劇場公開日 2019年10月4日

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ジョーカーのレビュー・感想・評価

全1561件中、341~360件目を表示

5.0「悪」というヒーロー

2019年10月15日
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鑑賞方法:映画館

自分はこのレビューのタイトルのようなことをこの映画から感じ取れた。ゴッサムの不条理に押しつぶされながらも必死に耐え続けたアーサーは、ついには思いがけずに自分と似た境遇の人たちにとってのヒーロー的象徴となるのだった。まさしくそれは側からみれば「悪」以外の何者でもないのだが、映画の通り貧困層からすれば救世主と言わんばかりの狂信っぷりを感じた。これは現代社会にも投げかけられるような問題でもあり、今の社会の闇を暴きながらも作品として自立させ、さらにはそこに圧倒的な美を組み込ませたトッド監督には脱帽せざるを得ない。個人的には人生で指折りの作品であり、アメコミ映画でこれ以上の衝撃を与えるような作品は今後2度と出てこないだろう。テスト勉強を返上して見に行った甲斐がありました。

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金木研

4.5ダークナイトの前日譚と思ってはいけない

2019年10月14日
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chupakabra

3.0タイトルが

2019年10月14日
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ジョーカーという映画でなければよかったかもしれないけど、バットマンのジョーカーとして観ると、少し狂気になる要素が弱すぎるかなって思いました。

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や

4.0若者に観せてはいけません!

2019年10月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

この作品は賛否あってしかるべしでとても危険だ。皆んながこの極悪人のジョーカーに感情移入してしまったらこの世はどうなってしまうんだ。億万長者のブルース・ウェイン(バットマン)が正義で貧乏人のアーサーが悪なんだよ。え?違うの? 子供に観せてはいけない。反抗的になる十代の若者には絶対観せてはいけない。なんと言っても「タクシードライバー」と「キング・オブ・コメディー」が下敷きになっている映画である。以前はこっち側だったデニーロが売れて、裕福になってあっち側の司会者で登場するのが感慨深い。「マーベルは映画じゃない」なんてほざくようになってしまったスコセッシも同じことだ。トラヴィスはまだ結果オーライで救われて良かったがこの「ジョーカー」は出口が無い。こんな映画を作ってはいけない。救いの無い最悪の映画なのである(敬意を込めて)。丹念にシーケンスが積み重ねられていく中で一番気になったのがアーサーが冷蔵庫に籠るシーンのカット尻で手持ちのカメラがトラックアップする部分。これだけは不要カットすべき。

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たあちゃん

4.5ブルースの人生もまたジョーク

2019年10月13日
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191.苦悩するマイノリティー。現実と妄想が曖昧となっていくアーサーを演ずるホアキン・フェニックスの独壇場

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movie

4.5現実世界は、ジョーカーを生み出す

2019年10月12日
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※実は公開当日に観ましたが、様々な理由から遅くなってしまいました。

観た後、僕は呆然としました。
あまりにも内容がリアルでセンセーショナルなだけに恐ろしいです…

劇場を出た後、僕は激しい感情の入り乱れが起きました。
「凄まじい映画を観た」と興奮し、
「こんな危険な内容を絶賛して良いのか?」と葛藤しました。

さてジョーカーと言えば、今までジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトの3人が演じてきました。

その中でも僕は何と言ってもヒース・レジャーでした!
そのヒース・レジャーのジョーカーは、とにかくクレイジーな行動をしでかすサイコパスでもあり、頭のキレるという最高の悪役でもあります。

これはあくまで自分の勝手な解釈ですが、個人的にはジョーカーは「混乱をもたらす者」というイメージです。
だからこそ、この映画はだいたいイメージ通りではありましたが、ヒース・レジャーのサイコパス感とはまた違ったジョーカー像になりました。

さて、この映画で僕は2つの"怖さ"を感じました。
それは、「ジョーカーという人物」の怖さ、もう一つは「リアル」という名の怖さです。

この映画では、自分の病気や貧困問題、いじめ等の数々の問題を抱えながら生きているジョーカーことアーサー・フレックが描かれています。

ヒース・レジャーを超えたかどうかは解りませんが、ホアキン・フェニックスの演技は確かに狂気を感じるほどに凄まじい演技でした!
特に予告編でも流れていた「高笑いをした後の無表情」は本編観ると更にゾッとなります。
他にも挙げたらキリがありませんが、このヒース・レジャーとはまた違った怖さを体験することが出来ました。

そして、ホアキンの演技と素晴らしいジョーカー像と相まってか彼の行動が全然予想出来ませんでした。
特に悪に染まった後の彼の行動は得体の知れない怖さがあって常にゾクッとしてました。

今作のジョーカーは彼がジョーカーになるまでが描かれていますが、彼の心情の根幹まではそんなに触れられません。
もともと健常者だったけど自分の境遇に絶望して悪の道に外れたのか、元から悪を秘めていて自分の境遇を境にそれを解き放ってしまったのか。
このどちらかだと思いますが、どちらも共通してるのは「自分の悲劇を喜劇と捉えた」ことです。

ちなみに、この映画は「タクシー・ドライバー」と「キングオブコメディ」から影響を受けたと監督は公言していますが、僕は「タクシードライバー」のみ観ています。
なのでキングオブコメディには触れられませんが、「タクシードライバー」には確かに連想する場面が多かったです。
ゴッサムシティの息苦しく鬱々とした空気や主人公の無垢で毒を漂わせる心情等、この映画にも出演しているロバート・デ・ニーロを思わせるものがあります。
何と言っても、鏡に向かって銃を構えるシーンはそっくりです!

もう一つの「リアル」な怖さというのは、この内容が現在の社会情勢に思い当たる部分が非常に多いということです。

ゴッサムシティにおける富裕層と貧困層の分断は世界中どこでも起こっていることですし、日本でもそうです。
また、劇中でジョーカーに影響されて仮面を被ってデモに参加する光景はまさしく今の香港そのものです。
(つい先日覆面禁止法という法律が施行されたのも考えさせられます)

今作のゴッサムシティは、まさしく今の世界情勢の象徴としか思えません!
この映画は、明らかに現実世界にジョーカーを生み出したら?という内容であり、そういった意味では現実世界に現れたゴジラを描く「シン・ゴジラ」にも少し共通している部分はあると思います。

その要素を引き出したのは他でもない演出や映像のフレーミングの素晴らしさです!

ちなみに好きじゃなかった点としては、ジョーカーを頭良いところを見せて欲しかったところです。
そういうイメージが付いてたので、そこのところ物足りなく感じました。

ジョーカー、それは「混乱をもたらす者」
この世界は、きっとジョーカーという名の怪物を生み出してしまうのかもしれません。

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さうすぽー。

4.5決して面白くはありません

2019年10月12日
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そらのば

5.0見終わって、まず疲れた。どっと疲れた。 鑑賞中は、展開に驚き、呆気...

2019年10月11日
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悲しい

見終わって、まず疲れた。どっと疲れた。

鑑賞中は、展開に驚き、呆気にとられた。

鏡を通して自分を観ているような時もあって、苦しかった。

でも、それは同時に癒しでもあった。

崩壊したアーサーは、美しかった。

しなやかな野生の動物のように。

美しく舞った。

それが悲しかった。

これは全部ジョークだよって言っているかのように、映画の中で起こっていくショキングな出来事。

そして、観賞後、この映画から、これは全部、現実なんだよ、一つ一つの現実を切り取って繋ぎあわせたんだよ、と言っているように感じた。

人にとって、母親、父親というのは、余りにも大きな存在なんだと痛感した。

母親の言葉に痛々しいほど従って、怒りや憎しみを抑えて、いい人(ピエロ)を演じる。

自分に嘘をつき、それが無意識に蓄積されて、
悪循環が起きていることに気づくことも出来ず、崩壊していくアーサー。

そんな風に見えた。

最後の、顔がアップのシーンのホアキンが一番好きです。

ジョーカー?アーサー?ホアキン?そんな気持ちにさせられた。

忘れられない表情です。

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まゆとよ

5.0圧倒的な完成度

2019年10月9日
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素晴らしい!

今年度No.1かと思いきや、ここ数年で1番の作品だった。
映画が好きな人は是非観るべき作品。

R15+指定なので、どれくらいエグい描写があるのかと思ったが、ほとんど無かった。

それ以上に、演出、脚本、撮影、編集、音楽、演技どれをとっても素晴らしく、細部に至るまでこだわりと計算がされていた!

悪のカリスマが誕生する瞬間を是非見届けて欲しい。

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Film_Montage

3.5ジョーカーのカリスマ。

2019年10月6日
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子供の頃バットマンの敵キャラが
なんてアホなんだろ?
イカれてる!実際にこんな人
居ないと思ってた何故?が、
この映画で分かった気がします。
ジョーカーが出来上がるまでの
リアルなドラマが面白かったです。

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mn

3.0(´ω`)アカデミー賞必ずとるかね?

2019年10月5日
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おにっち弐号

4.5エンターテイメントでよかった。。

2019年10月5日
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かなり重厚な映画です。でもかなりな見応えはあります。
有り得ない映画と思わない方がいい。現状の先にある近未来はこんな風景かもしれません。だから私には現実感があった。だからこそ映画、エンターテイメントてよかったと思っています。
彼がJokerなのか?それともJokerではないか?改めて考えてみたいと思います。
楽しんで見る映画ではありません。考えさせる映画です。だから楽しさを求める人には向きません。でも、是非観ていただきたい映画です。是非!(^^)v

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ごぶさん

5.0間違いない傑作

2019年10月5日
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ジョーカー (2019)R15+

間違いなく傑作。
名優ホアキン・フェニックスが画面にいると釘付けで目が離せない。
一つ一つの仕草が感情移入して見てしまうほど素晴らしい。
人を楽しませる事を生きがいにする心優しいアーサーが徐々に悪に変貌していく様は見事です。
人生に挫折、屈折した経験がある人はアーサーに感情移入してしまうと殺人も応援したくなる気持ちになっていきます。
アメリカでは社会現象になる危険な作品として警察、米陸軍が警戒態勢強化しての公開らしいです。
ともかくこの作品は必見です。
音楽、映像、演技、ストーリー、全てが満点。
ブルース・ウェインが未来のバットマンとなるのは知っておいてから見てください。

バットマンの怪物ジョーカーのような知能犯なのかは気になりますが、映画としては今年のベストと言える傑作です。
早めに覧ください。

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Yoji

4.5現代社会の闇にきわどく切り込んだヴィラン映画

2019年10月5日
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閉塞的な空気に、先の見えない社会不安。国民同士の憎み合いに、貧富の差からくる憎悪。そして孤立して這い上がれない孤独な人々に、それを食い物にする社会悪。政治は福祉を蔑ろにし、それに頼らねばいけない人々は見捨てられたと絶望すらする。
現在のアメリカに限らず、様々な国でこれらの事が渦巻き、そして問題視されている。フィクションではなく、それらは現実として存在し、少なからず日本にもその兆候が表れている。
病気の母の看病に、いつクビになるかもわからないような日雇いの仕事。世間の白い目に耐えながら自身も薬に頼り、誰からも認められなくて存在価値を見いだせない。それだけを聞いて、「そんな奴はフィクションの映画の中にしかいない」だなんて誰が言えるだろうか? そんな人間は世界中にいる。それが現実で、それが社会の歪みなのだ。
今作のジョーカーは、それらの歪みを一身に受け、そして狂気という形で発露する象徴として描かれているように思う。
「ダークナイト」のジョーカーが狂気により社会を混乱に陥れる存在だったのとは、まるきり逆のキャラクター性を持っていると言っていいかもしれない。人物像がはっきりとしない不気味な存在だったジョーカーを、逆にこれでもかと言いたくなるほどに理不尽に、同情するのも嫌になるほどに人間的に描き、最終的に理解不能のヴィランとして再誕させる。この作業のなんと怖ろしい事か。
バットマンの基本ストーリーにも大きく外れていないシナリオ展開にも驚いた。描かれているのはゴッサムなのに、そこは見たことのある現実で、だがキャラクターものとして破綻していない。

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Ko Fu

4.0バットマンの宿敵ジョーカーの生い立ち。 ジョーカーはジョーカーにな...

2019年10月5日
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悲しい

興奮

バットマンの宿敵ジョーカーの生い立ち。
ジョーカーはジョーカーになりたくてジョーカーになったわけじゃない。
社会が世間がそうさせたのだ。

ジョーカーの思いを、分かる!
と思ってしまってもなかなか人に言えないのがこの映画の感想が言いづらいところ。

富裕層は自分たちばっかり、下層の人たちのことは見てくれない。もっと見てほしい。
そんな中富裕層に、制裁を加えるジョーカー。
一瞬にしてヒーローになる。
ヒーローと悪は紙一重。
ゴッサムだけの話ではなく、普通に世の中に溢れている話だよなぁ。

ジョーカー目線から見たウェイン(バットマン)家は悪だし、逆からみたらジョーカーは悪だし。
じゃあバットマンとジョーカーとどっちに感情移入するかって言ったらジョーカーなんだよなぁ。

みると自分の本心がわかって怖くなる映画。

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cenriv

4.0もう一度、ダークナイト見直したい

2019年10月5日
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ジョーカーにスボットを当てると、違うバットマンに成りそうだ。
もともとダークな世界観だし、精神的にもギリギリのジョーカーをフェニックスは息苦しいほどの成りきりだ。
人はたったひとりでも自分を認めて貰えれば幸せでいられるのかも。

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モナチン

4.5圧倒的な演技と製作者の心意気

2019年10月5日
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善と悪、富と貧困、現実と妄想、愛と孤独。
それらを緻密に交錯させ織りなすストーリーは秀逸だが、それ以上にフォアキン・フェニックスの歪な演技と体は見るものを惹きつける。

彼の表現を漏らさず追うカメラ、
緻密に計算された照明と美術、
重厚感のある音楽、
ジョーカーを形作る衣装とメイク。
製作者のこの映画に対する心意気を感じる。

エンターテイメントと監督の作家性のバランスも良く、
時間を感じさせない。

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あつん

5.0滅茶良かった👍

2019年10月5日
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悲しい

怖い

難しい

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パナソニック

4.5本当のバットマンビギンズ

2019年10月4日
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マスゾー

4.5ちょっと主人公に同情

2019年10月4日
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ホアキンの演技が凄まじかったですね
見終わって悪のカリスマ誕生に納得

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髑髏ももこ