劇場公開日 2019年10月4日

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ジョーカーのレビュー・感想・評価

全1567件中、1501~1520件目を表示

5.0完璧なスピンオフだと思った

2019年10月4日
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鑑賞方法:映画館

『バットマン』の最恐ヴィラン、ジョーカーの魅力ってどこからきたのか分からない、過去も分からない、何の為にこんなに酷いことするのかよく分からない、ただのピエロメイクの人間なのにお金積んだスーツでもマシンでも倒せない・・・そんな情報の無さだと思っていたから、このスピンオフで下手に過去を描き出されるような事があったらジョーカーへのリスペクト?が崩れ去ってしまう気がして正直少し怖かった。
でもその怖さは見事に打ち砕かれ、本作によってジョーカーは最も愛しく最強のヴィランになった。

自分という何も無い、一切注目もされない人間性をよく分かっていたつもりのアーサーだったけど、これまで信じてたそんな人生すら実は偽物で、母の愛すらまた偽物で。背中合わせだった悲劇と喜劇がいつしか混ざり合いふとしたきっかけで容易に牙を剥く。自分を偽る事を辞め、(自分にとって)「最低な奴など死ねば良い」と言い切るシーンには胸を打たれる。その心が間違っているとは言い切れないと、ジョーカーの凄惨な半生が訴えかけてくる気がした。

ジョーカーの行動がきっかけで起こるゴッサムの抗争まで、この映画にはキラキラと光が輝くシーンなど一度も無い。コメディショーのシーンすら暗いのだから。パトカーに乗って街の暴動を「なんて美しいんだ」と目を輝かせて見つめるジョーカー。確かにそうだ。ドンパチと響く音と、オレンジ色のネオンカラーのような炎に包まれる街角がとても綺麗に見えてしまった。彼にとっての綺麗な風景がこれなんだと思うと泣けてきた。

ありがとうホアキン・フェニックス!
あなたは最高の俳優だし、ジョーカーは最高のヴィラン!

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幸ぴこ

4.0苦しくて美しい

2019年10月4日
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鑑賞方法:映画館

バットマン関連は全て観ていますが、別格でした。
ただただ苦しくて辛くて絶望的。ダークナイトのようなユニークなキャラクターではなく、ジョーカーに変貌していくアーサーの生々しい感情をホアキンの圧倒的な演技で真っ向からぶつけられる苦しさに途中で気分が悪くなる程。コメディアンを夢見る主人公の映画が何故こんなに絶望的なのだろうと思ったが、それが人生なのかもしれないという思考へ持っていかれる。
救いがあるとすれば、彼が優しくされた人に見せた一瞬の情。ジョーカーへ覚醒した時のそれまでにない軽快な足取りに、彼が居場所を見つけた瞬間を見た気がしておめでとうと言いたくなった。
見終わった後は精神的に不安定になります。エンタメ映画ではないです。誰かと観に行くのはお勧めできません。映画館を出る時、こんなに周りから会話が聞こえない事はなかった位、黙り込む人が多かった。こんなにも苦しいのに素晴らしいと思ってしまう、自分自身が情緒不安定になってしまった気がする映画でした。

【追記】2度目の鑑賞に行ってきました。
初見と違い冷静に見る事が出来た分、映像や音楽の素晴らしさを改めて感じられた。あの印象的な階段は色々な意味を含んでいるのだろうと思った。階段でのダンスのシーンはお洒落過ぎて改めて鳥肌。細かなディテールを堪能出来て、再見して良かった。
優しい男が悪に変貌を遂げる話ではなく、ジョーカーとなりピエロのメイクを顔に貼り付けた彼の姿こそ、真実の彼の素顔なのだと感じました。

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ayny

4.5期待以上の出来!

2019年10月4日
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ken1

4.5年齢が違うような気がするが

2019年10月4日
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ハッピーとかラッキーって呼ばれている人って、実は色々抱えているのかな、なんて考えたりしました
妄想と現実とが繊細な頭の中で、抑圧され爆発したとき、物凄い力がでる
そして初めて自分に賛同してくれたものが群衆だとしたら
それは今も言える
ゴッサムシティまだ暗くはなかったのだな
バットマンの頃は暗いイメージでしたが

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れこほた

2.5自称評論家が好きそう。

2019年10月4日
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鬼気迫る演技はすごいと思ったけど、ストーリー的には面白いとは思わなかった。

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galgal

4.5人は、

2019年10月4日
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人はみんなみんな孤独でしょうがないと代弁してくれる、そんな映画でした。
哀しくて哀しくてしょうがない。
まさに映画だったなって。
「ありがとう」って言いたくなるぐらいの。

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oraora

5.0これぞジョーカー

2019年10月4日
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ゴッサムシティの狂気、これぞジョーカー!!

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グレイ

3.0決して天の邪鬼ではありませんが……

2019年10月4日
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グレシャムの法則

3.5よくわからなかった

2019年10月4日
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ツネ

5.0最高

2019年10月4日
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素晴らしいの一言。良い意味で観終わった後疲労困憊した。

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さおり

5.0【優しき人間の善性が、絶対的悪に変容していく様を恐ろしくも哀切に描き出した作品。】

2019年10月4日
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泣ける

悲しい

怖い

 ー 冒頭、貧しき道化師アーサーは笑う仕草を繰返しながら、涙を流している。ラジオから流れるゴッサムシティの衛生状態の混乱。ー

 ・帰宅しても愛する母の健康状況を気遣い、バス内では幼子を笑わせようとし、エレベーターに駆け込む親娘を待つアーサー。
  どのシーンも不器用だが、彼の善性の欠片が観て取れる。

 ・が、アーサーの脆い神経は、自らを取り巻く辛い環境、数々の試練、愛する母の若き頃の姿に徐々に混乱していく。

 ・そして、シティの混乱の中、地下鉄の中で狂態を晒す若き証券マン達へ彼の怒りが炸裂してしまう。又、敬愛するマレー(ロバート・デ・ニーロ)の仕打ちが追い討ちをかける。

 〈狂っているのは、私か社会か〉

 ・後半の、マレーのTV番組への出演からのラストシーンへの悪夢の様な怒濤の流れは忘れ難い。

 〈そして、絶対的悪が降臨した〉

 ・ダークナイトシリーズとの繋がりもきちんと描かれているので、スピンオフとして観ても良いが、今作は、明らかに現代社会への警句として作られた作品だと思う。

<それを圧倒的演技で魅せるホアキン・フェニックス。
 そして彼もこの作品で、絶対的名優になったのである。>

<2019年10月4日 ユナイテッドシネマ岡崎にて鑑賞>

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NOBU

5.0終盤からハラハラがどんどん込み上げてくる ここまで見たあとの疲労感...

2019年10月4日
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楽しい

興奮

幸せ

終盤からハラハラがどんどん込み上げてくる
ここまで見たあとの疲労感がある作品は久しぶりだった
JOKERへの第1歩となる殺人の後の公衆トイレでのダンスは不気味すぎて笑ってしまうほどだった
観たあとの満足感は凄い
これぞJOKER

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yuki

3.5時計じかけのタクシードライバーは狂気の夢を見る

2019年10月4日
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怖い

現実と狂気の狭間

静かな現実、鬱々と徐々に侵食されていく狂気、凄まじくベビーな人物譚でした。

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褐色の猪

5.0フェニックスといえば、ホアキン

2019年10月4日
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笑える

興奮

知的

近ごろのDC作品は、マーベルを意識しているのか、ややコメディ色が強く、あまりぱっとしないものばかりでした。スーパーマンやバットマンがシリアスだっただけに、DCに軽妙さは要らないな、と感じていました。

今作は、まさに自分が好むDCらしい作品でした。

これまで様々な名優が演じてきたカリスマ的悪役、ジョーカー。そんな彼がいかにジョーカーとして覚醒したかを描く今作で主演を演じたホアキン・フェニックス。彼の演技は、ほんとうに素晴らしいかったです。若いころは、彼のお兄さんであるリバー・フェニックスの陰に隠れてしまっていたような印象でしたが、「her」のころから徐々にその存在感を増していき、今作で、すっかり兄の威光を打ち消したように思います。

個人的には、「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーにも匹敵する、素晴らしい演技だったと思います。

脚本もまた、見事でした。

主人公であるアーサーの悲惨な境遇には同情し、世間の醜悪さに対する感情には同調しました。

彼のおこないが善なのか悪なのか、それはわかりません。ただ、もしかしたら自分も、なにも失うものがなくなったとき、同じような行動に出てしまうかもしれないな、と思いました。きっと、あなたも。

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ユージーン

4.0ヒーロー映画を期待した人には面食らうだろうな

2019年10月4日
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個人的には楽しめたけど、ヒーロー映画を期待した人には、面食らうだろうな。

デニーロの肌をしげしげと見てしまった。

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ボケ山田ひろし

5.0報われない者たちへのテーゼ

2019年10月4日
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泣ける

笑える

悲しい

これを低評価するのは、昔から恵まれていたり、才能があったり、基本的には努力という努力もしないで安定を手に入れてきた人たちばかりのように思う。

世の中報われないことばかりです。それを世間は努力が足りない、甘えるななどと言いますが、みんな同じ力を持って生まれるわけでもないわけで…。

全ては視点次第。そう言ってしまえばそれまでですが、このゴッサムの貧民層のようにジョーカーをヒーローとして見る人間も多くいるのは事実です。

この映画を肯定するわけではありませんが、私はこのジョーカーというキャラクターに同情しますし、部分的には共感します。それを犯罪者予備軍と呼ぶ方はどうぞ。トーマスウェインを可愛そうだと言って評価を1にして下さい。

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kylo ren

5.0バットマンは出てきません

2019年10月4日
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「ダークナイト」で大暴れしてバットマンを困らせた悪役ジョーカー、そのジョーカーを産んだ格差社会のお話です。
鬱な作品です。主人公が徹底的に壊されていきます。というか人間を狂気に追い込むゴッサムシティ(格差社会)への強烈なアンチテーゼ。弱者は社会保障も打ち切られ、どんどん落ちていきます。自己責任という言葉では何も解決しない。悲しいのに笑顔に見えてしまう主人公アーサーのピエロメイクが不気味で哀れ。
アカデミー作品賞向きかどうかは微妙ですが、ホアキン フェニックスには主演男優賞ぜひ取って欲しい。
終盤、暴動シーンに突然、大音量の「ホワイトルーム」、最高にカッコいい選曲で星半分おまけです。

[2/10追記]
わーい、やっぱり主演男優賞、ホアキンおめでとう。

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shioshio

4.0問いかけるものがあるよね

2019年10月4日
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悲しい

楽しい

興奮

善悪を観ている側に問いかける内容だと思った。
悪役であるジョーカーだけど、彼の不遇さを知ると、犯罪も正当化されるように思えたり、爽快感すら覚える作品だった。
自分のような、社会的に中の下、もしくは下の上くらいにいる介護職(あ、言っちゃった)みたいな、頑張っても何ともならない自分が観ると大きく動かされる。
おススメだ!

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勝登

3.0それほどか?

2019年10月4日
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HAL
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