劇場公開日 2019年10月4日

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「演技は秀逸」ジョーカー こたつピラリスさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0演技は秀逸

2019年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

俳優の演技は素晴らしかったし、妄想と現実が交錯する複雑な構成で
映画の芸術的な価値がわかる人ならまた違った評価になるのかもしれないが
残酷な場面が多く、自分には向かなかった。

自分がされたくないことを誰かにしてはいけない。
酷いことをされても、仕返しをしてしまったらもう相手を批判できない。
そう思っている人なら、ジョーカーには共感できないと思う。

不幸な過去は自分のせいではなくても、未来の行動を決めるのは自分の意思。
感情にまかせて未来を自ら潰してしまうジョーカーは、自分にとっては
ヒーローではなく反面教師。

だからこの映画にサブタイトルを付けるなら
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」

こたつピラリス