ジョーカーのレビュー・感想・評価
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卒業論文のテーマにしようかな
見終わった後、「最高」っていう形容はおかしいよね。
ただ、ものすごい傑作です。
世界中の人が見るべきでしょう。
なぜか。
それは今、世界中で起きていること
だからだと思います。
今世界で起こっていること?
それを私たちは探究するべきなのです。
でも。でも、「論理」以前一つだけ、大切なこと。
温かいハグを、みんなで。
悲しい現実
真当に生きようと、障害を抱えながらも夢を追い求め生きて行こうとしているのに、世の中の不景気や、差別、信じていた者の裏切り、辛い現実の中必死に生きようとするのに。歯車は狂いだす・・。
長めの映画で、中だるみしそうでしたが、このゆるやかに崩れていく・・、こうしてジョーカーが生み出されたと思えば、必要な構成だったのかなと思う。
知りたくなかった
なんとなく、ジョーカーの過去がこんな風な感じだとは知りたくなかった、かなと、残念。ジョーカーに人間臭さを求めてなかったので。
アーサーからジョーカーになるスイッチとしては数あるなかから一番無難なものをチョイスした感じ。個人的にはもう少しCOOLにしてほしかったけれど、みせられてしまったので仕方がないので受け入れます。
ジョーカーの過去としてではなく、アーサーが踏んだり蹴ったりの日々、もがきながら何かアイデンティティーを求め、裏切られ、別のアイデンティティーを手入れざるを得なかったストーリーは暗くて疲れて共感できるところもあり、ある意味、アーサー王物語としては良作だと思います。
ダークナイトと比べると
見劣りする感じがありました。ホアキンさんの演技については最高だと思いますが、ジョーカーとしての映画としてはちょっとと。カリスマ性があまり感じられないジョーカーでした。バードマンのリメイク版みたいな印象をうけました。
ジョーカーには程遠い
楽しみにしていたので初日に観ました。
感想からするとバットマンダークナイトで強烈なイメージのカリスマの悪役誕生秘話を期待していただけに物足りない感じがしました。途中眠たくなったし。それくらいの映画でした。
結末知ってる
ジョーカー誕生談だから、この人がジョーカーになるのかーって、ずっと思いながら見てるんだけど、それでも緊張感とラストの高揚感はすごかった。
少しだけ意外性もあるが、正直途中で読めてしまうのでサスペンスとしてはもう一歩ってとこでした。
ホアキン・フェニックスの演技の幅を充分に堪能できる一本。
っていうか、ホアキン・フェニックスって近年あたりばっかだな。
悪の化身になるまで
軽い気持ちで観るものではないだろうなと腹を決めてたので、その気持ちで挑んで良かったと思う。
色んな考え方が出来ると思うので、私はバカなりに思ったことをつらつらと。
ジョーカーを演じてきた人は何人かいるけど、ヒース・レジャーのジョーカーを浮かべる人がやっぱり多いんじゃないかな。(ジャレッド・レトはまたちょっと違うジョーカーだし)でもさすがホアキン・フェニックスの一言で、魂を抜かれるぐらいに魅せつけられた。
眼に惹きつけられて、ダニエル・デイ=ルイスの演技を彷彿とさせるような、それぐらいの圧倒的なパワーだった。
自分の人生は自分で作り上げられることと、そうじゃない部分が多くあることを身に染みた。
ジョーカーがジョーカーになる前のストーリーが本当によく出来ていて、すごく心が苦しい。
運命を信じたくなくなるし、残酷な未来は無いって信じたいけど、すごくリアルで、まだ自分が完成していない部分を別の人に託されて、それがあなたよって言われたら、それを信じて生きていくしかないもんね…。
アーサーが悪の化身になるまでの話には重きを置いてるけど、誰にでもアーサーじゃなくて、ジョーカーになり得るな…と思った。
映画を観てる時は緊張感で頭真っ白だったけど、いま振り返ると涙が出そう。
でも更に振り返って、これが「ハングオーバー」シリーズの監督ってことを思うと、笑いの涙にかえれそう。
「ゲット・アウト」の監督もそうだけど、コメディ系監督の闇の深さを思い知らされるなー。
2019 映画館 10
賛否両論ある映画だと思うし、映画は賛否両論あってこそ映画だと思います。
まずは、いつものDC映画だと思って観る人にはつまらないです。
内容はともかく、ホアキンの演技が素晴らしいのといつものDC映画にしなかったトッドフィリップスに拍手を送りたい。コメディのハングオーバーから今回のシリアスものまで幅広いですね。
今後アメコミでもヴィラン作品が増えるとおもいますがこういったシリアスドラマな感じもアリだと思いました
仮面
ペルソナ。
社会人、主婦、学生、学校、会社、飲み会、LINEの既読。
人は仮面を被るじゃないすか。
この男が少しでも偉大だと思ったら、仮面と向き合う危険を孕むリトマスなのかも知れない。
彼にしてみれば、アーサーの方が仮面だったのだろうけど。
ダークナイトのジョーカーとは別物かな。。
主演ホアキンの演技は良かった。彼のための映画。ヒースレジャーとは違った凄みがありました。
人間くさくて憎めないところもあるし同情しかない人生で狂っていくのもわかるけど、
ダークナイトのジョーカーは生まれついた無慈悲の塊のような人で(人じゃないけどもはや)、
あと超狂ってるけど頭がいいので狂気の言動にも何というか感動があったんですよ。ハッとさせられるというか。
これは、1人の悲しい男の映画ですね。
これはこれで楽しめました。
そして覚悟はしてたけどやっぱり精神的に参ったから、アベンジャーズのような明るいアメコミをいま欲してます。。笑
赤色のスーツには意味がある
映画の内容云々は散々レビューがあるから割愛。
注目はジョーカーの服装ですよ。
今回のジョーカーはなんとスーツが赤色なんです。上下真っ赤なスーツに黄色のベストと緑のシャツ。靴は地味目のブラウンの革靴。
今までのジョーカー史の中ではかなり異質です。ジョーカーといえばやはり「紫」。高貴でかつダークな印象もある紫はコミックでも映画でも常にジョーカーのテーマカラーでした。実写TVドラマ版・バットマンでジョーカーを演じたシーザー・ロメロのスーツは紫の中でもかなりトーンが明るくともすればピンクに近かったですが、ここまで明確に「紫」を排除したジョーカーは今作が初めてです。
赤は情熱やエネルギーの象徴であり、黄色は明るさや喜びを意味します。この色の組み合わせで最も有名なものといえばマクドナルドのマスコット、ロナルド・マクドナルドでしょう。彼もまたジョーカーに並び世界一有名な道化師です。
陰鬱でメランコリーな雰囲気が全体に漂う今作において、あえて「紫」を排除し、赤と黄色という新しいカラーをジョーカーに付与したことには明らかに意味があります。
黒や灰色が象徴するアーサーとゴッサムの哀しみや絶望といった悲劇は、赤や黄色を用いたジョーカーに変身することで、喜劇へと逆転したことを意味します。それは紛れもなく今作がジョーカーの誕生を描いた異質作であるからこその変更点であると言えるでしょう。
三島由紀夫は『金閣寺』の中で「世界を変えるのは行為ではなく認識である」と述べています。一見するとアーサーはジョーカーになり行為によって世界を変えたように見えますが、実際は世界は変わっていません。不条理なままです。しかしアーサーは認識を変えてジョーカーへと変わりました。すると世界は途端に喜劇へと姿を変えたのです。その内面的変化が、今作のスーツのカラーに現れていると言えるでしょう。
ある意味今作はバットマンの長い歴史の中で最も「愉快」で「楽しいジョーカー」だったような気がします。最高でした。
ホアキンの演技
ホアキンの演技が完璧でした。
完全にジョーカーを演じていた。
だんだんと狂気に満ちていく姿が上手く描かれていた。
でも高校生の僕からするとストーリーに盛り上がりがなく少し退屈に感じたので、もっと大きな犯罪を起こすなどもして欲しかった。
全てが酷い
何一つ希望が無く絶望だけが存在する本当に酷い映画
ホアキン・フェニックスの演技は凄いんですが動作を見るとヒース・レジャーのジョーカーを踏襲していると思われる部分が度々あるんですがヒース・レジャーのジョーカーに感じたシニカルなインテリジェンスな部分は全く感じられず後半はただひたすら増幅されていく狂気だけを感じました
精神的に凹んでる方やルンルン(死語)気分でデートで観るのは絶対にお勧めしません
完璧な前日譚
JOKERのメイキング動画が初めて流れた時、
正直面白くなさそう、ホアキンフェニックスだし
意味のわからない映画になってそう、
と思ったけど、
こんなに自分の中に入って来るとは思わなかった。
とにかくホアキン・フェニックスに
魅了され支配されて圧倒される。
キャラクター物の映画って、
例えばヒーローがいて、相手役の悪役がいる事で
その中で誰が好きというのはあったけど、
ただ一人のキャラクターに心奪われるなんて
事は初めての体験かもしれない。
暴走して行く主人公に「行け!」「やってしまえ!」
と思う自分がいた。
演出は控え目のように思えたけど、
かえってそれが主人公を立たせ、
不気味で主人公を取り巻く物事が派手に思えた。
音楽もめちゃくちゃ良かった。
音も印象的だった。
完璧な前日譚、完璧なジョーカーだったけど、
今後、ホアキン・フェニックスは
我が道を行きそうだけど、
DC、バットマンはどこへ向かって行くのだろう…
見る目も完全に変わっちゃって、
これからどうやって見れば良いか困ってしまう。
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