ジョーカーのレビュー・感想・評価
全1561件中、481~500件目を表示
ただハグされたいだけだったのに
凄い!これは凄かった!
アカデミー主演男優賞は確実じゃないでしょうか?
ジョーカーを作ったのは社会
見た誰もがジョーカーに同情するでしょう
知られざるジョーカーの過去が明らかに
やはりジョーカーも最初から悪者ではなかった。
周囲の環境や人々により誕生した。これにともなう背景などがしっかりと描かれているので映画の雰囲気にあっという間に吸い込まれる。
ジョーカーはそこにいる
ピカレスクというものが苦手だ。
ぬくぬくとした人生を送っているので、理不尽な悪意というものが苦手だし、善人が止むに止まれず堕ちていくのをみるのは、胸が詰まってしまう。
でも『ジョーカー』は違った。
抑圧され鬱屈したアーサーがジョーカーとして花開くとき、アーサーの魂の解放を感じ、むしろほっとしたような気持ちになった。背徳的な快感があった。異様な高揚感があった。ジョーカーという好きなヴィランの物語であるのも大きいと思う。
暴力に賛成するわけではない。
でも、満員電車に乗って潰されそうなとき、つまらない仕事を淡々とこなすとき、大きな声に自分の意見をかき消されると思うとき、自分の中にジョーカーが燻っているのを感じる。
善悪とは何かを問う、危険な問題作
バットマンといえばアメリカの国民的コミックですから、その最大の敵役であるジョーカーの誕生秘話に盛り上がるのは分かります。
が、日本人にはどうなんでしょうかね😅
作品は最初から最後まで重い空気と緊張感に支配され、主人公のジョーカーは運命に弄ばれるように、悪の世界へと転がり落ちていきます。
名作と評される作品は、だいたい観る人によって賛否両論あるものですが、この作品もまた好き嫌いのはっきり別れる、ただどちらにしても心に深く突き刺さるものなのは間違いないでしょう。
正直なところ、気軽にお勧めできる作品ではありません。
それでも観る❗という方は御覚悟を。
観賞後、言葉に詰まる傑作
貧しい家庭環境の中で必死に生きるも、病気のせいでまともに扱われず、街でいじめられ、同僚に陥れられ、上司には信用されず、散々な目に合う描写が続くため心苦しくなる事も多かった。
恋人の不在、母の裏切り、ショー最中の発病、暴行、どこまで苦しみは続くのか・・・
だが、そのすべてにケリをつけ、覚醒し、本性を曝け出すためにTVの撮影に向かうジョーカーの目には光が入り、何か信念を持った戦場に向かう兵士のような力強い歩みに感じられた。
そして最後のパトカーの上に立つジョーカーは殺人者であり、決して許される存在ではないのだが美しく、感動さえ覚えてしまった。
観賞後、自分の中にあるこの感情を言葉にできず、言葉に詰まる。もう一度観るかと言われたら躊躇する、それほどに重い映画だが、これほど心動かされるのであれば、きっと傑作と呼ばれるものだろう。
悪のカリスマという孤独者
終始JOKERの世界観に魅了された。ストーリー性、音楽この二つの要素もさることながら何よりも評価するべきは主演のホアキン・フェニックスの演技力。脳神経の病気による突発的に笑ったり(後半には病気ではない?ような事を話していた気がするが曖昧なところは許してほしい。)、アーサーを取り巻く歪な環境が彼の人格を歪ませたことにより奇怪なダンスを踊ったりと純粋だった心が荒んでいく様子がひしひしと伝わってきた。ここまでストレートに自分の心に染み込む演技は見たことが無い。ただただjokerという異常者になったのではなく、映画の終わりに憧れの人を殺す際も自分を理解してもらえない苦しみの表情を浮かべていた姿を見てこれほど人間味を持つキャラクターはいるのかと思うほどだった。もはやjokerという一種のブランドのような尊い存在だと感じた。とにかく素晴らしい作品だった。
「ジョーカー誕生までの物語」なんて一言も語ってなかった
1回目はぼんやり見てしまったので、もう一回見てきました。
これ、「ジョーカー誕生までの物語」なんて一言も語ってなかったんですね。
冒頭と末尾に登場する「白い部屋」が種明かしだったのです。クリームの「White room」もかかってますし。うかつでした。
「ダークナイト」でも、ジョーカーは自分の口が切り裂かれている理由を、その場その場で「思いついた」ジョークにして語っていましたね。
つまり、それを二時間超の話にしてしまったのがこの映画だったんですね。
というわけで、ジョーカー像は、「ダークナイト」の時から一歩も動いてなかったのでした。
だだ、妄想内妄想が描かれたりするので、「信用できない語り手」の要素を見落としてしまう人は私の他にもいるのかも。
そうすると、この映画か浮かび上がらせているのは、ジョーカーすら「理解できないさ」と言ってるその話を理解できてしまう(それどころか、共感してしまう)私たち観客の姿なんでしょうね。
しかし本当に大好きな映画です。もう一回見ます。
演技力が半端ない!役作りが凄い
とりあえず1番凄いのは役者!
あの笑い方に踊りに台詞、、、もう150点くらいあげたいです!演技力はピカイチでした!
なんか凄いとしか言えなかったです。
そして内容ですが、バットマンダークナイトを見ていたというのもありますが、もっと頭の回転が早く計算高いシーンももっと取り入れて欲しかったです。
ただ恵まれない家庭で育ち不運な人生を歩んできた背景しか伝わって来ず、あのいかれ狂ったJOKERさんは何処へ?
優しい一面もあったけど少し中途半端な感じがありました。この際あんだけ街を燃やしたり暴れるシーン出すなら最後の方でバットマンを少しでも出せばまた盛り上がりはあったのになぁと感じましたー。
でも、なんか実際にJOKERさんみたいな人生を歩んでいる人がこの世の中に何人もいると考えると辛く苦しいんだろうなぁと伝わってきました。
もっとみんな世の中に優しくね!笑
最高の材料✖️最高の味付け
ジョーカーというキャラ自体が魅力的であるために描き方によっては違う味が出てくる。
幾度となく登場してきたジョーカーもはどれもよかったが、今回は一味違う。
まず、バットマンのいないゴッサム。この世界観でどうDCの王道ストーリに辻褄合わせするつもりなのか、予告の段階で気になってましたが、最後の最後に、なるほど、と納得できるエンディングを用意してくれる。
次に、ジョーカーの成り立ちの描き方がすごく丁寧。ここが新鮮味があってよい。
アーサーが何に苦悩して何を考えて、その結果、ジョーカーという最高にクレージなキャラに至るのか、こと細かく演出してくれる。
最後に、やはりホアキンの演技。
笑いの演技といい、躊躇なく引き金引くところ等、文句なしにジョーカーというキャラを演じてくれたと個人的には思う。
ただ、ポストクレジットのシーンは解釈の分かれ目かもしれない。どちらとも取れるが、信じたい方でいいんじゃないかな。
特に、DCのファンに皆様にはぜひ見て欲しい1本です👍
平凡な人間の心を蝕む悪はあまりに複雑でどこか寂しい。
鑑賞後思わず唸りたくなるほど、様々なものが絡まり、真実が見えるようで見えない複雑な本作品を、深く噛み締めた。
何が正解で何が不正解なのか。どこまでが本当でどこまでが嘘なのか。
目に見えていることが正しいのか。正しいことが正義なのか。
様々なことを問いただしたくなり、その答えを明確化できないことに、ジョーカーの心の奥底の孤独感が染み入る。
狂気に満ちた映像美もさることながら、何より挿入歌が素晴らしい。
喜劇の王
前半はやや冗長な滑り出し。
JOKERの全面の見出しがインパクトあり、刺さる。
クレイジーな母親、クラウンとしての仕事、それぞれアーサーをじっくり描いていた所が若干たいくつに私は感じる。
後半それぞれの因縁を殺した後、怒涛の流れで面白かった。TVショーに出ている間も殺人を繰り返し、暴動と相まってまさにピエロに。
🤡 中国の情勢にも似てて、社会風刺ではあったと思うが、過激。
怪演。
ホアキンフェニックスの怪演。
鳥肌がたつ。
見終わった後の疲労感、、、いい映画ならでは。
映画館をでた後、しばらくどんよりした気持ちになる。でも、見て良かったって思う。
今のところ、今年一番の作品。
ジョーカーの誕生のストーリーなんだけど、どこまでが本当でどこまでが妄想なのか??そんな所もおもしろい。
バットマンが生れたシーンらしきものも最後に。。。
繋がった
ネタバレになってしまうから
言わないけど
この映画でDCの
スーパーマンvsバットマンに
繋がるんだなというのが
自分の中でパズルのピースがはまったように納得出来ました。
この映画自体は
物凄く道徳的なことを考えさせられる映画で
ほんと幼い頃の子供への
親の愛情がいかに大切か、
それを説いてるし
ホアキン・フェニックスのJoker役の怪演も素晴らしいものだった。
傑作
今年観た、あるいはここ数年観た中で一番心を掴まれた。
バットマンシリーズは悉く観たことなかったけど、テーマが気になったので、とりあえずダークナイトだけ自宅で観た上で観にきた
正しさとは、悪とは、そういったことを考えながら観ていた。
喜劇は主観だ、といった台詞があったが、すごくわかると思った。
シリーズ関係なくすばらしい名作と出会ったと思う。
育まれていく狂気
日本での公開前から色々な話が飛び交っていた今作。 特にアメリカでの 危険視 と言って差し支えないレベルの前評判に、見る側としては嫌が応にも事前のハードルが上がっていた。 が、その評判に違わぬ、なんなら上回ってくるような とてつもなさを持つ映画だった。
今作は一年に一本 あるかないか というペースで現れる 役者の演技 が圧倒的力で映画を引っ張っていくタイプの作品で、とにかく! ホアキンフェニックス! これに尽きるだろう。 その演技だけで映画のすべての要素に説得力を持たせることができるほどの驚異的な 体現っぷり。
今まで何人もの名優がジョーカーを演じてきたけど、ホアキンフェニックスが見せたジョーカー像は今までのどのジョーカーとも違う。ジワジワと狂気が彼の中で育まれていく様を、まるで見る側の心までも取り込んで沈んでいくような、とてつもない力で見せていくのだ。
この ジョーカーに感情移入させる という部分が今作のもっとも評価される部分であり、その一方で今作が 危険視 される要因なんだろう。特にラスト ジョーカーが分断の旗印かのように立ち上がる結末が、あまりにもアメリカの今とリンクし過ぎているために、問題になっているんだと思う。(ちなみに過去、映画館で起こった銃乱射事件で犯人がジョーカーに影響されていた という話が出たことがあったが、後で犯人の取り調べの中で 別にそんなことはない ということがわかっているらしい)
ホアキンフェニックスがやる という時点でとてつもない演技だろうとは思っていたが、まさかここまでとは
今年一番 見るべき一本 だろう。
狂気!
狂気に変わっていくホワキンフェニックスの演技に恐怖を感じ見終わって とにかく疲れました😱 それだけこのジョーカーに引き込まれていました!
今までDC映画は好きになれませんでしたがアクアマンに続き楽しめました🎶 今後のDC映画にも期待です✨
絶句
ダークナイトで見るジョーカーは不気味であるけれども、所詮は架空の生き物、と割り切れた。
しかしこちらのジョーカーは生身の人間。誰でもジョーカーになり得るという現実が恐ろしいし、不条理で過酷な状況下で、人がじわじわと病んでいく過程は見るのが辛い。
ほぼホアキン・フェニックスの演技でこの映画が出来上がっているわけですが、なんというか迫真とか鬼気迫るとかそんな言葉じゃ説明ができない。
映画館に忍び込んでチャップリンの映画を見るあの心底嬉しそうな目も、笑いの発作を抑えたいのにどうやったって抑えられない時も、演技はもはや演技でなく、アーサーという人間そのもの。
髪を緑に染めて、赤いスーツを着て、階段で踊るシーン。化けた、ついに。スイッチ切り替わった瞬間。なんて美しいんだろう。
ヒース・レジャーのジョーカーを超えられるわけがないという思い込みは、ぶっとんだ。
観終わった後は言葉が出ず。一人の男の演技が観る側の感覚をここまでおかしくするって、そうそうあることではない。
決して「面白かった」「良かった」「最高」なんて陳腐な言葉で、人に勧めることはできない。評判になっているからといって、軽い気持ちで観に行くこともお勧めしない。
ただただ、言葉が出なくなったという事実は、事実としてここに書き留めておきます。
ホアキン・フェニックスの圧倒的怪演
バットマンの悪役ということでアクション多目かな?と思って見たらそんなことはなく、親からの虐待、社会からの無関心、周囲の人間の悪意で一市民の精神のたがが外れてしまってジョーカーが誕生してしまうお話。
とにかくホアキン・フェニックスの演技が全ての内容だったので、人によっては楽しめないかもしれません。
さらっと楽しむ娯楽映画というよりは演技力マニア向けかな?
主演の演技力がすべて、ダスティン・ホフマンの演技みてるだけで二時間余裕だぜ、とかいう人ならぜひ見て欲しい
4
完璧な悪ジョーカーが誕生するまでの物語。
人間たちの悪気のない、しかし心無い
行動や言葉の数々がジョーカーを完璧な悪にしてしまった。
単なるテロリストの恐ろしさではなく、
狂気的な恐ろしさの中に悲しみや虚しさが
感じられました。
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