「ダークナイトの前日譚と思ってはいけない」ジョーカー Tetさんの映画レビュー(感想・評価)
ダークナイトの前日譚と思ってはいけない
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タイトルからして、ダークナイトのジョーカー誕生物語だと思って鑑賞した方々は違和感あったみたいですね。
ダークナイトやティムバートン版(原作は知りません)のキャラ設定とはイメージ違います。
バットマンことブルースウエインの父親も酷い描かれ様ですよ。もっと人格者だったんでは?
でもイイんではないかと。
スターウォーズみたいなシリーズものじゃないんだから。
映画単体としては、不幸な境遇な男がカリスマ犯罪者になるまでを丁寧に重厚に描いていて(精神病ってのは賛否ありそうですけど)、かなり疲れます。
むしろアメコミの一悪役(ヴィランっていうの?)の誕生譚って設定が無ければ、全く救いの無い話だったんじゃないかな〜って。
貧富の格差が進んだ荒んだ街に、悪のカリスマ誕生!
バットマン、犯罪者を捕まえる前に、正すべきは社会の根本なんじゃないのって感想でした。
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