「悲劇か喜劇かは自分次第」ジョーカー Maさんの映画レビュー(感想・評価)
悲劇か喜劇かは自分次第
見方次第でコメディとしても観れる作品。
社会に出て挫折を味わった人間ならアーサーに共感できるポイントが色々とあるはず。
「僕の人生は悲劇だと思っていたが喜劇だ」と言う台詞について、自分も辛かったとき同じことを考えて吹っ切れた記憶があるのでとても共感できた。
正直、ラストの畳み掛けはカルタシスを感じて興奮したし、例の階段のダンスシーンは思わず笑顔になってアーサーの様子を堪能していた。
彼には見守りたくなるような、元気になって良かったと観客に思わせてしまう不思議な魅力がある。
久しぶりに怪作というか良作に出会えた。
公開中にもう一度観に行こうと思う。
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