ジョーカーのレビュー・感想・評価
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15回観た、と云う方がいらしたので、、、
さすがにカレの人生には同情する
仲間に裏切られ、家族にすら長年に渡ってダマされ
あのシーンでのカレの感情は「怒り、絶望」だけではないだろう、想像もできない
しかしながら街で騒いで暴れて火をつけて破壊する連中はなんだ?
「カネ持ちは全員殺せ!」?・・・はあ?
お前ら真剣に何かやったのかよ、「カネ持ち」になろうと努力しなかったのかよ
全部、社会とカネ持ちのせいにしてフザけんな
それを見ず知らずの男を無責任に自分たちの「教祖」の様に祀り建てて
現状の何も把握できてないカレもいい迷惑だ、否
数人を殺害し失意と絶望の底にあっただろうに、かえってそれでカレが救われたのが
良かったのかどうかは分からない
この映画は狂ってる
映画としての映像美。
その時代を味わせるためのカットのようで綺麗。
真逆にホアキン・フェニックスの
こいつ狂ってるというJOKERに
絶妙なテンポで徐々になっていく怖さ
真逆の表現は
お互いを際立たせるためのもののようで
美しかった
悲劇が生んだダークヒーロー
社会から疎外され、孤独と絶望で生み出されたダークヒーローにここまで同情と羨望を抱くとは思わなかった。
何より、ホアキンフェニックスの名演技があってこそですね。「タクシードライバー」のロバートデニーロのように、中盤から後半に掛けて、闇の部分に徐々に落ちていく感じが、個人的にたまらないです。
「ダークナイト」のヒースレジャーと比較されがちだけど、この映画ありきで観返すと、人間の本質を試す行為や死を恐れない行動はこういう過去があったからこそかと、また違った視点で考えられて面白い。
日本版ジョーカーを作るなら、山田孝之か窪塚洋介で観てみたい!
常人には理解不能。
久々に観ました、引き込まれるけど全く共感も感情移入もできない映画。
アメリカ社会の闇を主役が素晴らしく演じている。
鬱屈し過ぎていて、途中から頭痛がしました。
ホンマの映画好きな方には唸らせるくらいの内容というのは伝わってくるのですが、エンターテイメントと捉える自分には苦しみが勝りました。
こんなん子供に見せれるわけないわ!
テロリスト養成映画やね。
バットマンのスピンオフと思って、観に行くと痛い目に遭う。
物語は確かにバットマンの宿敵、ジョーカーの誕生秘話ではあるのだが、どちらかと言うと社会の負け組が如何にして、悪の権化へと変貌を遂げる見方が正しい。まず最初に目を惹いたのが、「タクシードライバー」「狼よさらば」「地獄の黙示録」「カッコーの巣の上で」など、様々な映画のオマージュにはニヤリとさせられた。特に、ロバート・デ・ニーロが司会を務めるトークショーは、まんま「キングオブコメディ」。ホワキン·フェニックス演じるアーサは、そのトークショーに出演するのを夢見るコメディアン役で、立場が逆転したのも興味深い。
さらに注目するならば、格差社会が引き起こす悲劇。ここでは上流階級が悪役扱いされ、あのブルース·ウェインの父親でさえ、アーサーに暴力を振るう。ジョーカーを崇拝し、ゴッサムシティに暴動が起こるのを見て、今の香港を彷彿したくなるが、この作品を現代社会の暗喩ではないかと思うのは、深読みのしすぎだろうか。
カリスマの誕生
ジョーカーが、誕生するまでの話。
彼がいかにしてジョーカーになったかが、描かれていました。
精神的に病んでおり、母親の看病にも行っているコメディアン志望のアーサー。話が進むにつれ、ウェイン家との関係や母親との関係を知るにつれ精神が崩壊します。
しかし、とうの本人は自我を取り戻したかのように生き生きとしてくる様が印象的でした。
マイナス点で言えば、最初から精神を病んでいるアーサーを最後まで見続けるの辛かった。劇場のシーンなどは、いたいたしかった。
人間にとって一番辛いのは人から認められない孤独感であると再認識した...
人間にとって一番辛いのは人から認められない孤独感であると再認識した作品。これから高度な知識社会になっていくにつれ、このように孤独感を持つ人は増えていくだろう。
そこに救いはないのか
重い作品でした。
ある程度は覚悟していたので心の傷は小さいけれど。
心無い言動の積み重ねや隠されてきた事実が被害者には着実に積み重なり、やがて暴走に繋がる、という図式が解りやすい縦軸としてあると感じたのでストーリーがスッと入ってきて観やすいです。
病気と狂気の境目が失われる感覚がちょっとキますね。
そして演技がもうスゴいです。
弱さと狂気がぐちゃぐちゃです。いい意味で。
狂気の悪役の誕生秘話ですから、これくらいやってくれて良かったです。
ただ、解っていてもやはり重くて私にはちょっと辛かったのでこの評価ですが、作品は傑作です。
映画として素晴らしい
映画として、演出、脚本、演技、ストーリー全てが素晴らしい出来でした。
個人的には賛否両論というより、映画としてのクオリティが高いから多くの人に見られていると思っています。
今回の場合、なんでもありのスーパーマンが世界を救う、現実では経験しづらい遠い夢物語よりも、ふとした瞬間に障害で「笑ってしまう」主人公が、なんとかできることをやってみたのに、全然うまく行かない。誰も救えないし、誰も嘲笑わせることもできない。そうしたストーリー設定がガッツリ、多くの人にぶっ刺さったのではないかと思います。もちろん、脚本、映画撮影手法、演技力もそれまでの王道映画よりもクオリティが高かったのは言うまでもありません。
普通になりたい、普通に生きていたい
そうした葛藤が描かれているところは共感を呼んだ部分でもあったのではないでしょうか。
彼が唯一殺さなかった「君だけが僕に優しかった」といっていた友人のように、多くの多様性に寛容であればジョーカーにならなかった「ストーリー」も存在したのかなど想像が膨らむ魅力的なシーンが沢山散りばめられていたように思います。
一方で、観覧者に危険な行動を扇動するようにも捉えられなくはない部分も存在するとは思います。しかし、よく考察を重ねると、全てがエンターテイメントとして出来が良いことにも気づくのではないでしょうか。
どちらかというと全国公開より一部のシアター向けのような印象もあり、そうした会場で見ていればさらに何か本当に味わうべきものがあったようにも感じました。
全くおすすめしません
評価が高いので観てみましたが、残虐かつ面白なさ過ぎて、途中で帰ろうと何度も思いました。
鑑賞後も、後味が悪く、気分の切り替えに他の素敵な作品を観る必要があると感じました。
気分転換や楽しい気持ちで映画を観たい方には、全くおすすめできません。
十代の私にはまだ早すぎたかも
アーサーという一人の男の物語でありながらも蓋を開ければは波瀾万丈。
劇中では終始報われない人間ではあるものの英雄と称えられるまでのプロセスが過激すぎるかもしれないがリアリティに溢れている。
理不尽や病気、自らのミスで自分を追い込んでしまい、社会から除け者にされるアーサー。終盤にかかる辺り、悲劇と喜劇が入れ替わるのが自然と伝わってくる
ジョーカーは社会的地位の低い人々の不満がアーサーのメイクとなり、富裕層へ立ち向かうために創り上げられた純粋と邪悪の入り交じった化身。バラエティーに出演した際も、ジョーカーは「俺を(貧困層の代表として)馬鹿にするために呼んだのか!報いを知れ!」と言っていたが、裏を返せば人々の社会への不満を代弁していたのかもしれない
アーサーは殺人を犯したものの、それは単に「殺人」ではなく、「自分を守るための行為」であるのではないか
表面では悪事だが、内面は正しき行為であり、ジョーカーの言う通り、主観で決めつけるのは人間の悪い癖である
マスメディアがそれに該当するだろう
貧しさが主人公であれば豊かさは敵である。人々がアーサーを褒め称えるのも無理はない
人生経験が豊富でない私は映画の趣旨は理解できたがアーサーにあまり同情できなかった。これは人生経験がものを言うのかもしれない
残ります
これは 完全に 鬱になります。
けど 心に 暗く残ります。
もしかしたら、 同じ環境におかれたら 自分も同じになるのでは?とも。
これは 主人公に 完全に共感した事になるのでしょうね。
落ち込んでいる方には お薦めしませんが。
虚無
ホアキンフェニックスの一人芝居を観るような映画。
笑い方、タバコの吸い方、どれも堂に入っていて見事だった。映像が流麗で綺麗。
ダークナイトのジョーカーはエンターテイメントのジョーカーだったと再認識。
こちらは、もしかしたら、身の周りにいるかもしれないジョーカー。
バットマンと闘えるとは思えないが、狂気を伝染させる怖さがあるところが恐ろしい。
どちらも、記憶に残る名演です。
誰しもがジョーカーに・・・。
ひと月に観たのですが、内容と描写の余りの重苦しさにレビューを書くのを逡巡していました。この映画を観ている間中、「お前もジョーカーになる可能性があるのだぞ」と耳元でささやかれている気分でした。私は現在、精神安定剤を服用している身でして、とても他人事とは思えませんでした。二度と観たくない映画ですが、脚本は秀逸です。よく練られています。多分、来年のアカデミー賞ではホアキン・フェニックスが最優秀主演男優賞を取るでしょう。作品賞は、うーん、どうでしょう。流血シーンが余りに多過ぎましたからね・・・。
同情からのあっという間の狂気
バットマンの最強の悪役ジョーカーの誕生経緯を描く映画ということで、どんな恐ろしい過去があるのかと思いながら、前情報をあんまり入れずに鑑賞してきました。
3歳の息子とは見れないので、結婚記念日に奥さんと二人で鑑賞。
ジョーカーはクレバーなイメージだったので、過去のジョーカー・アーサーにはその雰囲気は見られない。
ただ、ゴッサムシティの不条理やつらい過去による精神障害、差別的な周囲の目…そういった周辺環境の中で、精神崩壊→殺人という犯罪に手を染めてしまうアーサーに同情と狂気を感じた。もう少し周りにまともな人がいれば…と思わず感情移入してしまう。
後半の壊れた後のアーサーには最早狂気しかなく、あっという間にジョーカーに。ここから何度も犯罪を重ねることで、個人的にイメージしていたクレバーなジョーカーになったのかだろうと想像してしまう。
後のバットマン・ブルースとの因縁もこの作品で、対照的に描かれている。全て持ち合わせた裕福なブルースと何も持たない不幸なアーサー…。
この作品をきっかけにバットマンを見返そうと思いました。
世界は危うくて悲しくて、でも強くて美しい。
まずは、ホアキンフェニックスがかっこいい。ミーハーです。
暗くて汚い場所ばかりですが、役者さんたちのオーラがすごくて、美しくかっこよく見えちゃうので、ホラー嫌いな私でも最後まで見られました。衣装もみんな素敵。
何が善で、何が悪か。悲劇か喜劇か。結局全ては主観なんだなーとジョーカーの言った通り納得してしまいました。
時代の設定が数十年前なので、病院やテレビ局のセキュリティの薄さには目をつぶるとします。
ちっともファンタジーとは思えず、同じような世界は日本にもあると思います。
弱者は気付かれることも手を差し伸べられることもないのか。
でも結局人を救うのは人であるとも感じます。
小さな道化師仲間を殺さずにいてくれたことにアーサーが人間であるという証を感じました。衝動だけで動いているのではないんです。
でも実のお母さんを手にかける彼の気持ちは理解が難しかったです。
あんなに優しい彼が。心が壊れてしまったのでしょうか。
とにかく観客の私は悲しかったです。
アーサーは被害者でしかない。
優しい人は最後は報われて幸せに、なんて世界はないんですよね…。
どこからどこまで。。。
アーサーのジョークと現実が絶妙に交差しててどこからが現実でどこまでが妄想なのか分からなかった。それとも全てが思いついたというジョークなのか。。
私はバットマンがすきじゃない。あの混沌としたゴッサムシティもジョーカーもバットマンもなんだか気味悪くてなんでか好きになれない。
でも、このジョーカーは予告を見たときから絶対観たいと思ってた。実際、ちょっと思ってたのと違ったけど上手くは言えないけど色々芸が細かいなぁと思った。
いちばん気になったのは、冒頭でアーサーは何を憂いて涙を流したんだろうってシーン。
何回か観ないと分からないかもなぁ。。
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