い」とは何か
『バッドマン』に描かれる悪役「ジョーカー」がいかにして誕生したかを描く作品。
作品の性質上、ここからまたストーリーの始まりを想起させるようなエンディングになっているので、何でもハッピーエンドや言い切り系の作品がお好みの人にはオススメしない。
悪を生む社会の闇、
「絶望」がもたらす悲しい選択、
正直、映画の世界はどこまでも救いがないのだけれど、社会的弱者の代弁者たるジョーカーがむしろ民衆の「救い」となりヒーローとなっていく様を、決して正当化するわけではなく丁寧に描いたのではなかろうか。
階段で踊るシーンや血でグラスゴースマイルのメイクをするシーンなんかは神聖で、ジョーカーが崇高な存在に思えてくる瞬間だった。
心から笑える日
生まれ、育ち、持病、社会、すべてが噛み合わなかった男が、すべてから解放されるに至るまでの道のり。
人の理解から最も離れたヴィランであるジョーカー。理解不能だからこそ恐怖の象徴なんだけど、そのジョーカーの根本に迫った作品。良い意味でも悪い意味でも根源。今後ジョーカーの姿を観るたびにこの作品の姿を思い出してしまうであろう位に衝撃が強かった。
見方が変わっちゃうよね。
誰が観たってホアキンフェニックスの怪演が恐ろしい。容疑者ホアキンフェニックスでも、全く真意が見えない姿はホント気持ち悪いくらいだったけど、今回はその上を行きますね。
とにかく、暗い、辛いをため込んで、終盤心から笑える姿は思いっきり晴れやかな気持ちになる。
やっぱり自分を偽り続けてはいけないんだな。
こういう映画が見たかった けど見たくなかった。
人の頑張りは必ず報われる とか、純真な心を失わずに生きていれば必ず良いことが訪れる とか、そんなうまい話はなかなかありません。
多くの人は頑張って、品行正しく生活し、そのままなんの成功もできずに死んでいくのです。
このような現代道徳に反発するような映画は過去にもありましたが、大抵 主人公が負け犬に甘んじたまま終わってしまいます。
ところがこの映画では、どんなに足掻いても報われなかった男が最後は満面の笑みを浮かべています。躍りながら階段を落ちていく彼の衣装はいつもよりも輝いていて、楽しそうです。 この時に流れる、rock'n roll part2 を歌っているのはゲイリー・グリッターで、彼は幼児虐待の罪で現在牢屋にいます。虐待によって障害を負ったアーサーが虐待犯のゲイリーの曲で踊るというのは 実に"ジョーカー"らしいジョークです。
現代道徳に裏切られ、反発するという域を遥かに越えてそれを破壊し始める主人公像は、私がずっと求めていたものですが、それは同時に見たくないものでもありました。だってこんなものを見せられたら、自分の努力が報われなかったとき、拳銃が欲しくなっちゃうじゃないですか。
当時の映画館スタッフの感想
公開後から毎スクリーン満員ですごく忙しかったです
通常1作品1スクリーンで上映するのですが、確か3スクリーンで上映していたので、入れ替えの際は毎回スタッフ全員気を引き締めていました…
そして出てくる人たちが皆どことなく暗い顔をしているのが印象的でしたね…
カップルで入場していったお客様には心の中で「そういう映画じゃないと思うなぁ…」と見送ったり笑
凄すぎて…
友達と映画の話をしてておすすめされて観ました。
最初から後半入り口までは暗い話だな〜って携帯いじりながら適当に観てたんですけど…ジョーカーになったシーンからが凄すぎてそのシーンから10回は見返しました!最近見た映画だと1番です!!
ホアキン・フェニックスがすごい
中だるみする事なく、ずっと話に引き込まれました。自分自身精神的な問題を抱えながら母親の介護をしているアーサーが人気番組の司会者に
番組内で暖かい声をかけられる事を夢想する
姿が物悲しい。
主人公の複雑な心理をホアキン・フェニックスが見事に演じていました。ピエロの時の表情、
動きも見事。
ピエロに扮したアーサーが階段で踊るシーンは
詩的ですらありました。
ホアキン・フェニックスの怪演
コメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。笑いのある人生は素晴らしいと信じるアーサーはなぜ、悪のカリスマであるジョーカーに変貌したのか。
崖から落ちまいとギリギリで踏ん張っている人間の指を一本ずつはがすような映画だった。
ホアキン・フェニックスなしには語れない映画。とにかくこの人の表現力がすごい。
ロバート・デ・ニーロですら霞むくらいの存在感とリアリティを感じる。
バットマンの前知識はなくてもほとんど問題ないが、それっぽい人物が出てきたりもするので知っておいた方が楽しめるかな?
楽しい映画ではないので、それを求めていると裏切られる。救いは基本的になく、少し滅入る瞬間もある。
関係あることがディメリット、、、
ひとまず言っておく。
ワッキーン・フィーネックスの演技はスゴイ。 彼のこの演技を見るためだけにこの映画を見るべきと言えるほど。
映画自体もなかなかなものだが、 「バットマン」の世界と関係があることが余計な期待を立ててしまい、 せっかくの世の中の精神的に障害のある人たちの対応の仕方を批判を描いた映画から少し気が引かれてしまう。 「バットマン」世界ではない設定だった方がよりいい映画だったかも。
中毒性があります
派手派手なジョーカーをイメージして観るとギャップに驚きます。
どちらかというと一人の人間がジョーカーになるまでの物語な気がして、
僕が知ってる派手で残忍なジョーカーはこの映画の後のお話だと思います。
正直映画は長く、全体的に暗いです。
結構重たい内容で、観た後は気分が沈みます。
ただ、その暗い中にくすっと笑える場面もあり、
ブラックジョーク的な中毒性があります。
あのシーンのあのセリフをもう一度見たい、みたいな感じ。
DVD買おうかしら。
すごい俳優さんですね、ジョーカー役の人!
すみません、バットマンシリーズを観ていないので、独立した1本の映画として観たのですが、いやー、すごいですね!
悪に染まっていく理由やら心理やら、生い立ちが産む本能みたいなものが抵抗なくすーっと入ってきました。
ブルーレイで観たので特典映像での裏ばなし的なものも観たので余計にそう感じるのかもです。
しなやかな踊りがとても印象的でした。
ホアキンフェニックスさんの映画を探してもっと観てみようと思ってたら、herの方だったんですね!
バットマンファンは見たほうがいい
バットマンの敵キャラが敵キャラになるまでの過程を描いた、という知識だけで鑑賞できるので私のような初心者でも楽しめました。
ジョーカーに感情移入してしまうのもジョーカー役の方の演技が素晴らしいからでしょうね。ただ、バットマン好きは見たほうがいいでしょうけどそうではない人は絶対に見るべき映画とは思えません。
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